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【金相場】4日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高の流れが買い要因となり堅調地合いが継続。中心限月の2月限は1トロイオンス1321.60ドル(+3.10ドル)と、10営業日続伸し中心終値では2017年9月15日相場以来およそ3ヵ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日の金相場は、前日までの連騰に対する反動売りや、発表された米国の12月ADP雇用統計(民間雇用者数)が予想を大きく上回る増加となったことを受けて、序盤は売りが先行し小安く推移した。しかしその後は、NYダウが初の2万5千ドル台を突破して上昇するなか、押し目買いが入ったほか、ドル安再開による割安感が維持されたことで、金は徐々に買い戻される展開となり、この日もプラス圏で取引きを終えた。
連休明けの国内金相場は、一段高となったNY相場を映して上げ幅を拡大。買取では1gあたり5,124円(+130円)と、5,100円台に浮上し2015年2月5日相場以来およそ2年11ヵ月ぶりの高値を付けるなど、価格水準を切り上げる展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
01/05 5124円 (+130円)
12/27 4994円 (+30円)
12/26 4964円 (+3円)
12/25 4961円 (+21円)
12/22 4940円 (+2円)
12/21 4938円 (+27円)
12/20 4911円 (+19円)
12/19 4892円 (+14円)
12/18 4878円 (+20円)
12/15 4858円 (-19円)
直近10日間の金相場平均価格:4,946円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、需給バランスの観点、米国株の高値更新で買いの勢いがつき大幅反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1094.75ドル(+11.40ドル)と、過去最高値水準まで値を伸ばし、一代高値を更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前日相場の反動買いから序盤より堅調に推移した。また、ガソリン車の触媒需要の高まりで引き続き供給逼迫が意識された事に加え、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事で割安感が生じたほか、NYダウが初の2万5千ドル台を突破するなど株式市場が堅調となった事も買い材料となり上げ幅を拡大。相場は一時節目の1100ドルを超えて1101.70ドルを付けるなど、市場最高値水準が意識される展開となった。
連休明けの国内パラジウムは、史上最高値圏に近づくなど水準を切り上げたNY相場高を映して急騰。買取では1gあたり4,217円(+162円)と、4,200円台を突破し、2001年2月6日相場以来およそ16年11ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/05 4217円 (+162円)
12/27 4055円 (+54円)
12/26 4001円 (-27円)
12/25 4028円 (+21円)
12/22 4007円 (+33円)
12/21 3974円 (+27円)
12/20 3947円 (+16円)
12/19 3931円 (-27円)
12/18 3958円 (-11円)
12/15 3969円 (+38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,009円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:50現在の金相場は1トロイオンス1334.25ドル、パラジウムは1094.05ドル、為替は1$112円85銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格43,000円(+850円)、その他の12%金パラの買取り価格は42,800円(+850円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1,337円(+28円)と、連休明けの国内貴金属が軒並み値を伸ばし急騰した事から、金パラも上げ幅を拡大し、キャストウェルでは43,000円台に乗せるなど一段高へ。昨年末から継続して過去最高値を更新するなど価格水準を切り上げる展開となりました。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,124円(+130円)、パラジウム4,217円(+162円)、銀66.21円(+2.16円)、プラチナ3,7.6円(+132円)と、価格水準を切り上げて推移しているNY相場高を映して、連休明けの国内貴金属も総じて値を上げ直近高値を更新。金はNY相場がおよそ3ヵ月半ぶりの高値となった事から、円建ての金相場も上げ幅を拡大し5,100円台に浮上。2015年2月5日相場以来およそ2年11ヵ月ぶりの高値を付けるなど一段高となったほか、銀も上伸し2017年11月14日ぶりの高値に回復。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ大きく値を伸ばし、パラジウムは昨年末に続いて一代高値を更新。4,200円台を突破し2001年2月6日相場以来およそ16年11ヵ月ぶりの高値となりました。プラチナは2017年9月19日ぶりの高値。
【1月4日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1321.60ドル(+3.10ドル)
銀:1726.90セント(+0.20セント)
パラジウム:1094.75ドル(+11.40ドル)
プラチナ:970.20ドル(+7.90ドル)
【1月3日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1318.50ドル(+2.40ドル)
銀:1726.70セント(+6.10セント)
パラジウム:1083.35ドル(-4.00ドル)
プラチナ:962.30ドル(+14.50ドル)
【1月2日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1316.10ドル(+6.80ドル)
銀:1720.60セント(+6.10セント)
パラジウム:1087.35ドル(+26.35ドル)
プラチナ:947.80ドル(+9.50ドル)
【12月29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1309.30ドル(+12.10ドル)
銀:1714.50セント(+22.20セント)
パラジウム:1061.00ドル(-2.45ドル)
プラチナ:938.30ドル(+6.80ドル)
本日は冬季休業の為、通常業務は行なっておりません。休業中に頂きました各お問い合わせは、連休明け1月5日(金)に順次ご対応させて頂きます。
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