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【13日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1328.00ドル(-4.70ドル)
銀:1786.70セント(-2.30セント)
パラジウム:933.70ドル(-9.70ドル)
プラチナ:983.20ドル(-3.30ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1335.40ドル、パラジウムは946.95ドル、為替は1$110円08銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】12日のNY金相場は、北朝鮮情勢やハリケーン被害に対する過度の懸念が後退する中、安全資産とされる金は売りが優り小幅続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1332.70ドル(-3.00ドル)で取引きを終了。北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は11日、北朝鮮への原油・石油精製品輸出に上限を設ける米国作成の対北朝鮮制裁決議を全会一致で採択した。米国は当初、石油の全面禁輸に加え、金正恩朝鮮労働党委員長を資産凍結などの制裁対象とすることを求めていたが、北朝鮮の不安定化を懸念する中国・ロシアとの交渉で米国が譲歩し、いずれの措置も見送られた。これを受けて、地政学的リスクに対する過度の警戒感が後退。リスク資産への需要が高まったことから、安全資産とされる金には下押し圧力がかかった。また、米フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」による被害が懸念されたよりも大きくないとの見方が広がったことも圧迫材料となったほか、ドル高の加速、利益確定の売りも相場を下押しする要因となった。ただ北朝鮮が、米国は間もなく「最大の苦痛」に直面すると発言したことや、ドル高一服に相場を下支えられ下値は限定的となった。
国内の金相場は、NY市場では利確売りに押され小幅安となったものの、円建ての金は円安の進行を受けて上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり5,041円(+53円)と、5,000円台に戻し、4日に記録した約2年2か月ぶり(2015年6月22日相場来)の高値水準まで再浮上しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/13 5041円 (+53円)
09/12 4988円 (+7円)
09/11 4981円 (-47円)
09/08 5028円 (+28円)
09/07 5003円 (-5円)
09/06 5008円 (-21円)
09/05 5029円 (-16円)
09/04 5045円 (+43円)
09/01 5002円 (+40円)
08/31 4854円 (+13円)
直近10日間の金相場平均価格:5,009円/g
【パラジウム相場】12日のNYパラジウム相場は、北朝鮮情勢の過度な警戒感の後退から、株式などリスク資産への買いが旺盛となる中、パラジウムにも買いが入り上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス943.40ドル(+11.70ドル)と続伸し、この日も買い優勢で取引きを終了。北朝鮮が国連安全保障理事会による制裁強化決議採択の後に挑発行為に出なかったことや、ハリケーン「イルマ」の脅威後退を背景に、この日は高リスク資産への需要が高まった。北朝鮮の挑発行動に対する市場の警戒感は消えていないが、投資家の間でリスク志向が再び高まっていることから、世界的に株価が堅調となった事が好感され、パラジウムも買いが旺盛となり一時953.00ドルまで上げ幅を拡大した。その後、ドル高が加速すると上値を抑えられる場面もあったが、大きな下げには繋がらず、堅調地合いを維持して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場高や為替要因から、堅調地合いを維持し上げ幅を拡大。買取では1gあたり3,580円(+102円)と、3,500円台に値戻し、6日相場ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/13 3580円 (+102円)
09/12 3478円 (+27円)
09/11 3451円 (-75円)
09/08 3526円 (+32円)
09/07 3494円 (-65円)
09/06 3559円 (-81円)
09/05 3640円 (-48円)
09/04 3688円 (+194円)
09/01 3494円 (+6円)
08/31 3488円 (-22円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,540円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1335.75ドル、パラジウムは949.10ドル、為替は1$110円06銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格38,550円(+700円)、その他の12%金パラの買い取り価格は38,350円(+700円)、開封品の金パラジウム買取価格が1,207円(+23円)と、本日地金の金・銀・パラジウムがそれぞれ続伸し高値圏まで再浮上した事から、12%金パラも堅調に推移し急伸。5日相場ぶりの高値に戻し、高値圏へ再浮上する展開となりました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,041円(+53円)、パラジウム3,580円(+102円)、銀67.18円(+0.76円)、プラチナ3,757円(+21円)と、国内貴金属は円安の進行を背景に軒並み堅調地合いとなり直近高値圏まで上昇。金はNY相場では地政学リスクの後退から利確売りに押されるも、為替が円安に振れた事から円建ての金はプラス圏で推移し大幅続伸。4日に記録した約2年2か月ぶり(2015年6月22日相場来)の高値水準まで再浮上したほか、銀も続伸し4月18日相場以来およそ5ヵ月ぶりの高値を更新。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ、パラジウムはNY相場高も映して急伸。3,500円台にのせ、6日相場ぶりの高値となりました。プラチナは3営業日ぶりに反発しております。
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