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16日のNYパラジウム相場は大幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス779.75ドル(+12.65ドル)と、月初来高値を上抜き、先月16日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場を引き継ぎ序盤より堅調に推移。また、発表された米の経済指標(週間新規失業保険申請件数・3月住宅着工件数)が、それぞれ下振れた事から外為市場ではドルが軟調に推移し、パラジウムは割安感からも買われ上昇した。その後、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が良好な内容となった事から、ドルの切り返しを受け一時上げ幅を縮小。しかし、その後は米製造業の拡大を好感された買い戻しや、ドイツの景気期待感の高まり、ECBの量的緩和継続を受けた欧州圏経済の先行き期待感からも買いを促し、相場は一時780ドル超まで急反発した。このほか、上値追いとなった原油相場も支援材料となり、終始買いが優勢となったこの日のパラジウムは、中心終値では先月16日相場(780.10ドル)以来の高値で引けた。中心6月限のパラジウムの値動きは、高値783.50ドル、安値768.00ドル、終値779.75ドル。
《4月現在のNYパラジウム相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/16 779.75 (+12.65) ※最高値
04/15 767.1 (+4.6)
04/14 762.5 (-8.9)
04/13 771.4 (-4.65)
04/10 776.05 (+13.65)
04/09 762.4 (+6.7)
04/08 755.7 (-13.3)
04/07 769.0 (+0.2)
04/06 768.8 (+22.5)
04/02 746.3 (-2.55) ※最安値
04/01 748.85 (+13.55)
4月現在のNYパラジウム相場平均価格:766.0ドル/toz
国内のパラジウムは前日の海外相場が上伸し、およそ1ヵ月ぶり(3月16日相場来)の高値まで回復した事を映して続伸。買取では1gあたり3,175円(+38円)と、値を下げた14日・15日相場の値幅を戻し、週初13日に次ぐ月間高値となりました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/17 3175円 (+38円)
04/16 3137円 (+10円)
04/15 3127円 (-27円)
04/14 3154円 (-37円)
04/13 3191円 (+54円) ※最高値
04/10 3137円 (+32円)
04/09 3105円 (-49円)
04/08 3154円 (+27円)
04/07 3127円 (+33円)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円) ※最安値
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:3,117円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在のパラジウムは779.80ドル前後の値動きで推移しております。
16日のNY金相場は小反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1198.0ドル(-3.30ドル)と、前日の上伸した反動売りから小幅に値を下げて取引きを終了。この日発表された米の週間新規失業保険申請件数が予想を上回る増加となった事や、3月住宅着工件数が低調な内容となった事を受けて外為市場ではドル安が進行。金は相対的に買われ小高く推移した。一方で、その後に発表された4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想以上の改善となった事から相場は直後に反応。ドルが切り返した場面で、金は売りが優勢となり1200ドルを割り込んだ後、下げ幅を拡大し一時1190ドル半ばまで値を落とす場面もあった。その後、売り一巡後は、ドルの値動きを眺めた買い戻しや、米の株価下落を受けた資金流入、高値圏で推移している原油相場を背景に切り返す場面もあり、下げ渋る動きをみせたものの、プラス圏に浮上することは出来ず結局終値では小幅安で取引きを終えた。
《4月現在のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/16 1198.0 (-3.3)
04/15 1201.3 (+8.7)
04/14 1192.6 (-6.7) ※最安値
04/13 1199.3 (-5.3)
04/10 1204.6 (+11.0)
04/09 1193.6 (-9.5)
04/08 1203.1 (-7.5)
04/07 1210.6 (-8.0)
04/06 1218.6 (+17.7) ※最高値
04/02 1200.9 (-7.3)
04/01 1208.2 (+25.0)
4月現在のNY金相場平均価格:1202.0ドル/toz
国内の金相場は海外相場安や円高要因から値を下げ反落。買取ベースでは1gあたり4,923円(-27円)と、マイナスに転じ軟調に推移しました。
《4月現在の金相場価格推移(買取)》
04/17 4923円 (-27円)
04/16 4950円 (+31円)
04/15 4919円 (-34円)
04/14 4953円 (-50円)
04/13 5003円 (+40円)
04/10 4963円 (-11円)
04/09 4974円 (-32円)
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (-2円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円) ※最安値
本日までの4月の金相場平均価格:4,961円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1198.45ドル、為替は1$119円09銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,000円(+100円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,600円(+100円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,089円(+3円)と、本日地金の金・銀はマイナスに転じたものの、パラジウムが上伸した事で、歯科用金パラは小幅ながら2営業日続伸。昨日と同額を伸ばし、キャストウェルでは再び35,000円台へ値戻しました。
本日の地金は買取ベースで金4,923円(-27円)、パラジウム3,175円(+38円)、銀66.53円(-0.33円)、プラチナ4,772円(-17円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて軟調に推移。金は海外相場安や円高要因から値を下げ反落し、銀も小安く推移。プラチナは海外相場では小幅高に振れたものの為替要因からマイナスに転じました。一方、パラジウムは前日の海外相場が急伸し、先月16日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値を付けた事から、国内相場も値を伸ばし2日続伸となりました。
【16日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1198.00ドル(-3.30ドル)
銀:1628.40セント(+0.50セント)
パラジウム:779.75ドル(+12.65ドル)
プラチナ:1159.20ドル(+2.60ドル)
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