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本日地金のパラジウムは横ばいとなったものの、金がマイナスに転じた事から、12%金パラは昨日の上げ幅を戻し3営業日ぶりに反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は34,900円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,500円/個(共に前日比-150円)。
今週4営業日の金パラの値動きは、値を上げた日が2日(4月28日・4月30日)、下げた日が2日(4月27日・5月1日)と、ほぼ横ばいのレンジ相場で推移。週初めの27日は地金の金が大きく値を下げた事を受けて、12%金パラも反落し月初の1日相場以来およそ3週間ぶりの安値圏まで軟化。翌28日は、金が前日の安値から切り返し急反発した事に加え、パラジウムも値を上げた事から、金パラもプラスに転じ前日の下げ幅を戻して上昇。(1個あたり+300円)。祝日明けの昨日は、金・パラジウムが共に堅調に推移した事で、12%金パラも続伸。キャストウェルでは再び35,000円にのせるなど、先週20相場以来およそ1週間ぶりの高値に回復。本日は、パラジウムに値動きは無かったものの、金が海外相場安を映して軟調に推移した事から、金パラも昨日の上げ幅を消化し、3営業日ぶりにマイナスに転じました。
祝日を除いた4営業日の高値は35,050円(4月30日相場:キャストウェルベース)、安値は34,600円(27日相場)、平均価格は34,862円/個となっており、前週5日間の平均(20日~24日:34,900円/個)に対し1個あたり-38円(-0.1%)と、3週連続マイナスで越週となりました。(3週の下げ幅は、1個あたり-198円)
《今週4営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
04/27 34600円 (-250円) ※最安値
04/28 34900円 (+300円)
04/30 35050円 (+150円) ※最高値
05/01 34900円 (-150円)
4営業日の金パラ平均相場:34,862円/個
※前週平均比-38円/個(-0.1%)
また、昨年末12月~2015年4月までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31日相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.2%)
(4月)
最高値:35,350円(4/13相場)
最安値:34,250円(4/1日相場)
平均価格:34,905円 ※前月比:1個-181円(-0.5%)
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【パラジウム相場】月末となる30日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の6月限は1トロイオンス776.50ドル(-8.25ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、他貴金属同様に序盤より売りが先行し小安く推移。前日終値ではおよそ1ヶ月半ぶり(3月13日相場来)の高値を付けた反動から、利益を確定する目的の売りが広がった。また、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ時期を探るデータの一つとして重要視している雇用データ(週間新規失業保険申請件数)が大きく減少した事をきっかけに、金やプラチナなど貴金属市場は売りが加速。パラジウムも追随する形で売り込まれ、一時770ドルを割り込む場面もあった。その後は、原油相場の上値追いを好感した買い戻しや、4月のシカゴ購買部協会景気指数が良好な内容となった事から、相場は持ち直し上昇。しかし、結局プラス圏に浮上する事は出来ずこの日はマイナスに転じて取引きを終えた。
4月のパラジウムの値動きは、前月末に売り込まれた安値反動から月初より買い戻しの動きが入り上昇傾向で推移。価格水準を一定に戻した後は、一進一退での値動きとなりほぼレンジ相場で推移し、月末終値(776.50ドル)では、前月末終値(3月31日相場:735.30ドル)に対して+41.20ドル(+5.3%)の上昇となった。
《4月現在のNYパラジウム相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/30 776.50 (-8.25)
04/29 784.75 (+3.60) ※最高値
04/28 781.15 (-1.30)
04/27 782.45 (+12.2)
04/24 770.25 (+0.35)
04/23 769.9 (+14.00)
04/22 755.9 (-18.65)
04/21 774.55 (+2.15)
04/20 772.4 (-10.55)
04/17 782.95 (+3.20)
04/16 779.75 (+12.65)
04/15 767.1 (+4.60)
04/14 762.5 (-8.90)
04/13 771.4 (-4.65)
04/10 776.05 (+13.65)
04/09 762.4 (+6.70)
04/08 755.7 (-13.3)
04/07 769.0 (+0.2)
04/06 768.8 (+22.5)
04/02 746.3 (-2.55) ※最安値
04/01 748.85 (+13.55)
4月現在のNYパラジウム相場平均価格:769.0ドル/toz
また、昨年末12月~2015年4月までの各月の値動きは以下の通り。
(昨年12月)
最高値:821.40ドル(12/10相場)
最安値:779.25ドル(12/17相場)
平均価格:805.20ドル
(1月)
最高値:815.70ドル(01/13相場)
最安値:754.30ドル(01/16相場)
平均価格:785.07ドル ※前月比:-20.13ドル(-2.5%)
(2月)
最高値:819.50ドル(02/27相場)
最安値:765.70ドル(02/10相場)
平均価格:787.45ドル ※前月比:+2.38ドル(+0.3%)
(3月)
最高値:831.65ドル(03/03相場)
最安値:729.00ドル(03/30相場)
