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本日の地金は買取ベースで金4,808円(+16円)、パラジウム3,283円(-76円)、銀63.29円(-0.33円)、プラチナ3,529円(-58円)と、国内貴金属は金はプラスに転じた一方で、銀は軟調地合いが継続。また、白金族のパラジウム・プラチナも本日はマイナス圏で推移。金はNY相場ではほぼ横ばいながら小幅安で推移したものの、時間外取引での戻りや、為替要因から国内では上昇し、5営業日ぶりに反発。パラジウムは前日に約2年3ヶ月ぶり(2015年3月10日相場来)の高値を付けるなど、このところの急騰に対する利益確定売りに押された事から、4営業日ぶりに反落し上値追いが一服。また、プラチナもマイナス圏で推移し、3営業日ぶりに値を落としました。
【13日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1268.60ドル(-0.30ドル)
銀:1676.70セント(-17.70セント)
パラジウム:857.55ドル(-6.70ドル)
プラチナ:924.20ドル(-20.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1264.80ドル、パラジウムは873.90ドル、為替は1$110円16銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け12日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を13、14の両日に控えて全体的に小動きな展開となる中、対ユーロでのドル高に伴う割高感に押され売り地合いが継続。中心限月の8月限は1トロイオンス1268.90ドル(-2.50ドル)と、小幅ながら値を下げ4営業日続落して取引きを終了。この日は売り買いのきっかけとなる新規の手掛かり材料が不足する中、早朝までは前週末清算値付近の水準で推移していた。しかし、その後は外国為替市場でドルが対ユーロで買い戻されると、ドル建てで取引される金相場は割高感からマイナス圏に転落。また、英国の総選挙などを控えて前週の前半に昨年11月以来の高値を付けたため、利益確定の売りが出たことも相場を下押しする要因となった。ただ昼ごろからは、13、14両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強まり、小幅な値動きとなった。今回のFOMC会合では追加利上げがほぼ確実視されているが、市場関係者は会合終了後に公表されるFOMC声明や参加者の金利見通し、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見から利上げペースに関する手掛かりを得ようとしている。また、FRBによる保有資産の縮小計画に関してイエレン氏が会見で具体的に言及するかどうかなども注目が集まっている。
国内の金相場は、引き続き売りが優ったNY相場を映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,792円(-23円)と、4営業日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
06/13 4792円 (-23円)
06/12 4815円 (-22円)
06/09 4837円 (-20円)
06/08 4857円 (-10円)
06/07 4867円 (+7円)
06/06 4860円 (-3円)
06/05 4863円 (+11円)
06/02 4852円 (+15円)
06/01 4837円 (+29円)
05/31 4808円 (-34円)
直近10日間の金相場平均価格:4,839円/g
【パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は、在庫減少や供給不足、原油高などを背景に引き続き堅調に推移し上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス864.25ドル(+8.05ドル)と、3営業日続伸し、連日で年初来高値を更新。中心終値では2014年9月8日相場(886.15ドル)以来およそ2年9ヶ月ぶりの高値を付けるなど、一段高で取引きを終了。この日のパラジウムは、価格水準を切り上げた前週末相場の流れを引き継ぎ序盤より買いが先行した。また、このところの供給不足や在庫減少などから需給バランスの崩れや、投機筋による買い増しが相場を引き上げ、一時880ドル圏内まで値を伸ばす場面もあった。その後は、ドル高や米国株の下げ、一部で利益確定の売りも出たことから、やや上値を抑えられるも、プラス圏を維持し終値では一代高値を記録して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き堅調な動きとなったNY相場を映して、プラス圏で推移し3営業日続伸。買取では1gあたり3,359円(+16円)と、前日同様に連日で年初来高値を抜いて、2015年3月10日相場以来およそ2年3ヶ月ぶりの高値となりました。現在上げ幅を拡大し一段高で推移しているパラジウムは、2015年3月上旬(3月2日-10日相場)近辺の高値圏で推移しております。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/13 3359円 (+16円)
06/12 3343円 (+125円)
06/09 3218円 (+91円)
06/08 3127円 (-59円)
06/07 3186円 (+5円)
06/06 3181円 (+17円)
06/05 3164円 (+21円)
06/02 3143円 (+49円)
06/01 3094円 (+48円)
05/31 3046円 (+44円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,186円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1267.50ドル、パラジウムは877.15ドル、為替は1$109円99銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格36,000円(±0円)、その他の12%金パラの買取り価格は35,800円(±0円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,124円(±0円)と、本日パラジウムは引き続き年初来高値を抜いて約2年3ヶ月ぶりの高値継続となった一方、金が軟調に推移するなど小動きな展開となった事から、12%金パラは値動きなしの横ばい。連日の上値追いが一服し、過去最高値圏(2015年6月2日相場来およそ2年ぶり)での高止まりとなりました。
現在、パラジウムの高騰により価格水準を切り上げている金パラは、過去最高値圏で推移した2015年5月下旬から6月上旬(5月25日-6月5日相場)近辺の高値水準で推移しております。
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