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本日の地金は買取ベースで金4,767円(+30円)、パラジウム2,948円(+59円)、銀66.10円(+0.76円)、プラチナ3,761円(+47円)と、国内貴金属は引け後に急伸したNY市場を映してそれぞれ堅調に推移。金・銀・プラチナはそれぞれ3営業日ぶりに値を上げ、前2営業日の下げを値戻したほか、パラジウムも前日の下げを戻し、大幅反発となりました。
【15日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1200.70ドル(-1.90ドル)
銀:1692.30セント(±0セント)
パラジウム:745.45ドル(+3.75ドル)
プラチナ:936.80ドル(-2.10ドル)
18:40現在の金相場は1トロイオンス1205.80ドル、パラジウムは749.75ドル、為替は1$114円66銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】14日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定などを控えて様子見ムードが広がり、ほぼ横ばいとなった。中心限月の4月限は1トロイオンス1202.60ドル(-0.50ドル)と、小幅安に振れ取引きを終了。朝方発表の2月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇と、市場予想を上回り良好な内容となった事から、外為市場ではドル高進行。金商品は割高感が意識され、序盤より小安い展開となった。もっとも、プラス圏で推移する場面もあり、金相場に明確な方向感は出なかった。15日実施のオランダ議会選では、極右政党の優勢が伝わっているほか、英国が月内に欧州連合(EU)離脱を正式に通告することが確実になるなど欧州を中心に政治リスクも意識されやすく、実物資産の裏付けがある金の支えになった。また、この日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、今会合での追加利上げ決定はほぼ確実視されているが、市場関係者の間ではFOMC終了後の声明やFOMCメンバーらの金利見通し、イエレンFRB議長の記者会見から今後の利上げペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が強まっていたため、積極的な商いは手控えられた。
国内の金相場は、ほぼ横ばい圏ながら小幅安となったNY相場や、為替動向を眺めて軟調地合いが継続。買取ベースでは1gあたり4,737円(-15円)と、前日と同額を値下げ続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
03/15 4737円 (-15円)
03/14 4752円 (-15円)
03/13 4767円 (+11円)
03/10 4756円 (-8円)
03/09 4764円 (-3円)
03/08 4767円 (-34円)
03/07 4801円 (-29円)
03/06 4830円 (-15円)
03/03 4845円 (-41円)
03/02 4886円 (+43円)
直近10日間の金相場平均価格:4,791円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、ドル高による割高感や、軟調となった原油相場、株式市場が重しとなり売り優勢に反転。中心限月の6月限は1トロイオンス741.70ドル(-12.75ドル)と、反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優った前日相場の流れを引き継いだほか、ドル安を眺めて序盤は買いが先行した。一方、朝方発表された米経済指標(2月の卸売物価指数)が良好な内容となった事から、外為市場ではドルがユーロに対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感に押されたほか、冴えない展開となった原油相場や株式市場も重しとなりマイナス圏に反転した。また、この日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、今会合での追加利上げ決定はほぼ確実視されていることも売り要因となった。
国内のパラジウムは、マイナスに転じたNY相場を映して反落。買取では1gあたり2,889円(-43円)と、3営業日ぶりに値を落としました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/15 2889円 (-43円)
03/14 2932円 (+6円)
03/13 2927円 (+6円)
03/10 2921円 (-81円)
03/09 3002円 (+16円)
03/08 2986円 (-6円)
03/07 2992円 (-10円)
03/06 3002円 (+5円)
03/03 2997円 (-16円)
03/02 3013円 (+43円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,966円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金相場は1トロイオンス1204.35ドル、パラジウムは745.80ドル、為替は1$114円82銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格33,400円(-300円)、その他の12%金パラの買取り価格は33,200円(-300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,036円(-10円)と、本日地金がそれぞれ値を下げ軟調に推移した事から、12%金パラもマイナス圏で推移し3営業日ぶりに反落しました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
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