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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2015年04月10日歯科用12%金パラ-今週5営業日の値動き

本日地金の金・銀は値を下げたものの、パラジウムが海外相場高を映して反発した事から、12%金パラもプラスに転じて上昇。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は35,050円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,650円/個(共に前日比+100円)。

今週5営業日の金パラの値動きは、昨日9日を除いて全日プラス圏で推移するなど堅調に推移。週初めの6日は弱かった米の3月雇用統計を背景に外為市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての貴金属は割安感から大きく上昇したほか、米の利上げ時期の後ずれが意識された事も支援材料となり上げ幅を拡大した。地金の上昇を受けて12%金パラも大きく値を伸ばし、先月13日相場以来およそ3週間ぶりの高値まで回復し、パラジウムが8日相場までに直近では最長の6営業日続伸した事から、金パラも堅調に推移。8日には先月11日相場(キャストウェル:35,250円)と同額まで値戻し、連日で月初来高値を上抜きました。昨日は最近の上昇による調整売りから海外相場が値を下げた事を映して国内相場も軟調に推移し、12%金パラも反落。本日は引き続き金・銀相場は弱地合いとなったものの、パラジウムが反発した事で、金パラもプラスに転じました。

5営業日の高値は35,250円(8日相場:キャストウェルベース)、安値は34,950円(6日・9日相場)、平均価格は35,060円/個となっており、前週5日間の平均比(3月27日~4月3日:34,420円/個)に対し1個あたり+640円と、率では+1.8%。また、年初来より最安値水準で週間推移した先週相場から持ち直し、プラスで越週となりました。

《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》

04/10   35050円 (+100円)

04/09   34950円 (-300円) ※最安値(6日相場同額)

04/08   35250円 (+150円) ※最高値

04/07   35100円 (+150円)

04/06   34950円 (+300円)

5営業日の金パラ平均相場:35060円/個
※前週平均比+640円/個(+1.8%)




また、昨年末12月~2015年4月までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース

(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)


(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)


(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)


(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31日相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.2%)


(4月現在)
最高値:35,850円(4/8相場)
最安値:34,250円(4/1日相場)
本日までの平均価格:34,856円 ※前月比:1個-230円(-0.6%)



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。

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2015年04月10日プラスに転じた海外相場を映して、国内パラジウムは反発↑

9日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の6月限は1トロイオンス762.40ドル(+6.70ドル)と、他貴金属が軟調に推移した中、プラスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日引け後に発表された3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けたドル高に相場を圧迫され、時間外取引きから軟調に推移。その後、通常取引き開始後はドイツ経済の景気回復期待や、原油相場の上昇を受けて徐々に買いが優勢となりプラス圏に浮上。また、外為市場では引き続きドル買いの様相となったものの、米欧の株式相場が上昇した事や、中国の需要増加観測が支えとなり、そのままプラス圏を維持して取引きを終えた。

《直近10日間のNYパラジウム相場推移(中心限月終値 $/toz)》

04/09   762.4 (+6.7)

04/08   755.7 (-13.3)

04/07   769.0 (+0.2)

04/06   768.8 (+22.5)

04/02   746.3 (-2.55)

04/01   748.85 (+13.55)

03/31   735.3 (+6.3)

03/30   729.0 (-12.0) ※最安値

03/27   741.0 (-32.35)

03/26   773.35 (+7.95) ※最高値

3月NYパラジウム相場平均価格:753.0ドル/toz



国内のパラジウムは海外相場がプラスに転じた事を映して反発。買取では1gあたり3,137円(+32円)と、大きく値戻して再び直近高値圏へ上昇しました。

《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取)》

04/10   3137円 (+32円)

04/09   3105円 (-49円)

04/08   3154円 (+27円) ※最高値

04/07   3127円 (+33円)

04/06   3094円 (+38円)

04/03   3056円 (+5円)

04/02   3051円 (+43円)

04/01   3008円 (+6円)

03/31   3002円 (-6円) ※最安値

03/30   3008円 (-119円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,074円/g



10:50現在のパラジウム相場は1トロイオンス763.10ドル前後の値動きで推移しております。

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2015年04月10日軟調地合いとなった海外相場を映して、国内金相場は2日続落↓

9日のNY金相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1193.60ドル(-9.50ドル)と、FOMCの3月議事要旨内容を受けたドル高に相場を圧迫され、3営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、前日8日の取引き後に発表された、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が、市場の想定よりもタカ派寄りな内容となった事から、外為市場ではドル高・ユーロ安が進行。時間外取引きから金は売りが優勢となり、1200ドルを挟んで推移するなど軟調に推移した。途中、原油相場が急伸した事を受けて、金も買い戻される場面もあったが、米の株式相場が上昇したほか、ドル高の進行に相場を圧迫され、3日連続安と中心終値では1週間半ぶりに1200ドルを割り込んでこの日の取引きを終えた。米国の利上げ時期に対する見方は分かれているものの、依然として年内の実施が濃厚と見られており、発表される経済指標や、ドルの値動きに振られやすい地合いとなっている。

《直近10営業日のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》

04/09   1193.6 (-9.5)

04/08   1203.1 (-7.5)

04/07   1210.6 (-8.0)

04/06   1218.6 (+17.7) ※最高値

04/02   1200.9 (-7.3)

04/01   1208.2 (+25.0)

03/31   1183.2 (-2.1) ※最安値

03/30   1185.3 (-14.5)

03/27   1199.8 (-5.0)

03/26   1204.8 (+7.8)

10日間のNY金相場平均価格:1201.0ドル/toz




国内の金相場は引き続き弱地合いとなった海外相場を映して続落。買取ベースでは1gあたり4,963円(-11円)と、2営業日続落となりました。

《直近10営業日の金相場価格推移(買取)》

04/10   4973円 (-11円)

04/09   4974円 (-32円)

04/08   5006円 (+9円) ※最高値

04/07   4997円 (+7円)

04/06   4990円 (+34円)

04/03   4869円 (-2円)

04/02   4958円 (+63円)

04/01   4895円 (-9円) ※最安値

03/31   4904円 (-9円)

03/30   4913円 (-24円)

直近10日間の金相場平均価格:4,956円/g



10:50現在の金相場は1トロイオンス1195.40ドル、為替は1$120円56銭前後の値動きで推移しております。

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2015年04月10日本日の金パラ価格相場

GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,050円(+100円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,650円(+100円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,090円(+4円)と、本日地金の金・銀は値を下げたものの、パラジウムがプラスに転じた事から、歯科用12%金パラも値を上げ反発しました。

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2015年04月10日地金流通協会発表-金・パラジウム・銀・プラチナ価格

本日の地金は買取ベースで金4,963円(-11円)、パラジウム3,137円(+32円)、銀66.86円(-0.86円)、プラチナ4,819円(+2円)と、国内の貴金属は金・銀が軟調に推移し、パラジウムプラチナが反発。金は海外相場が引き続き弱地合いとなった事を映して続落し、銀もマイナス圏で推移。一方、白金族はプラス圏に振れ、パラジウムは大きく反発。プラチナもほぼ横ばいながら小幅高となりました。

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