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18日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の3月限は1トロイオンス792.15ドル(+12.90ドル)と、6営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。この日は、最近の安値反動から序盤より買いが先行。途中、スイス国立銀行(中央銀行)がマイナス金利の導入を発表した事をきっかけに貴金属は上伸し、パラジウムも買いが加速。このほか、米の株式相場が上伸した事や、プーチン大統領の年次記者会見内の声明を受けロシアによる現物売却の警戒感が緩和した事もプラス材料となり、高値圏を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、前日の海外相場が大きく反発した事や、為替が円安に振れた事から続伸。買取では1gあたり3,208円(+49円)と最近の安値から持ち直し、再び3,200円台へ価格をせました。
今週5営業日のパラジウム相場は、値を上げた日が2日(18日・19日相場)、下げた日が3日(15日・16日・17日相場)となっており、週初めの15日は前週末の海外相場安や、為替が円高に振れた事から国内相場は反落。翌16日以降も原油安や、中国・欧州圏の景気先行き不安の台頭、このほかロシア通貨のルーブル安を背景に同国による現物売却が警戒視された事から海外相場が軟化し、国内でも17日まで3連日安と軟調に推移。最近の高値相場から一服し、同17日では1gあたり3,132円と、先月21日相場以来およそ3週間ぶりの安値へ値戻しました。昨日18日は前日の海外相場では続落したものの、為替要因から国内では4営業日ぶりに反発。本日も海外相場が6営業日ぶりにプラスに転じた事や、為替が円安に振れた事から国内相場も上伸し、再び3,200円台へ価格をのせました。
週間の値動きでは最高値:3,272円(15日相場)、最安値:3,132円(17日相場)、平均価格は3193.6円/gと、平均では前週相場(8日~12日)の平均価格3293円/gに対し、gあたり-99.4円(-3%)と、8週ぶりに前週比マイナスで推移しました。
≪今週5営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース)≫
12/19 3208円 (+49円)
12/18 3159円 (+27円)
12/17 3132円 (-65円) ※最安値
12/16 3197円 (-75円)
12/15 3272円 (-38円) ※最高値
5営業日のパラジウム平均価格:3193.6円/g
11:30現在のパラジウム相場は1トロイオンス793.85ドル前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,800円(+250円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,400円(+250円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,085円(+9円)と、本日地金が揃って値を上げた事から、歯科用金パラも2営業日続伸となりました。
本日の地金は買取ベースで金4,904円(+34円)、パラジウム3,208円(+49円)、銀64.59円(+0.54円)、プラチナ4,897円(+4円)と、国内貴金属は前日の海外相場高や、為替要因から総じて続伸。金は週初め15日相場ぶりに4,900円台へ回復し、銀も小高く推移。パラジウムは前日の海外相場が大きく反発した事もあって堅調に推移し、再び買取では3,200円台へ価格をのせました。
【18日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1194.80ドル(+0.30ドル)
銀:1593.40セント(+0.60セント)
パラジウム:792.15ドル(+12.90ドル)
プラチナ:1197.10ドル(-2.40ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1199.90ドル、パラジウムは787.25ドル、為替は1$118円49銭前後の値動きで推移しております。
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