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本日地金の金は売りが優ったものの、パラジウムがプラスに転じた事から、12%金パラも値を上げ反発。GC キャストウェル M.C.の買取り価格32,700円(+100円)、その他の12%金パラの買取り価格は32,300円(+100円)。
今週5営業日の金パラは、値を上げた日が3日(5日・7日・9日)、下げた日が2日(6日・8日)と、一進一退の値動きの中、パラジウムの高騰を受けて上げ幅を拡大し一段高へ。週初5日は前週末(2日)に発表された米雇用統計の下振れから貴金属相場が急伸。中でもパラジウムが今後の需要増加観測との思惑が重なり、およそ3か月ぶりの高値を付けた事から、金パラも一段高へ。翌6日は金は上伸したものの、パラジウムがマイナスに転じた事から、金パラも3営業日ぶりに反落。翌7日は金・パラジウムが共に上昇し、中でもパラジウムが直近高値を上抜いて7月3日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値を記録した事から、金パラも急反発。5日に付けたここ最近の高値を再度上抜き、7月14日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値水準となりました。昨日はプラチナを除いた地金相場が、総じて軟調に推移した事から金パラも値を落としたものの、本日はパラジウムが再び買われた事を受け、金パラもプラスに転じ反発しました。
週間5営業日の高値は32,950円(7日:キャストウェルベース)、安値は32,450円(6日相場)、平均価格は32,680円/個となっており、先週平均(31,700円/個)に対して、1個あたり+980円と、率では+3%上昇し上げ幅を拡大。5日間の値動きは以下の通り。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
10/09 32700円 (+100円)
10/08 32600円 (-350円)
10/07 32950円 (+500円) ※最高値
10/06 32450円 (-250円) ※最安値
10/05 32700円 (+850円)
5営業日の金パラ平均相場:32680円 (前週平均比+980円)
昨年末12月~2015年10月現在までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31日相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.2%)
(4月)
最高値:35,350円(4/13相場)
最安値:34,250円(4/1日相場)
平均価格:34,905円 ※前月比:1個-181円(-0.5%)
(5月)
最高値:36,050円(5/29相場)
最安値:34,900円(5/1日相場)
平均価格:35,511円 ※前月比:1個+606円(+1.7%)
(6月)
最高値:36,050円(6/1・2日相場)
最安値:33,300円(6/30日相場)
平均価格:34,945円 ※前月比:1個-566円(-1.5%)
(7月)
最高値:33,900円(7/2日相場)
最安値:31,400円(7/28日相場)
平均価格:32,459円 ※前月比:1個-2486円(-7.1%)
(8月)
最高値:32,000円(8/21日相場)
最安値:29,300円(8/27日相場)
平均価格:31,037円 ※前月比:1個-1422円(-4.3%)
(9月)
最高値:32,100円(9/28日相場)
最安値:29,850円(9/7日相場)
平均価格:30,711円 ※前月比:1個-326円(-1%)
(10月7営業日現在までの値動き)
最高値:32,950円(10/7日相場)
最安値:31,450円(10/1日相場)
本日までの10月平均価格:32,386円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】8日のNY金相場は、ここ最近の相場上昇が続いた後とあって、目先の利益を確定する売りが優り反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1144.30ドル(-4.40ドル)と、5営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、発表された米の経済指標(週間新規失業保険申請件数)が、前週分・市場予想を共に下回り減少したことから外為市場ではドルがユーロに対して上昇。ドル高に相場を圧迫され、金は相対的に売りが先行した。しかし、その後はドル高一服を眺めた買い戻しから相場は再びプラス圏に浮上。原油相場が地政学的リスクから上昇したことも要因となり、金もつられる形で買いを集めた。ただ、前日まで4日続伸するなど、米の早期利上げ期待の後退を背景に上昇していたこともあって目先の利益を確定する売りに押されたほか、通常取引後に公表される9月16-17日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録への警戒感から手じまい売りが重しとなり、結局終値では5営業日ぶりに値を下げて取引きを終えた。
取引き終了後に米連邦準備理事会(FRB)が発表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、中国の景気減速をはじめ、今後の世界景気の動向や、金融市場の不安定な動きが米景気の下押し要因になるとの見方が示されたことが改めて明らかになった。これを受けて、発表後に金は再び買い戻され一時的に上昇した。
国内の金相場は、利益確定売りに押されたNY市場の値動きを映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,705円(-16円)と、小幅ながら値を落とし2日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
10/09 4705円 (-16円)
10/08 4721円 (-24円)
10/07 4745円 (+39円)
10/06 4706円 (+11円)
10/05 4695円 (+96円)
10/02 4599円 (-7円) ※最安値
10/01 4606円 (-43円)
09/30 4649円 (-15円)
09/29 4664円 (-86円)
09/28 4750円 (-5円) ※最高値
直近10営業日の金相場平均価格:4,684円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は売り買いが交錯する中、前日に値を下げた反動買いやプラチナの切り返しを受けて上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス703.15ドル(+3.65ドル)と、小幅ながらプラスに転じ、再び700ドルに乗せて取引きを終了した。序盤のパラジウムは、売りが優った前日相場の流れを引き継いだほか、ここ最近の相場上昇に対する利益確定売りが進み軟調に推移。また、外為市場ではドルがユーロに対して上昇した事も割高感につながり相場を圧迫。一時690ドルを割り込む場面もあった。しかし、売り一巡後は安値拾いの買いが入ったほか、ドル高の一服を受けて相場は上昇。また、地政学的リスクの高まりから原油相場が一時2ヶ月半ぶりの高値を付けたほか、プラチナが今後の供給不安を背景に買われているのを眺めパラジウムもつられる形で値を伸ばし、結局この日はプラス圏で取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値709.00ドル、安値686.70ドル、終値703.15ドル。
国内のパラジウムは、買いが優勢となった海外相場の値動きを映して堅調に推移。買取では1gあたり2,873円(+43円)と反発し、本日はプラス圏での推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/09 2873円 (+43円)
10/08 2830円 (-64円)
10/07 2894円 (+81円) ※最高値
10/06 2813円 (-65円)
10/05 2878円 (+119円)
10/02 2759円 (+91円)
10/01 2668円 (-16円)
09/30 2684円 (+43円)
09/29 2641円 (-81円) ※最安値
09/28 2722円 (+54円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,776円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1145.60ドル、パラジウムは706.25ドル、為替は1$119円96銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格32,700円(+100円)、その他の12%金パラの買取り価格は32,300円(+100円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1016円(+4円)と、本日地金の金・銀は値を下げたものの、パラジウムが買い戻された事から、12%金パラも上昇しプラスに転じました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,705円(-16円)、パラジウム2,873円(+43円)、銀64.37円(-1.19円)、プラチナ3,936円(+25円)と、国内貴金属は海外相場の値動きを映して売り買いまちまち。金はNY市場が5営業日ぶりにマイナスに転じた事から、国内でも軟調に推移し2日続落。また、銀も最近の高値を受けた売りに押され金同様に売りが優勢に。一方、白金族はパラジウム・プラチナ共に上昇し堅調に推移。パラジウムは昨日の下げに対する反動から買われ本日はプラス圏に転じたほか、プラチナは今後の供給不安への警戒感から買い進められ、5営業日続伸するなど先月28日相場ぶりの高値となりました。
【8日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1144.30ドル(-4.40ドル)
銀:1576.60セント(-32.80セント)
パラジウム:703.15ドル(+3.65ドル)
プラチナ:955.60ドル(+9.20ドル)
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