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本日の地金は買取ベースで金4,974円(-32円)、パラジウム3,105円(-49円)、銀67.72円(-1.73円)、プラチナ4,817円(-32円)と、前日の海外相場安を映して国内貴金属は軟調に推移。金は前日付けたおよそ1ヵ月ぶりの高値から後退し4営業日ぶりに値を下げ、銀も軟調に推移。白金族もそれぞれ弱く、パラジウムは7営業日ぶりに値を下げ、過熱感が一服。最近の高値反動からマイナスに転じ、プラチナも反落となりました。
【8日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1203.10ドル(-7.50ドル)
銀:1645.40セント(-38.60セント)
パラジウム:755.70ドル(-13.30ドル)
プラチナ:1166.30ドル(-7.60ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1210.45ドル、パラジウムは768.35ドル、為替は1$119円86銭前後の値動きで推移しております。
本日地金が揃って値を上げた中、金・パラジウムがそれぞれ上値追いとなった事を映して、12%金パラも3日連続高と堅調に推移。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は35,250円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,850円/個(共に前日比+150円)と、先月11日相場と同額まで値戻し、およそ1ヵ月ぶりの高値へ上伸するなど価格水準を切り上げました。
前日の海外相場では利益確定売りや、ドル高要因による割高感から相場を圧迫され、パラジウムを除いて軟調に推移。一方、国内では為替がドル高・円安に振れた事を映して総じてプラス圏で推移し、中でもパラジウムが6営業日続伸するなど上伸した事から、金パラもおよそ1ヵ月ぶり(3月11日相場来)の高値圏まで価格水準を切り上げました。4月に入り堅調に推移している金パラは、横ばいとなった2日間(1日・3日相場)を除き、全日プラス圏で推移。月初来の上げ幅では、1個あたり+1,000円と、率では+2.8%となっております。
【4月初来の金パラ相場価格推移】※キャストウェルベース
04/08 35250円 (+150円) ※高値
04/07 35100円 (+150円)
04/06 34950円 (+300円)
04/03 34650円 (±0円)
04/02 34650円 (+400円)
04/01 34250円 (±0円) ※安値
4月現在の金パラ平均価格(キャストウェル):34808円
また、昨年末12月~2015年4月現在までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.3%)
(4月現在:6営業日)
最高値:35,250円(4/8相場)
最安値:34,250円(4/1相場)
4月現在の平均価格:34,808円
年初来高値:35,850円(3/3相場)
年初来安値:34,250円(4/1相場)
年初来平均:35,047円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】7日のNY金相場は利益確定売りが出た事や、ドル高を背景に売りが優勢となり反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1210.60ドル(-8.00ドル)と、3営業日ぶりにマイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、前日相場がおよそ7週間ぶりの高値まで上昇していた反動から、利益確定売りが先行し序盤より軟調に推移。また、外為市場ではドル売りが反転し、再び買い進められた事から、ドル建ての金は割高感からも相場を圧迫された。ただ売り一巡後は、原油相場が大きく上昇した事や、米の利上げ時期を巡る不確かさに相場を支えられ、下げ渋る展開となった。中心6月限の金相場の値動きは、高値1215.90ドル、安値1207.50ドル、終値1210.60ドル。
国内の金相場は前日の海外相場ではマイナスに転じたものの、為替が円安に振れた事を映して3営業日続伸。買取ベースでは1gあたり5,006円(+9円)と、先月2日相場以来およそ1か月ぶりの高値を付け、買取では同日ぶりに5,000円台へ回復しました。
《直近10営業日の金相場価格推移(買取)》
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (+17円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円) ※最安値
03/31 4904円 (-9円)
03/30 4913円 (-24円)
03/27 4937円 (+25円)
03/26 4912円 (+1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,947円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は小幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス769.00ドル(+0.20ドル)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を伸ばし、前日同様に先月26日相場以来の高値で取引きを終了。この日は利益確定売りや、ドル高の強まりを受けた割高感に相場を圧迫され、パラジウムを除いた他貴金属は売りが優勢となった。パラジウムは、欧州経済の景気回復観測や、急反発した前日相場の流れを引き継ぎ序盤より小高く推移。途中、外為市場でドルが主要通貨に対して上昇した事や、他貴金属が軟調に推移しているのを眺めて売りが優勢となる場面もあったが、米欧の株式相場が上昇した事を好感されたほか、原油相場の上伸を受けた買いに相場を支えられ、プラス圏を維持してこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は小高く推移した海外相場や、円安要因から続伸。買取では1gあたり3,154円(+27円)と、直近では最長の6日連続高。月初来高値上抜いて、先月24日相場以来およそ2週間ぶりの高値へ価格水準を切り上げました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/08 3154円 (+27円) ※最高値
04/07 3127円 (+33円)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円)
03/31 3002円 (-6円) ※最安値
03/30 3008円 (-119円)
03/27 3127円 (+6円)
03/26 3121円 (-6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,075円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1210.10ドル、パラジウムは768.45ドル、為替は1$120円18銭前後の値動きで推移しております。
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