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【金相場】週明け24日のNY金相場は、中国株の暴落による世界同時株安で安全への逃避買いが入る一方、損失補填や商品全面安の流れが相場を圧迫するなど売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス1153.60ドル(-6.00ドル)と、前日の上げ幅を消化し、4営業日ぶりに反落して取引きを終了。中国経済の混乱から世界的な景気先行き不安が広がる中、この日も世界的に株安が連鎖し、米株市場ではダウ工業株30種平均が一時1050ドル超の急落。これを受けて、序盤の金相場は安全資産としての買いが急速に高まったほか、ドルが主要通貨に対して下落したことによる割安感からも買いを集め、一時1170ドル圏内まで上伸した。しかしその後は、大幅安となった米の株式相場が下げ幅を縮小したほか、ドルの対ユーロ下落が一服。加えて、損失を穴埋めするための換金売りが出た事から、金は徐々に上げ幅を縮小。また、中国経済への警戒感から、商品相場が軒並み下落した事が相場の重しとなったほか、最近の急伸を受けた利益確定売りに押され相場は売りが優勢に反転。結局この日は前日の上げ幅を消化し、4営業日ぶりにマイナス圏に沈んで取引きを終えた。
国内の金相場は週明けのNY市場が売りに転じたほか、円高が進行した事が重なり大幅続落。買取ベースでは1gあたり4,727円(-127円)と、10日相場以来およそ2週間ぶりの安値に値戻しました。
《本日までの8月の金相場価格推移(買取)》
08/25 4727円 (-127円)
08/24 4854円 (-46円)
08/21 4900円 (+62円) ※最高値
08/20 4838円 (+54円)
08/19 4784円 (-10円)
08/18 4794円 (+11円)
08/17 4783円 (+5円)
08/12 4778円 (+42円)
08/11 4736円 (+72円)
08/10 4662円 (-13円)
08/07 4677円 (+18円)
08/06 4659円 (+4円)
08/05 4655円 (+23円)
08/04 4632円 (-42円) ※最安値
08/03 4674円 (+21円)
8月現在の金相場平均価格:4,744円/g
【パラジウム相場】週明け24日のNYパラジウム相場は、中国経済をめぐる先行き不安から世界的な株安連鎖が重しとなったほか、商品相場が軒並み下落したのを嫌気され大幅続落。中心限月の9月限は1トロイオンス575.05ドル(-29.40ドル)と直近安値を下抜いて、年初来安値を再び更新。中心終値では2012年8月2日相場(568.60ドル)以来およそ3年ぶりの安値に沈んで取引きを終了した。この日のパラジウムは、中国経済への警戒感から、売りが進んだ週末相場を引き継ぎ序盤より軟調に推移。また、24日の中国株式相場がおよそ8%超急落した事から、米欧の株式相場が軒並み下落。米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が寄り付き直後に一時1000ドル超下落するなど、取引き時間中では過去最大の下落を示し、投資家心理が急速に悪化する中、景況に左右され易い白金系貴金属のプラチナ・パラジウムも下げ幅を拡大した。途中、外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事や、米の株価がやや持ち直された事から、パラジウムも買い戻される場面もあったが、中国不安の拡大による世界的な景気減速懸念が広がったほか、同様に商品相場が軒並み値を下げた事も相場の重しとなり、結局終値では直近の安値を下抜いて、およそ3年ぶり(2012年8月2日来)の安値水準で取引きを終えた。
世界株安の震源地となっている中国で、24日も株価が8.5%急落したことが嫌気され、この日の米国株式市場は、主要3指数が軒並み約4%下落。ダウ工業株30種平均は寄り付き直後に一時1050ドル超下落し、取引時間中のダウの1000ドル超下落は過去最大となった。また、S&P総合500種は、52週高値を10%下回る水準で引けたことで、21日相場のダウに続いて調整局面に入った。
国内のパラジウム相場は、中国不安を背景に海外相場が大きく値を下げたほか、円高が加速した事が重なり大幅安。買取では1gあたり2,306円(-194円)と2日続落し、2013年10月16日相場以来およそ1年10ヶ月ぶりの安値に調整されました。
《本日までの8月のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/25 2306円 (-194円) ※最安値
08/24 2500円 (-119円)
08/21 2619円 (+38円)
08/20 2581円 (+43円)
08/19 2538円 (-70円)
08/18 2608円 (-16円)
08/17 2624円 (+32円) ※最高値
08/12 2592円 (±0円)
08/11 2592円 (+54円)
08/10 2538円 (-27円)
08/07 2565円 (+27円)
08/06 2538円 (-5円)
08/05 2543円 (+16円)
08/04 2527円 (-76円)
08/03 2603円 (-32円)
