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【金相場】週明け9日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高などを手掛かりに買い戻しが入り反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1184.90ドル(+11.50ドル)と、中心終値では昨年11月29日相場以来およそ6週間ぶりの高値で取引きを終了。堅調な米雇用統計をきっかけとしたドル高を受けて前週末相場は売りが出たが、この日はドル買いが一服した事から序盤より堅調に推移。また、英国の欧州連合(EU)離脱手続きが本格化するとみられ先行き不透明感から欧州株式相場が総じて下げたほか、米株式市場ではダウ工業株30種平均が軟調に推移するなどリスク選好地合いが後退。投資家が運用リスクを避けて、逃避資金の受け皿とされる金を買う動きもみられ、この日は買い優勢で取引きを終えた。
連休明けの国内金相場は、前週末・週明けの海外相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり4,709円(+25円)と、反発し4,700円台にのせるなど一段高へ。ここ最近の高値を抜いて、昨年9月9日相場以来およそ4ヶ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
01/10 4709円 (+25円)
01/06 4684円 (-5円)
01/05 4689円 (+121円)
12/27 4568円 (-10円)
12/26 4578円 (+3円)
12/22 4575円 (-14円)
12/21 4589円 (+3円)
12/20 4586円 (-15円)
12/19 4583円 (+18円)
12/16 4583円 (-24円)
直近10日間の金相場平均価格:4,616円/g
【パラジウム相場】週明け9日のNYパラジウム相場は、大幅高となった前週末相場の反動売りや、欧米株価の軟調さが意識され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス757.15ドル(-1.20ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前週末におよそ1ヶ月ぶりの高値を付けるなど急騰した流れを引き継ぎ、序盤は買いが先行した。また、外為市場ではドル買いが一服した事による割安感も生じ一時770ドル圏内まで上げ幅を拡大する場面もあった。ただ、その後は一部で利益確定売りが出たほか、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる政治的不透明感から欧州株式相場が総じて下げたほか、米国株も軟調に推移するなどリスク選好地合いが後退。原油相場の下げも重しとなり、引けにかけて前日終値近辺まで値を戻す展開となった。このところ上げ幅を急速に拡大したパラジウムは、前週4日間では+75.10ドルと、率ではおよそ10%の上昇。一代高値を付けた昨年11月30日相場(中心終値では2015年6月2日相場以来およそ1年6ヵ月ぶり)以来の高値圏まで浮上した。
連休明けの国内パラジウムは、前週末にNY市場が急騰した事から、国内でも上げ幅を拡大し一段高へ。買取では1gあたり2,997円(+86円)と、3,000円圏内まで急浮上。直近高値を記録した昨年12月1日相場を抜いて、2015年6月19日相場以来およそ1年7ヶ月ぶりの高値更新となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/10 2997円 (+86円)
01/06 2911円 (-43円)
01/05 2954円 (+324円)
12/27 2630円 (±0円)
12/26 2630円 (+11円)
12/22 2619円 (-27円)
12/21 2646円 (-38円)
12/20 2759円 (-33円)
12/19 2759円 (-33円)
12/16 2792円 (-81円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,762円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金相場は1トロイオンス1189.15ドル、パラジウムは763.30ドル、為替は1$115円66銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,200円(+500円)、その他の12%金パラの買取り価格は34,000円(+500円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,064円(+17円)と、連休明けの貴金属が揃って値を上げ直近高値を上抜いた事から、12%金パラも大幅反発し一段高へ。ここ最近の高値(1月5日相場:キャストウェル33,900円)を抜いて、2015年6月25日相場以来およそ1年6ヶ月ぶりの高値更新となりました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,709円(+25円)、パラジウム2,997円(+86円)、銀64.59円(+0.11円)、プラチナ3,876円(+27円)と、連休明けの国内貴金属は海外相場の値動きを映して、総じてプラス圏で推移。金は4,700円台にのせるなど直近高値を抜いて、昨年9月9日相場以来およそ4ヶ月ぶりの高値に戻したほか、銀も堅調に推移。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ高く、パラジウムは直近高値を記録した昨年12月1日相場を抜いて、2015年6月19日相場以来およそ1年7ヶ月ぶりの高値を更新。買取では3,000円圏内まで浮上し一段高へ上昇し、プラチナは3日続伸となり昨年8月10日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値となりました。
【9日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1184.90ドル(+11.50ドル)
銀:1668.30セント(+16.40セント)
パラジウム:757.15ドル(-1.20ドル)
プラチナ:982.60ドル(+12.00ドル)
【金相場】週末6日のNY金相場は、週末を前にした持ち高調整売りや、堅調な米雇用統計を受けたドル買い進行を受けて、前日に付けたおよそ1カ月ぶりの高値から反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1173.40ドル(-7.90ドル)と、4営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。相場は早朝にかけて弱含みに推移していたが、米雇用統計の発表直後はやや荒い値動きとなった。12月は景気動向を反映する非農業部門就業者数の伸びが市場予想を下回った一方、賃金上昇ペースが加速するなど全般に雇用情勢の堅調さを裏付ける内容となり、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てで取引される金商品は割高感から相場を圧迫され軟調に推移した。また、前日までに3日連続で上昇し、中心終値では昨年11月29日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値を付けていた反動で利食い売りも出やすく、終盤にかけてじりじりと下げ幅を拡大する展開となった。
【パラジウム相場】週末6日のNYパラジウム相場は、引き続き需給バランスによる買いが膨らんだほか、米国の景気拡大観測や、株価高・原油高が意識され急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス758.35ドル(+20.15ドル)と、前日比では2.73%高と大きく値を上げ、昨年の年間高値を記録した11月30日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、他貴金属の軟調さや、このところの高値推移による利益確定売りに押された事で、序盤は小安く推移した。一方、需給バランスの観点から買われたほか、発表された米雇用統計で平均時給が大幅に増加したことによる同国景気の拡大観測、米国株式市場ではダウ工業株30種が2万ドルの大台まで迫るなど、軒並み過去最高値をつけた事が追い風となり、パラジウムも上げ幅を拡大。一時759.80ドルまで値を伸ばした。その後、週末を前にした持ち高調整売りやドル高に押されるも、原油高や堅調な株価に支えられ、高値圏を維持して取引きを終えた。今週に入り上げ幅を急速に拡大したパラジウムは、週間4日間では+75.10ドルと、率ではおよそ10%の上昇。一代高値を付けた昨年11月30日相場(中心終値では2015年6月2日相場以来およそ1年6ヵ月ぶり)以来の高値圏まで浮上した。
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