平均価格:784.49ドル ※前月比:-2.96ドル(-0.3%)
(4月)
最高値:784.75ドル(04/29相場)
最安値:746.30ドル(04/02相場)
平均価格:769.45ドル ※前月比:-15.04ドル(-1.9%)
年初来高値:831.65ドル(03/03相場)
年初来安値:729.00ドル(03/30相場)
年初来平均:781.62ドル
国内のパラジウム相場は、前日の海外相場では値を下げたものの、為替要因から変わらずの横ばい。買取では1gあたり3,181円(±0円)となりました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在のパラジウムは779.45ドル前後の値動きで推移しております。
【金相場】月末となる30日のNY金相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1182.40ドル(-27.60ドル)と、米新規失業保険申請件数の減少をきっかけに売りが進み、2営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、前日の通常取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、「冬場の弱い経済は一時的」、「第1四半期の減速の後、緩やかな成長と雇用の増加を予想」と指摘を受けて、予想されたほどハト派的ではないとの見方から、時間外取引より売りが先行。また、発表された週間の新規失業保険申請件数が前週比で大幅に減少した事を受けて、金相場は売りが加速。一時1180ドルを割り込む場面もあった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げのタイミングを計るバロメーターとして経済指標の重要性が再認識されたことから、雇用指標の改善が早期利上げにつながるとの思惑が広がった事が要因となった。その後は、原油相場の上値追いや、米の株式相場の下落を受けた資金流入から買い戻されるも勢いは続かず、結局月末のこの日は1200ドルを割って取引きを終えた。
4月の金相場の値動きは売り買いが交錯した中、ほぼレンジ相場で推移。月末30日の終値では1182.40ドルと、前月末(3月31日)終値1183.20ドルに対して-0.80ドルと、ほぼ横ばいながら小幅安となりました。
《4月のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/30 1182.40(-27.6)
04/29 1210.0(-3.9)
04/28 1213.9(+10.7)
04/27 1203.2(+28.2)
04/24 1175.0(-19.3) ※最安値
04/23 1194.3(+7.4)
04/22 1186.9(-16.2)
04/21 1203.1(+9.4)
04/20 1193.7 (-9.4)
04/17 1203.1 (+5.1)
04/16 1198.0 (-3.3)
04/15 1201.3 (+8.7)
04/14 1192.6 (-6.7)
04/13 1199.3 (-5.3)
04/10 1204.6 (+11.0)
04/09 1193.6 (-9.5)
04/08 1203.1 (-7.5)
04/07 1210.6 (-8.0)
04/06 1218.6 (+17.7) ※最高値
04/02 1200.9 (-7.3)
04/01 1208.2 (+25.0)
4月のNY金相場平均価格:1199.82ドル/toz
また、昨年末12月~2015年4月までの各月の値動きは以下の通り。
(昨年12月)
最高値:1232.00ドル(12/09相場)
最安値:1173.50ドル(12/24相場)
平均価格:1200.40ドル
(1月)
最高値:1300.70ドル(01/22相場)
最安値:1186.20ドル(01/02相場)
平均価格:1253.08ドル ※前月比:+52.68ドル(+4.2%)
(2月)
最高値:1276.90ドル(02/02相場)
最安値:1197.30ドル(02/24相場)
平均価格:1225.48ドル ※前月比:-27.60ドル(-2.2%)
(3月)
最高値:1208.20ドル(03/02相場)
最安値:1148.20ドル(03/17相場)
平均価格:1177.77ドル ※前月比:-47.71ドル(-3.8%)
(4月)
最高値:1218.60ドル(04/06相場)
最安値:1175.00ドル(04/24相場)
平均価格:1199.82ドル ※前月比:+22.05ドル(+1.8%)
年初来高値:1300.70ドル(01/22相場)
年初来安値:1148.20ドル(3/17相場)
年初来平均:1213.49ドル
国内金相場は、海外相場が調整安となった事を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,875円(-57円)と、昨日付けたおよそ1週間ぶり(先月22日相場来)の高値から値を下げ、3営業日ぶりにマイナスに転じました。
11:20現在の金相場は1トロイオンス1181.60ドル、為替は1$119円73銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,900円(-150円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,500円(-150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,085円(-5円)と、パラジウムは変わらずの横ばいとなったものの、金地金が値を下げ反落した事から、金パラも反落。昨日の上げ幅を戻し、3営業日ぶりにマイナスに転じました。
本日の地金は買取ベースで金4,875円(-57円)、パラジウム3,181円±0円)、銀65.88円(-1.73円)、プラチナ4,702円(-20円)と、国内貴金属は軟調地合いとなった海外相場安を映して、パラジウムを除いて反落。金は前日の1週間ぶりの高値からマイナスに転じ3営業日ぶりに反落。銀も直近高値から値戻され、金同様3営業日ぶりにマイナスに転じました。また、本日はプラチナも3営業日ぶりに値を下げた一方、パラジウムは変わらずの横ばいとなりました。
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