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【金相場】週末25日のNY金相場は、投資家のリスク回避ムードがやや後退した事し4営業日ぶりに反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1887.60ドル(-38.70ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。ウクライナ情勢への緊迫化を背景に前日には約1年1ヵ月ぶり(2021年1月4日相場以来)の高値まで上伸していた事から、この日は週末を控えた持ち高調整売りが出やすかった。また、ロシアのペスコフ大統領報道官は25日、プーチン大統領がウクライナ側との協議に向けて、代表団をベラルーシの首都ミンスクに派遣する用意があることを明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は同国が「中立的地位」を取ることをめぐりロシアと話し合う姿勢を示している。これを受けて、この日は投資家のリスク回避ムードがやや後退し、米株価が上昇。安全資産とされる金商品は、利益確定の売りが優勢となった。一方、現在の時間外取引では値頃感から買い戻しが入り1900ドル台に再浮上するなど、下げ幅を縮小する展開となっている。
国内の金相場は、時間外取引で買い戻されたNY相場を映し7日続伸。買取ベースでは1gあたり7,743円(+19円)と、前日に続き歴代高値を上抜いて、史上最高値を記録しました。地政学リスクの高まりから金は価格水準を切り上げ、現在一段高で推移中。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/28 7,743円 (+19円)
02/25 7,724円 (+22円)
02/24 7,702円 (+15円)
02/22 7,687円 (+1円)
02/21 7,686円 (+28円)
02/18 7,658円 (+95円)
02/17 7,563円 (+48円)
02/16 7,515円 (-62円)
02/15 7,577円 (+46円)
02/14 7,531円 (+99円)
10日間の金相場平均価格:7,639円/g
【パラジウム相場】週末25日のNYパラジウム相場は、最近の急ピッチでの上昇基調に一服感が広がり4営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2365.70ドル(-135.40ドル)と、売り優勢で取引きを終了。ロシア軍が25日、ウクライナ各地で攻勢を強める一方、ロシアがウクライナとの協議に向けベラルーシに代表団を派遣する用意あると表明したと報じられ、停戦交渉への期待が一部で浮上した。これを受けて過度な緊張の高まりや、需給逼迫への警戒感もやや後退しパラジウムは序盤より売りが先行した。また、前日24日には節目の2400ドルを突破し、約5ヶ月ぶり(昨年2021年9月1日相場以来)の高値を更新するなど、急ピッチで高騰していた事もあって、一部で利益を確定する動きも出やすかった。
ただ一方で、27日現在の時間外取引では2520ドル近辺で推移するなど急速に買い戻される展開となっている。
国内のパラジウム相場は、NY相場の時間外取引きでの買戻しを映し急反発。買取では1gあたり10,181円(+308円)と、大台の10,000円台に値戻し、2021年8月3日相場(10,269円)以来およそ7ヶ月ぶりの高値更新となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/28 10,181円 (+308円)
02/25 9,873円 (-132円)
02/24 10,005円 (+347円)
02/22 9,658円 (+137円)
02/21 9,521円 (-44円)
02/18 9,565円 (+275円)
02/17 9,290円 (+83円)
02/16 9,207円 (-363円)
02/15 9,570円 (-39円)
02/14 9,609円 (+314円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,648円/g
12:05現在の金相場は1トロイオンス1917.55ドル、パラジウムは2516.80ドル、為替は1$115円45銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格85,600円(+1,600円)、その他の12%金パラの買取価格85,100円(+1,600円)、開封品の金パラジウム買取価格が2,296円(+60円)と、本日金が前日に続いて史上最高値を再更新したほか、パラジウムが急反発し約7ヵ月ぶりの高値を更新するなど一段高となった事を受け、金パラも反発し大幅高に。節目の85,000円台を突破し、昨年9月8日相場以来およそ6ヵ月ぶりの高値を記録しました。
