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本日金は反発し値を上げたものの、銀・パラジウムが軟調に推移し2日値を下げた事で、歯科用金パラも続落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は33,300円/個、その他の12%金パラの買取り価格は32,900円/個(共に前日比-150円)。
先週末発表された米の7月雇用統計が市場予想を下回る内容だった事や、失業率も若干悪化した事を受け、金は買いが優勢となり反発。一方、ポルトガルの大手銀行の業績悪化や、アルゼンチンのデフォルト問題から、欧米をはじめ世界的に株価が下落。金を除く貴金属市場にも波及し銀・パラジウム地金が共に2日値を下げた事を受け、金パラも続落し先月25日相場以来およそ1週間ぶりの価格水準まで値戻しました。
過去最高値をつけた先月末31日から、値を下げた2日間の下げ幅は金パラ1個あたり-400円(-1.1%)。直近10日間の値動きはキャストウェルで最高値:33,700円(7/31)、最安値:33,150円(7/25・8/4)、平均では33,385円となっております。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
先週末1日のNYパラジウム相場は続落。中心の9限月は1トロイオンス864.55ドル(-9.15ドル)と、2日値を落とし中心終値では7月3日相場以来およそ1ヶ月ぶりの安値で取引きを終了。ポルトガルの大手銀行の業績悪化や、アルゼンチンのデフォルト問題から、欧米をはじめ世界的に株価が下落。金を除く貴金属市場にも波及し、パラジウムも売りが優勢となった。この日発表された米の7月雇用統計や、失業率は冴えない内容。その後、ISM製造業景況指数が発表され市場予想を上回る内容となった事で、一時的に買われる場面もあったが、週末を前に持ち高を調整する動きや、株価下落が市場心理の重しとなり結局マイナス圏で引けた。
先週末(8月1日)のNYパラジウム相場は、前週末(7月25日)終値比 1トロイオンス-15.25ドル(-1.7%)とマイナス。週間平均では875.49ドルと、前週平均(875.41ドル)に対し、ほぼ横ばいとなりました。
【NYパラジウム相場 先週の値動き(7月28日~8月1日)】
7/28 880.75ドル (+0.95ドル)
7/29 878.30ドル (-2.45ドル)
7/30 880.15ドル (+1.85ドル)
7/31 873.70ドル (-6.45ドル)
8/1 864.55ドル (-9.15ドル)
※前週末比:1トロイオンス-15.25ドル(-1.7%)
国内のパラジウム相場は海外相場が軟調に推移した事や、為替が円高・ドル安に振れた事で続落。買取では3,035円(-32円)と2営業日値を落とし、先月25日相場と並びおよそ1週間ぶりの安値圏となりました。
10:40現在のパラジウムはは1トロイオンス864.35ドル前後の値動きで推移しております。
本日の地金は買取ベースで金4,561円(+25円)、パラジウム3,035円(-32円)、銀71.39円(-0.33円)、プラチナ5,157円(-3円)と、金は反発し上伸。その他の銀・パラジウム・プラチナは軟調に推移し2日続落となりました。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格33,300円(-150円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は32,900円(-150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,029円(-5円)と、本日国内の金以外の地金が値を下げた事で、歯科用金パラも2日続落となりました。
18:00現在の金相場は1トロイオンス1284.80ドル、パラジウムは873.75ドル、為替は1$102円94銭前後の値動きで推移しております。
今夜は米の7月雇用統計の発表が控えており、内容によっては地金・為替相場が乱高下する場合が御座います。週明けの相場動向にご注視下さい。
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