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《金相場》先週末20日のNY金相場は、イラク情勢の緊迫化や、前日の大幅上昇の流れから3日続伸。中心の8月物は1トロイオンス1316.60ドル(+2.50ドル)で取引きを終了。イラク情勢の緊迫化や、ウクライナ問題を背景に、地政学リスクが意識され、リスクをヘッジする目的から金が買われた形に。また、先日行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBイエレン議長が利上げに対して慎重な姿勢を維持した事から、金相場の強材料となり、昨日の大幅上昇に対する利益確定売りの動きはあったものの、前日に続きプラス圏でこの日の取引を終了。(昨日の金相場は前営業日+40ドル超と、1日の上げ幅では昨年9月以来およそ9カ月ぶりの上昇幅を記録するなど急騰。)
【NY金相場 先週の値動き(16日~20日)】
6/16 1275.30ドル (+1.20ドル)
6/17 1272.00ドル (-3.30ドル)
6/18 1272.70ドル (+0.70ドル)
6/19 1314.10ドル (+41.40ドル)
6/20 1316.60ドル (+2.50ドル)
※先週末比:1トロイオンス+42.50ドル(+3.2%)
国内の金も海外相場を反映し続伸。買取ベースでは4,608円(前営業日比+3円)、と小幅に値を上げ4営業日続伸しました。前営業日(6月20日)にはgあたり+120円と急伸し、買取では4,600円台へ価格をのせ4月15日相場来およそ2ヶ月ぶりの高値を更新。海外相場が堅調に推移した事で、本日国内相場も小幅ながら値を伸ばしました。
《パラジウム相場》先週末20日のNYパラジウム相場は4営業日ぶりに反落。中心限月の9月物は1トロイオンス822.20ドル(-16.40ドル)。南アフリカの白金鉱山のストがようやく終焉に向かうとの観測が出た事や、前日まで3連日上昇していた高値反動から、利益確定を目的とする調整売りが出た事で4営業日ぶりに値を下げこの日の取引を終了。
【NYパラジウム相場 先週の値動き(16日~20日)】
6/16 809.35ドル (-3.25ドル)
6/17 816.70ドル (+7.35ドル)
6/18 822.65ドル (+5.95ドル)
6/19 838.60ドル (+15.95ドル)
6/20 822.20ドル (-16.40ドル)
※先週末比:1トロイオンス+9.60ドル(+1.1%)
国内のパラジウムも海外相場の流れを受け反落。買取では2,867円(-44円)と、最近の上昇を受けた反動から値を下げ4営業日ぶりに反落となりました。
現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金は1トロイオンス1311.90ドル、パラジウムは819.85ドル、為替は1$102円03銭前後の値動きで推移しております。
本日地金の金・銀は4日値を上げ続伸したものの、パラジウムが最近の上昇した反動から4営業日ぶりに値を下げた事で、歯科用金パラも4営業日ぶりに反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は32,400円/個、その他の12%金パラの買取り価格は32,000円/個(共に前日比-200円)。
前営業日(6/20相場)は金が1gあたり+120円(+2.6%)と、大きく上昇し4月15日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値水準まで急伸↑銀・パラジウムも連れ高となり続伸した事で、金パラも1個あたり+500円と、1日の上げ幅では4月14相場以来の上昇幅を記録し、今月12日に記録した金パラの最高値を上抜き、再び過去最高値をつけるなど一段高へ。
本日金・銀は堅調に推移し続伸したものの、パラジウムが高値反動から4営業日ぶりに反落した事で、金パラも1個あたり-200円値を下げました。依然として金・パラジウム共に高値水準で推移している事から、金パラは過去最高値圏の価格水準で推移。6月本日までの金パラ(キャストウェル)価格相場は、最高値:32,600円(6/20相場)、最安値:31,800円(6/2相場)、平均相場:32,103円となっております。
【6月本日までの金パラ(キャストウェル)の価格相場推移】
06/23 32400円 (-200円)
06/20 32600円 (+500円) ※最高値
06/19 32100円 (+200円)
06/18 31900円 (+100円)
06/17 31800円 (-250円)
06/16 32050円 (±0円)
06/13 32050円 (-400円)
06/12 32450円 (+50円)
06/11 32400円 (+250円)
06/10 32150円 (-50円)
06/09 32200円 (+150円)
06/06 32050円 (+100円)
06/05 31950円 (±0円)
06/04 31950円 (+150円)
06/03 31800円 (±0円)
06/02 31800円 (-100円)※最安値
6月現在までの金パラ(キャストウェル)平均相場価格:32,103円/個
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,608円(+3円)、パラジウム2,867円(-44円)、銀72.90円(+0.54円)、プラチナ5,088円(-33円)と、金・銀は値を上げ続伸↑金は前営業日に続き4,600円台で推移するなど堅調に推移。銀も高く3/17相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値へ。一方、白金族のパラジウム・プラチナは最近の上昇した反動から共に4営業日ぶりに値を下げ反落しました。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格32,400円(-200円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は32,000円(-200円)、開封品の金パラジウム買取り価格が994円(-7円)と、本日金・銀地金は続伸したものの、パラジウムが反落した事で、歯科用金パラも4営業日ぶりに値を下げ反落となりました。
18:10現在の金相場は1トロイオンス1308.60ドル、パラジウムは827.75ドル、為替は1$102円04銭前後の値動きで推移しております。
週明けの相場動向にご注視下さい。
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