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【金相場】連休明け16日のNY金相場は、ドル安継続を意識した買いが入り堅調地合いが継続。中心限月の2月限は1トロイオンス1337.10ドル(+2.20ドル)と、4営業日続伸し、中心終値では2017年9月8日相場以来およそ4ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。キング牧師生誕日に伴う休場が明けたこの日は、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが優勢となった事から、金商品に買いが入り相場は一時1345.00ドルまで上昇するなど堅調に推移した。その後、ドル安が一服すると金相場は上値を重くしたほか、このところの上昇に伴う利益確定売りも出やすかった事で、次第に上げ幅を縮小するも、この日は仮想通貨ビットコインの価格が急落しており、安全資産とされる金に買い戻しも入って底堅く推移した。
国内の金相場は、連休明けのNY市場では小幅高に振れるも、為替が円高に傾斜した事からマイナス圏へ沈下。買取ベースでは1gあたり5,092円(-17円)と、4営業日ぶりに値を下げ反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
01/17 5092円 (-17円)
01/16 5109円 (+9円)
01/15 5100円 (+35円)
01/12 5065円 (+8円)
01/11 5057円 (-21円)
01/10 5078円 (-49円)
01/09 5127円 (+3円)
01/05 5124円 (+130円)
12/27 4994円 (+30円)
12/26 4964円 (+3円)
直近10日間の金相場平均価格:5,071円/g
【パラジウム相場】連休明け16日のNYパラジウム相場は、ドル安進行に伴う買いが入った後、利益確定売りに押され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス1088.15ドル(-17.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、史上最高値水準まで値を伸ばした前週末相場の堅調な流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。また、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行した事に伴う割安感が意識され、相場は一時1133.00ドルと一代高値を記録した。ただ、その後はドルが買い戻されたほか、このところの急騰に対する利益確定売りが出た事で買いが一服。相場は売りが優勢となりマイナス圏に反転した。
国内のパラジウムは、利益確定売りに押されたNY相場安や、為替動向から値を落とし反落。買取では1gあたり4,147円(-114円)と、前日までの上値追いが一服し、3営業日ぶりに値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/17 4147円 (-114円)
01/16 4261円 (+17円)
01/15 4244円 (+135円)
01/12 4109円 (-22円)
01/11 4131円 (-86円)
01/10 4217円 (-17円)
01/09 4234円 (+17円)
01/05 4217円 (+162円)
12/27 4055円 (+54円)
12/26 4001円 (-27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,162円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:50現在の金相場は1トロイオンス1339.25ドル、パラジウムは1100.40ドル、為替は1$110円66銭前後の値動きで推移しております。