リスク回避目的から金が約1年6ヵ月(2020年8月)ぶりに史上最高値を更新するなど高騰している事や、供給不安を背景に現在パラジウムが一段高で推移している事を受け、金パラも大幅高で推移し1月中旬から本日までの上げ幅は+11,700円(+13.6%)と、価格水準を切り上げて推移中。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金7,743円(+19円)、パラジウム10,181円(+308円)、銀97.90円(+0.77円)、プラチナ4,265円(±0円)と、国内貴金属は値動きがなかったプラチナを除いて上昇。金はNY相場では利確売りが出たものの時間外取引での買い戻しなどを映し、国内でも上伸基調が継続し7日続伸。前営業日に続き連日で歴代高値を上抜き、史上最高値を更新しました。また、銀もプラスサイドに振れ、昨年11月19日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値を更新したほか、パラジウムも反発し再度大台の10,000円台に乗せるなど急騰。直近高値を上抜いて、2021年8月3日相場(10,269円)以来およそ7ヶ月ぶりの高値更新となりました。
【25日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1887.60ドル(-38.70ドル)
銀:2401.70セント(-67.00セント)
パラジウム:2365.70ドル(-135.40ドル)
プラチナ:1050.10ドル(-12.00ドル)
【金相場】24日のNY金相場は、ロシアのウクライナ侵攻を背景に逃避目的として買われ3営業日続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1926.30ドル(+15.90ドル)と、連日で年初来高値を上抜き、中心終値では2021年1月4日相場(1946.60ドル)以来およそ1年1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。ロシアは24日、ウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止を目指し、ロシアは圧力を強めてきたが、事態は新たな局面に突入した。これを受けて、投資家のリスク回避姿勢が台頭し、米株式は大幅安となった一方、安全資産とされる金に買いが集まり相場は一時1976ドル台まで急伸。その後は利益確定や換金目的の売りが出やすかった事から、上げ幅を一部縮小した。
国内の金相場は、買い優勢地合いが継続し6日続伸。買取ベースでは1gあたり7,724円(+22円)と、前日に続き歴代高値を上抜いて、史上最高値を記録しました。地政学リスクの高まりから金は価格水準を切り上げ、現在一段高で推移中。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/25 7,724円 (+22円)
02/24 7,702円 (+15円)
02/22 7,687円 (+1円)
02/21 7,686円 (+28円)
02/18 7,658円 (+95円)
02/17 7,563円 (+48円)
02/16 7,515円 (-62円)
02/15 7,577円 (+46円)
02/14 7,531円 (+99円)
02/10 7,432円 (+32円)
10日間の金相場平均価格:7,608円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、ウクライナ情勢への緊迫化を背景に買いが殺到。中心限月の3月限は1トロイオンス2440.60ドル(+68.80ドル)と、節目の2400ドルを突破し、中心終値では昨年2021年9月1日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域への派兵を決め、ウクライナは23日に非常事態宣言を発令する方針を決定。米国防総省高官は23日、「ロシア軍がウクライナ周辺で最大限の臨戦態勢に入っている」と述るなど、情勢緊迫化が一層と高まった。米欧政府はロシアの行動次第で一段と厳しい追加制裁に動く構えで、ロシアからの供給が滞り需給が逼迫するとの観測から、パラジウムは買いが殺到し節目の2400ドルを突破するとテクニカルな買いもあって、相場は一段高となった。
国内のパラジウム相場は、NY相場の時間外取引きでの売り戻しを受け反落。買取では1gあたり9,873円(-132円)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じ、前日に付けた約6ヵ月ぶり(昨年8月16日相場以来)の高値から反落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/25 9,873円 (-132円)
02/24 10,005円 (+347円)
02/22 9,658円 (+137円)
02/21 9,521円 (-44円)
02/18 9,565円 (+275円)
02/17 9,290円 (+83円)
02/16 9,207円 (-363円)
02/15 9,570円 (-39円)
02/14 9,609円 (+314円)
02/10 9,295円 (+181円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,559円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1918.90ドル、パラジウムは2447.55ドル、為替は1$115円39銭前後の値動きで推移しております。
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