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本日地金の金・パラジウムが共に値を下げた事から、12%金パラも軟調地合いが継続し続落。GC キャストウェル M.C.の買取り価格27,550円(-300円)、その他の12%金パラの買取り価格は27,250円(-300円)
今週5営業日の金パラは、値を上げた日が2日(5月31日・6月1日)、下げた日が3日(5月30日・6月2日・3日)となり、週半ば(31日・1日)は金の反発や、パラジウムの上昇を受けて、金パラも値を上げたものの、週末にかけて軟調となった地金相場の流れをを受けて、金パラもマイナスに転じ下げ幅を拡大する展開に。米の早期利上げ観測の台頭を受けて、ドル高に押される形で貴金属相場が圧迫されたほか、為替が円高・ドル安に振れたことも重なり、円建ての国内相場は今週も水準をやや落とし調整地合いが継続。金パラも週末にかけて下げ幅を広げ、本日は直近安値を下抜き、2月25日相場以来およそ3ヶ月ぶりの安値に値戻す展開となりました。
週間高値は28,200円(1日:キャストウェルベース)、安値は27,550円(3日相場)、平均価格は27,920円/個となっており、平均では前週平均28,160円/個に対して1個あたり-240円と、4週連続でマイナス推移となりました。5日間の値動きは以下の通り。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
05/27 27550円 (-300円)
05/26 27850円 (-350円)
05/25 28200円 (+100円)
05/24 28100円 (+200円)
05/23 27900円 (-100円)
5営業日の金パラ平均相場:27,920円
昨年末12月~6月現在までの値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:29,550円(12/7相場)
最安値:28,400円(12/3相場)
平均価格:28,860円
(1月)
最高値:28,100円(1/5相場)
最安値:26,400円(1/13相場)
平均価格:27,181円
(2月)
最高値:28,300円(2/15相場)
最安値:27,300円(2/25相場)
平均価格:27,888円
(3月)
最高値:30,000円(3/23相場)
最安値:27,700円(3/1相場)
平均価格:29,343円
(4月)
最高値:30,050円(4/28相場)
最安値:27,850円(4/8相場)
平均価格:28,765円
(5月)
最高値:29,600円(5/12相場)
最安値:27,850円(5/26相場)
平均価格:28,934円
(6月 ※3営業日現在)
最高値:28,200円(6/2相場)
最安値:27,550円(6/3相場)
平均価格:27,867円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】2日のNY金相場は、方向感に乏しくもみ合う場面が目立つなか、欧州中央銀行(ECB)による主要政策金利の据え置き決定を受けたドル高・ユーロ安の流れに押され相場を圧迫。中心限月の8月限は1トロイオンス1212.60ドル(-2.10ドル)と、続落して取引きを終了。朝方は安値拾いの買いや、石油輸出国機構(OPEC)が原油供給について合意に達せずと伝えられ、一時原油安が進む中、金は逃避需要としても買いを集めプラス圏で推移した。しかし、欧州中央銀行(ECB)理事会で、主要政策金利の据え置きを決定すると、外為市場でドル買い・ユーロ売りが進行。金商品は割高感から上げ幅を一掃したほか、ダラス連銀のカプラン総裁がインフレ圧力に言及し、早期利上げを支持するタカ派的な発言を行ったことも金相場を押し下げる要因となり、結局売り優勢に反転する展開となった。 ただ、5月の米雇用統計発表を翌3日に控えて、内容を見極めたいとの思惑から市場では様子見ムードも強まり、積極的な商いは手控えられた。
国内の金相場は、売りが優勢となったNY相場安や、円高要因から引き続き軟調地合いが継続し続落。買取ベースでは1gあたり4,547円(-26円)と、2営業日続落し、1月29日相場以来およそ4か月ぶりの安値に値戻す展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
06/03 4547円 (-26円)
06/02 4573円 (-67円)
06/01 4640円 (+12円)
05/31 4628円 (+19円)
05/30 4609円 (-15円)
05/27 4624円 (-16円)
05/26 4640円 (-14円)
05/25 4654円 (-52円)
05/24 4706円 (-35円)
05/23 4741円 (-19円)
直近10日間の金相場平均価格:4,636円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、石油輸出国機構(OPEC)による生産目標の見送り決定や、ECB追加緩和慎重姿勢を背景としたドル高・ユーロ安に伴う割高感に押され続落。中心限月の9月限は1トロイオンス534.45ドル(-12.30ドル)と、売りが優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤はドル安の進行や、中国株の上昇などから買いが先行し堅調に推移。一時550ドル圏内まで値を伸ばすも、石油輸出国機構(OPEC)が原油供給について合意に達せずと伝えられた事から相場は次第に売りに反転。また、欧州中央銀行(ECB)が同日の理事会で主要政策金利の据え置きを決定し、外為市場ではドル高・ユーロ安が再燃した事による割高感に相場を圧迫され下げ幅を拡大した。途中、米国内の原油や同製品の在庫が軒並み減少し、原油相場が反発に転じたことや、米国株が上昇したことが好感されやや買い戻される場面もあったが、同様に軟調となったプラチナ安や、引き続きドル買いの流れが相場を重くし、結局売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、値を下げたNY相場や、円高の流れを受けて軟調となり続落。買取では1gあたり1,955円(-54円)と、ここ最近の安値圏(5月26日相場:1,966円/g)を下抜き、3月1日相場以来およそ3カ月ぶりの安値に値戻す展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/03 1955円 (-54円)
06/02 2009円 (-38円)
06/01 2047円 (+17円)
05/31 2030円 (+32円)
05/30 1998円 (-11円)
05/27 2009円 (+43円)
05/26 1966円 (±0円)
05/25 1966円 (-48円)
05/24 2014円 (-49円)
05/23 2063円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,006円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1211.55ドル、パラジウムは537.80ドル、為替は1$108円91銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格27,550円(-300円)、その他の12%金パラの買取り価格は27,250円(-300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が853円(-10円)と、本日地金の金・パラジウムが共に軟調継続となった事から、12%金パラも値を下げ続落。ここ最近の安値を下抜いて、2月25日相場以来およそ3ヶ月ぶりの安値に値戻す展開となりました。
本日の地金は買取ベースで金4,547円-26円)、パラジウム1,955円(-54円)、銀59.19円(±0円)、プラチナ3,602円(-66円)と、国内貴金属は引き続き売り優勢となった海外相場安や、為替要因から値動きがなかった銀を除いて軟調に推移。金・パラジウム・プラチナはそれぞれ弱基調が継続し続落、一方で銀はNY相場がプラスに転じたことから、国内では値動きなしの横ばいとなりました。
【2日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1212.60ドル(-2.10ドル)
銀:1602.50セント(+9.80セント)
パラジウム:534.45ドル(-12.30ドル)
プラチナ:960.10ドル(-11.80ドル)
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