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【金相場】週明け8日のNY金相場は、このところの連騰に対する利益確定売りに押され12営業日ぶり反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1320.40ドル(1.90ドル)と、小幅ながら値を落として取引きを終了。金相場は前週末5日、中心限月の終値としては昨年9月15日(1325.20ドル)以来約3カ月半ぶりの高値を付けて11営業日続伸するなど価格水準を切り上げていた事から、この日は利益確定の売りが台頭し序盤より小安く推移した。また、外国為替市場ではドル安・ユーロ高に歯止めが掛かり、ドル建て商品の割安感が薄れたことも売り材料となった。ただ、年明け以降も世界的な株高基調が続く一方、北朝鮮やイラン情勢をめぐる地政学的リスクを睨んで安全資産とされる金商品への需要も根強く、下げ幅は限定的だった。
連休明けの国内金相場は、小幅に値を伸ばし上伸。買取ベースでは1gあたり5,127円(+3円)と、連日で直近高値を上抜き、前営業日同様に2015年2月5日相場以来およそ2年11ヵ月ぶりの高値を更新しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
01/09 5127円 (+3円)
01/05 5124円 (+130円)
12/27 4994円 (+30円)
12/26 4964円 (+3円)
12/25 4961円 (+21円)
12/22 4940円 (+2円)
12/21 4938円 (+27円)
12/20 4911円 (+19円)
12/19 4892円 (+14円)
12/18 4878円 (+20円)
直近10日間の金相場平均価格:4,973円/g
【パラジウム相場】週明け8日のNYパラジウム相場は、前週末の下げに対する買い戻しや、堅調地合いとなった株価につられ反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1095.90ドル(+13.70ドル)と、4日に付けた直近高値を抜いて、一代高値(2001年2月相場以来およそ16年11ヵ月ぶり)を更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売りが出た前週末相場の反動から、序盤より買い戻しが先行し小高く推移した。また、株価の底堅い値動きなどを背景に押し目を買われたほか、引き続き供給逼迫による需給バランスの観点からも買い支えられ、この日も上値追いの展開となった。
連休明けの国内パラジウムは、買い戻された週明けのNY相場高を映して3日上伸。買取では1gあたり4,234円(+17円)と、連日で一代高値を更新し、2001年2月6日相場以来およそ16年11ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/05 4234円 (+17円)
12/27 4055円 (+54円)
12/26 4001円 (-27円)
12/25 4028円 (+21円)
12/22 4007円 (+33円)
12/21 3974円 (+27円)
12/20 3947円 (+16円)
12/19 3931円 (-27円)
12/18 3958円 (-11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,035円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1320.10ドル、パラジウムは1099.15ドル、為替は1$112円64銭前後の値動きで推移しております。