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本日の地金は買取ベースで金5,026円(-4円)、パラジウム3,116円(-38円)、銀67.72円(-0.11円)、プラチナ4,666円(-53円)と、国内貴金属は先週末の海外相場安を映して総じて軟調に推移。金は前営業日の上げ幅を値戻し小反落し、銀もマイナス圏へ。また本日はパラジウムも反落した一方で、プラチナは3営業日続落し引き続き軟調地合いとなりました。
【12日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1179.20ドル(-1.20ドル)
銀:1582.50セント(-13.50セント)
パラジウム:738.15ドル(-4.70ドル)
プラチナ:1096.80ドル(-8.40ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1179.95ドル、パラジウムは742.60ドル、為替は1$123円79銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日の為、休業となります。週明けの相場動向にご注視下さい。
本日国内の地金が円安要因から上昇した事を受け、12%金パラも4営業日ぶりにプラスに転じて反発。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は35,200円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,800円/個(共に前日比+100円)。
今週5営業日の金パラの値動きは、週初めの8日は円安が進行した事を背景に国内貴金属が総じて上昇。12%金パラも前営業日まで3日連続安と軟調に推移していた弱地合いから持ち直し、7営業日ぶりにプラス圏に反転。しかし、翌9日から昨日11日までは金・パラジウムが共に軟調に推移し、中でもパラジウムが調整安となった事を受け金パラも価格水準を切り下げ、昨日は先月8日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値水準まで軟化しました。本日はNY市場ではそれぞれ下振れたものの、国内では為替が円安に振れた事から、地金が堅調に推移。12%金パラもプラスに転じ小幅ながら3営業日ぶりに反発しました。
5営業日の高値は35,650円(8日:キャストウェルベース)、安値は35,100円(11日相場)、平均価格は35,310円/個となっており、前週5日間の平均35,820円/個に対し1個あたり-510円(‐1.4%)と、2週連続マイナスで越週。(2週の下げ幅は1個あたり-630円と、率では‐1.7%)貴金属の高騰が一服した事から、金パラも最近の高値圏から後退し、現在は5月中旬あたりの価格水準で推移しております。5日間の値動きは以下の通り。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
06/12 35200円 (+100円)
06/11 35100円 (-150円) ※最安値
06/10 35250円 (-100円)
06/09 35350円 (-300円)
06/08 35650円 (+150円) ※最高値
5営業日の金パラ平均相場:35,310円/個
※前週平均比-510円/個(-1.4%)
昨年末12月~2015年4月までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31日相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.2%)
(4月)
最高値:35,350円(4/13相場)
最安値:34,250円(4/1日相場)
平均価格:34,905円 ※前月比:1個-181円(-0.5%)
(5月)
最高値:36,050円(5/29相場)
最安値:34,900円(5/1日相場)
平均価格:35,511円 ※前月比:1個+606円(+1.7%)
(6月現在:10営業日)
最高値:36,050円(6/1・2日相場)
最安値:35,100円(6/11日相場)
本日までの平均価格:35,565円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】11日のNY金相場は、良好な内容となった米の経済指標を受けたドル高に相場を圧迫され反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1180.40ドル(-6.20ドル)と、4営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、前日までの上昇した利益を確定する売りが出た事で、序盤より売りが先行。また、発表された米の5月小売売上高が、事前予想をやや上回り良好な内容となった事から、外為市場では発表直後にドル・ユーロ相場が一時上下に振れ、これにつれて金相場も下はこの日の安値1174.80ドルまで売られた一方、直後に1184ドル超まで戻すなど乱高下する場面があった。しかし、売り優勢の地合いに変わりはなく、売り買いが交錯した後は1180ドル近辺の小動きで推移。株式相場の上昇や、原油安を眺めた売りに押された事もあって、この日は4営業日ぶりにマイナス圏に転じて取引きを終えた。
国内の金相場は海外相場では軟調に推移したものの、為替が円安に振れた事を映して小反発。買取ベースでは1gあたり5,030円(+5円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げプラスに転じました。
《今週5営業日の金相場価格推移(買取)》
06/12 5030円 (+5円)
06/11 5025円 (-21円) ※最安値
06/10 5046円 (+7円)
06/09 5039円 (-22円)
06/08 5061円 (+17円) ※最高値
今週5日間の金相場平均価格:5040.2円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、ほぼ横ばいながら小幅に値を下げ反落。中心限月の9月限は1トロイオンス742.85ドルと、前日比0.65ドル安で取引きを終了。この日のパラジウム相場は全体的に薄商いとなった中、序盤は中国の鉱工業生産が前月比・市場予想をやや上回った事を好感され小高く推移した。その後、発表された米の経済指標(5月小売売上高)が、良好な内容となった事を受けて外為市場ではドルがユーロに対して上昇。統計発表直後は、一時ドル・ユーロ相場が上下に振れた事から、ドル安の場面では割安感から買われたものの、その後ドルが戻す場面では売りに転じ相場は軟調に推移した。ただ、米の自動車販売台数の増加観測や、株式相場の上昇が支援材料となり大きな下げには繋がらず、終値はほぼ横ばい圏の小幅安となった。
国内のパラジウムは為替が円安に振れた事から反発。買取ベースでは1gあたり3,154円(+22円)と、4営業日ぶりにプラスに転じ最近の弱地合いから持ち直しました。
《今週5営業日のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/12 3154円 (+22円)
06/11 3132円 (-27円) ※最安値
06/10 3159円 (-27円)
06/09 3186円 (-49円)
06/08 3235円 (+22円) ※最高値
今週5日間のパラジウム相場平均価格:3173.2円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:00現在の金相場は1トロイオンス1183.60ドル、パラジウムは745.45ドル、為替は1$123円47銭前後の値動きで推移しております。
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