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2021年09月21日NY市場の値動きを映し、連休明けの国内貴金属は金を除いて軟調な展開に。

【金相場】週明け20日のNY金相場は、中国不動産大手の経営危機を背景に投資家のリスク回避が進む中、安全資産として買われ4営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1763.80ドル(+12.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。中国不動産開発大手の中国恒大集団が巨額債務を抱え、経営危機に陥っているとの報道をきっかけに世界的に株安が進むなど投資家のリスク回避姿勢が台頭し、安全資産としての金に買いが集まった。また、米国の長期金利の低下も支援材料となりプラス圏に浮上した。一方で、21-22両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な商いが手控えられた面もあった。

連休明けの国内金相場は、リスクオフの流れから買い戻された週明けのNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり6,787円(+23円)と、プラス圏に反転しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/21  6,787円 (+23円)

09/16  6,894円 (-54円)

09/15  6,948円 (+19円)

09/14  6,929円 (+30円)

09/13  6,899円 (-27円)

09/10  6,926円 (-4円)

09/09  6,930円 (-25円)

09/08  6,955円 (-72円)

09/07  7,027円 (-6円)

09/06  7,033円 (+43円)

10日間の金相場平均価格:6,906円/g



【パラジウム相場】週明け20日のNYパラジウム相場は、世界的な株安など投資家のリスク回避姿勢が強まる中、売りが優勢となり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1865.20ドル(-118.60ドル)と、売り優勢で取引きを終了。巨額債務を抱え経営危機に陥った中国の不動産開発大手、中国恒大集団の先行き不安を背景に世界的に株安が進行し、リスク回避ムードが台頭。株式と並んで景気に敏感なパラジウムも連れて軟調地合いとなった。また、外国為替市場で朝方にドル高・ユーロ安が進行したことも下押し材料となったほか、製造業の収益を圧迫しうる供給制約が解消されていない事も意識され、マイナス圏で取引きを終えた。

連休明けの国内パラジウム相場は、軟調な展開となったNY市場の値動きを映し3営業日ぶりに反落。買取では1gあたり7,321円(-500円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/21  7,321円 (-500円)

09/15  7,667円 (-391円)

09/14  8,058円 (-220円)

09/13  8,278円 (-176円)

09/10  8,454円 (-253円)

09/09  8,707円 (-478円)

09/08  9,185円 (-110円)

09/07  9,295円 (-72円)

09/06  9,367円 (+61円)

09/03  9,306円 (-106円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,256円/g


11:00現在の金相場は1トロイオンス1773.40ドル、パラジウムは1894.55ドル、為替は1$109円56銭前後の値動きで推移しております。

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