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【金相場】4日のNY金相場は、冴えない内容となった米製造業景気指数や、世界的な政治の緊張を背景に、逃避先としての金買いが活発になり上伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1258.40ドル(+4.40ドル)と、3営業日続伸し、中心終値では2月27日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。3日に発生したロシアの地下鉄自爆テロを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、この日も安全資産とされる金には買いが入り序盤より堅調に推移した。また、朝方発表された2月の米製造業受注が前月比1.0%増と1月(1.5%増)から伸び悩んだ事や、前日発表の3月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が前月から低下したこともあって、FRBが利上げを急がないとの見方が広がり、金相場は買いが旺盛となり上げ幅を拡大。一時1263.70ドルまで値を伸ばす場面もあった。ただ、原油相場の上昇などを受けて米株式相場が堅調に転じ、投資家のリスク回避姿勢がやや後退したことから、その後は次第に上げ幅を縮小した。市場の注目は、翌5日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、6-7両日開催の米中首脳会談、7日発表の米雇用統計に集まっている。
国内の金相場は、堅調な値動きとなったNY市場を映して小幅続伸。買取ベースでは1gあたり4,797円(+7円)と、小幅ながら値を伸ばし上伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
04/05 4797円 (+7円)
04/04 4790円 (+9円)
04/03 4781円 (-5円)
03/31 4786円 (-6円)
03/30 4792円 (+15円)
03/29 4777円 (+4円)
03/28 4773円 (+9円)
03/27 4764円 (+2円)
03/24 4762円 (-12円)
03/23 4774円 (-12円)
直近10日間の金相場平均価格:4,780円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、原油高や米株価の上昇、ドルや他貴金属の値動きを眺めて堅調地合いが継続。中心限月の6月限は1トロイオンス806.95ドル(+4.40ドル)と、4営業日続伸し、およそ2年ぶり(2015年3月9日相場以来)の高値を記録した先月24日相場以来、およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの連騰に対する反動売りが出たほか、朝方発表された2月の米製造業受注が前月から伸び悩んだ事を受けて、同国経済の成長加速に対する懐疑的な見方が広がった事を受けて、序盤は小安く推移した。一方、外為市場ではドル安に振れた事から、割安感が生じたほか、金やプラチナの上昇、原油高や米株高を眺めてパラジウムにも買いが入り上昇に反転。上げ幅を拡大したパラジウムは、一時この日の高値810.35ドルまで値を伸ばすなど、引き続き買い優勢の展開となった。
国内のパラジウムは、引き続き堅調に推移したNY相場高を映して上伸。買取では1gあたり3,040円(+5円)と、4営業日続伸し、上値追いの展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/05 3040円 (+5円)
04/04 3035円 (+6円)
04/03 3029円 (+16円)
03/31 3013円 (+27円)
03/30 2986円 (±0円)
03/29 2986円 (+21円)
03/28 2965円 (-75円)
03/27 3040円 (+11円)
03/24 3029円 (+48円)
03/23 2981円 (-5円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,010円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:25現在の金相場は1トロイオンス1256.85ドル、パラジウムは806.15ドル、為替は1$110円76銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,450円(+50円)、その他の12%金パラの買取り価格は34,250円(+50円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,073円(+1円)と、本日地金の金が小幅続伸した事に加え、パラジウムも4連騰するなど堅調に推移した事から、12%金パラも値を伸ばし直近では最長の6営業日続伸。小幅ながら3日間同額(+50円/日)を値を上げ、前日同様に3月2日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値継続となりました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,797円(+7円)、パラジウム3,040円(+5円)、銀68.37円(+0.11円)、プラチナ3,676円(+2円)と、国内貴金属は為替動向を睨んで全体的に小動きな展開となるも、NY相場の上昇を映して総じて堅調に推移。金はおよそ1ヶ月ぶりの高値を付けたNY相場高を映して、国内でも小幅に上昇し続伸したほか、銀も前日の下げをそのまま戻して反発。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれプラス圏で推移し、パラジウムは4営業日続伸するなど、上げ幅は小幅にとどまるも上値追いの展開となりました。
【4日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1258.40ドル(+4.40ドル)
銀:1832.30セント(+11.10セント)
パラジウム:806.95ドル(+4.40ドル)
プラチナ:964.50ドル(+6.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1259.80ドル、パラジウムは809.05ドル、為替は1$110円52銭前後の値動きで推移しております。
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