8月現在のパラジウム相場平均価格:2,552円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1155.80ドル、パラジウムは562.65ドル、為替は1$119円97銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格30,100円(-1300円)、その他の12%金パラの買取り価格は29,700円(-1300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が926円(-43円)と、本日地金が揃って大幅安となった事から、12%金パラも大きく値を下げ続落。月初の4日に付けた年初来安値を再び更新し、昨年3月28日相場と同額まで値戻すなどおよそ1年5ヵ月ぶりの安値水準に軟化しました。
本日の地金は買取ベースで金4,727円(-127円)、パラジウム2,306円(-194円)、銀60.27円(-3.67円)、プラチナ4,038円(-252円)と、国内貴金属は売りが優勢となった週明けの海外相場安や、円高が進行した事が重なり軒並み大幅下落。金・銀・パラジウム・プラチナはそれぞれ2日続落し、金は10日相場以来およそ2週間ぶりの安値に値戻しました。また、中国ショックを背景に世界の景気減速が警戒され、景況に左右され易い白金系貴金属はプラチナ・パラジウム共に大幅続落。それぞれ前日に続いて下げ幅を拡大し、パラジウムは2013年10月16日相場以来およそ1年10ヶ月ぶり、プラチナは2012年9月3日相場以来およそ3年ぶりの安値に軟化しました。
【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1153.60ドル(-6.00ドル)
銀:1476.20セント(-53.90セント)
パラジウム:575.05ドル(-29.40ドル)
プラチナ:991.50ドル(-35.60ドル)
週末21日のNY金相場は、中国の経済指標悪化が新たに伝えられた事から金融市場が動揺。外為市場ではドルが主要通貨に対して下落する中、相対的に金は買い進められ3営業日続伸し、中心12月限は1トロイオンス1159.60ドルと、前日比6.40ドル高で取引きを終了。また、中心終値では直近高値を連日で上抜き、7月8日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となった。この日の金相場は、前日までの大幅高を引き継ぎ序盤より買いが先行。また、この日発表された8月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が6年半ぶりの低水準となったことから、同国経済の減速懸念が拡大。投資家がリスク回避に動き、米株価が大幅安となる中、安全資産としての金が再度注目された事による買い支えから上げ幅を拡大した。このほか、先日公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに、9月の米利上げ観測が若干後退したことによるドル安の進行も、金買い継続につながり一時1160ドル半ばまで上昇する場面もあった。途中、週末を前にした持ち高調整や、軟調に推移した他商品の値動きを眺めた売りからやや上げ幅を縮小するも、結局終値では1ヶ月半ぶりの高値を付けてこの日の取引きを終えた。中国経済の先行きを危惧した世界的な株安や、米の9月利上げに懐疑的な見方が広がった事によるドル安の進行を背景に、金は上げ幅を拡大。週間では1月中旬以来およそ7ヶ月ぶりの大幅高となり、上げ幅は4.2%となった。
今週5営業日の金相場は、中国経済の先行き不安を起点とした世界的な株安の進行や、19日に公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が予想に反してハト派寄りな内容となった事をきっかけに、金は買いを集め上げ幅を拡大。週間では1月中旬以来およそ7ヶ月ぶりの大幅高となり、上げ幅は4.2%と強気推移となった。週間では週末終値(1159.60ドル)では、前週末終値(14日相場1112.70ドル)に対して、1トロイオンス+46.90ドル(+4.1%)と、2週連続プラスで越週。また、5営業日の平均相場は1135.20ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。
《NY金相場 週間の値動き(8月17日~8月21日)
08/21 1159.60ドル (+6.40ドル)
08/20 1153.20ドル (+25.30ドル)
08/19 1127.90ドル (+11.00ドル)
08/18 1116.90ドル (-1.50ドル)
08/17 1118.40ドル (+5.70ドル)
※前週末14日相場比:1トロイオンス+46.90ドル(+4.1%)
5営業日の金平均価格:1トロイオンス1135.20ドル
国内の金相場は、週末のNY市場では堅調に推移し直近高値を上抜いたものの、円高が進行した事から軟調に推移し反落。買取ベースでは1gあたり金4,854円(-46円)と、連日の高値推移から一服し、本日は3営業日ぶりにマイナスに転じました。
《本日までの8月の金相場価格推移(買取)》
08/24 4854円 (-46円)
08/21 4900円 (+62円) ※最高値
08/20 4838円 (+54円)
08/19 4784円 (-10円)
08/18 4794円 (+11円)
08/17 4783円 (+5円)
08/12 4778円 (+42円)
08/11 4736円 (+72円)
08/10 4662円 (-13円)
08/07 4677円 (+18円)
08/06 4659円 (+4円)
08/05 4655円 (+23円)
08/04 4632円 (-42円) ※最安値
08/03 4674円 (+21円)
8月現在の金相場平均価格:4,745円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1162.25ドル、為替は1$121円04銭前後の値動きで推移しております。
総数11012件 8926~8930件目を表示