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【金相場】週明け20日のニューヨーク金相場は反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1244.70ドル(+5.70ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日は新規材料も乏しく全体的に薄商いの展開となった中、外為市場でドルが軟調に推移した事や、引き続きリスク回避の動きから金は安全資産として買われた事でプラス圏に浮上。また、ヒンズー教の祭典(ディワリ)が今月末より開催される事で、インドからの現物需要の拡大期待も相場の支援材料となり、前2営業日の下げ幅(-5.80ドル)をほぼ値戻してこの日の取引きを終えた。
国内金相場はプラスに転じた海外相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり4,576円(+27円)と3営業日続伸し、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値を付け、月初来の高値圏まで上昇しました。
《直近10営業日の金相場価格推移(買取ベース)》
10/21 4576円 (+27円)※最高値
10/20 4549円 (+19円)
10/17 4530円 (+13円)
10/16 4517円 (-23円)
10/15 4540円 (-11円)
10/14 4551円 (+11円)
10/10 4540円 (-1円)
10/09 4541円 (+34円)
10/08 4507円 (-17円)※最安値
10/07 4524円 (+46円)
※10営業日の金平均価格:4,538円/g
【パラジウム相場】週明け20日のニューヨークパラジウム相場は2営業日続伸。中心限月の12月物は1トロイオンス762.30ドルと、前週末比+5.60ドルで取引きを終了。この日の貴金属市場は総じて堅調に推移し、パラジウムは外為市場でドルが軟調に推移した事や、金・プラチナの上昇を眺めて時間外取引から買いが先行。途中、利益確定売りが出た事から下げに転じるも、最近の安値反動やドル安が進んだ事を背景に再び買いが優勢となり、結局この日もプラス圏で取引きを終えた。一方で、中国の第3四半期(7-9月)GDPや、9月の主要経済指標の発表を前に様子見ムードから全体的に商いは薄かった。パラジウム中心限月12月限の値動きは最高値764.70ドル、最安値753.70ドル、終値762.30ドル。
国内パラジウム相場は海外相場は続伸したものの、為替との兼ね合いから前日比変わらずとなり買取では1gあたり2,770円(±0円)と横ばいとなりました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース)》
10/21 2770円 (0円)
10/20 2770円 (+43円)
10/17 2727円 (-49円)※最安値
10/16 2776円 (-113円)
10/15 2889円 (+5円)
10/14 2884円 (-37円)
10/10 2921円 (-44円)
10/09 2965円 (+54円)※最高値
10/08 2911円 (+33円)
10/07 2878円 (+97円)
※10営業日のパラジウム平均価格:2,849円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:20現在の金は1トロイオンス1246.85ドル、パラジウムは764.70ドル、為替は1ドル106円63銭前後の値動きで推移しております。