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本日地金が揃って値を下げた事から、12%金パラもマイナスに転じ3営業日ぶりに反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は31,650円/個、その他の12%金パラの買取り価格は31,250円/個(共に前日比-100円)。
今週5営業日の金パラは、値を上げた日が3日(27日・29日・30日)、下げた日が2日(28日・31日)と、一進一退のレンジ内推移。
週明けの27日は国内貴金属が揃って値を上げた事を受け、12%金パラもプラスに転じて上昇。翌28日は、週明け27日の海外相場が下振れた事に加え、為替が円高に振れた事が重なり、国内の地金相場が総じて反落。金パラも大きく値を下げ、週末24日に付けた直近安値を再度下抜き、昨年4月24日相場以来およそ1年3か月ぶりの安値に値戻しました。週半ばの29日と、昨日30日は地金の上昇を映して、金パラも値を上げ2日続伸。最近の安値圏推移からやや持ち直し堅調に推移しましたが、本日は地金が揃って値を下げた事で、金パラもマイナスに転じ3営業日ぶりに反落しております。
5営業日の高値は31,800円(27日:キャストウェルベース)、安値は31,400円(28日相場)、平均価格は31,640円/個となっており、前週5日間の平均31762.5円/個に対し、1個あたり-122.5円(-0.3%)と、小幅ながら2週連続マイナスで越週。5日間の値動きは以下の通り。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
07/27 31800円 (+250円) ※最高値
07/28 31400円 (-400円) ※最安値
07/29 31600円 (+200円)
07/30 31750円 (+150円)
07/31 31650円 (-100円)
5営業日の金パラ平均相場:31640円
※前週平均比-122.5円/個(-0.3%)
また、月間ではパラジウム地金の調整安を受けて、12%金パラも大きく水準を切り下げ一段安へ。過去最高値水準で推移していた先月までの高騰が一服し、月間平均では1個あたり32,459円(キャストウェルベース)と、前月比で-2486円(-7.1%)。価格水準を一段戻した現在の金パラ相場は、月間平均でみると昨年6月相場(平均:32,202円)辺りの水準で推移しております。
昨年末12月~2015年7月までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,250円(3/31日相場)
平均価格:35,086円 ※前月比:1個+83円(+0.2%)
(4月)
最高値:35,350円(4/13相場)
最安値:34,250円(4/1日相場)
平均価格:34,905円 ※前月比:1個-181円(-0.5%)
(5月)
最高値:36,050円(5/29相場)
最安値:34,900円(5/1日相場)
平均価格:35,511円 ※前月比:1個+606円(+1.7%)
(6月)
最高値:36,050円(6/1・2日相場)
最安値:33,300円(6/30日相場)
平均価格:34,945円 ※前月比:1個-566円(-1.5%)
(7月)
最高値:33,900円(7/2日相場)
最安値:31,400円(7/28日相場)
平均価格:32,459円 ※前月比:1個-2486円(-7.1%)
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】30日のNY金相場は、米経済が第2四半期に改善したことを示すGDP(国内総生産)統計が発表されたことを背景に、ドル高に相場を圧迫され軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1088.70ドル(-4.60ドル)と、3日続落して取引きを終了。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後は、時間外取引において一時1100ドル超まで買われ上昇していた。ただその後は、声明がややタカ派的な内容だったとの見方が広がり、年内の利上げが一段と意識されたことから、上げ幅を縮小。また、この日発表された米の4-6月期GDP速報値が、前期比年率2%超の伸びを回復し、1-3月期確定値も上方修正された事から、外為市場ではドル買いが活発化。ドル建ての金商品は相場を圧迫されたほか、4-6月期の個人消費、インフレ指標(コアPCE)も上振れだったことを受けて、9月の利上げ観測が再び意識された事も、下押し要因となり売りが優勢となった。途中、週間新規失業保険申請件数が前週比で増加した事から、ドル高が一服した場面では買い戻される場面もあったが、大きな上昇にはつながらず、結局この日もマイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は引き続き軟調に推移したNY市場を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,653円(-38円)と、3営業日ぶりに値を下げマイナスに転じました。
《7月の金相場価格推移(買取)》
07/31 4653円 (-38円)
07/30 4691円 (+23円)
07/29 4668円 (+19円)
07/28 4649円 (-30円) ※最安値
07/27 4679円 (+23円)
07/24 4656円 (-30円)
07/23 4686円 (-11円)
07/22 4697円 (-24円)
07/21 4721円 (-166円)
07/17 4887円 (-6円)
07/16 4893円 (-13円)
07/15 4906円 (-17円)
07/14 4923円 (+17円)
07/13 4906円 (+38円)
07/10 4868円 (+43円)
07/09 4825円 (-54円)
07/08 4879円 (-69円)
07/07 4948円 (-8円)
07/06 4956円 (+8円)
07/03 4948円 (-14円)
07/02 4962円 (+6円) ※最高値
07/01 4956円 (-17円)
7月の金相場平均価格:4816円/g
【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、発表された米のGDPを背景に同国経済成長が回復した事を好感され買いが広がった。中心限月の9月限は1トロイオンス620.55ドル(+4.95ドル)と、プラスに転じて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後の、時間外取引において買い戻されていた流れを受けて序盤より堅調に推移。また、この日発表の米の4-6月期GDP速報値が、前期比年率2%超の伸びを回復し、1-3月期確定値もプラスに上方修正された事から、同国経済成長の改善が示された事が支援材料となったほか、4-6月期の個人消費、インフレ指標(コアPCE)も上振れだったことを受けて、買いが膨らんだ。ただ一方で、ドル高となる状況に上値を抑えられたほか、金や原油相場の下落につられる形で値を下げる場面もあった。しかし、ドル高が一服する場面では再び切り返されたほか、プラチナの上昇や、米の株価持ち直しが好感され、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは小幅ながら3営業日ぶりに値を下げ反落。買取では1gあたり2,635円(-11円)と、前日までの上伸を受けた反動から本日はマイナス圏での推移となりました。
《7月のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/31 2635円 (-11円)
07/30 2646円 (+22円)
07/29 2624円 (+37円)
07/28 2587円 (-64円)
07/27 2651円 (+37円)
07/24 2614円 (-81円)
07/23 2695円 (+33円)
07/22 2662円 (+86円)
07/21 2576円 (-113円) ※最安値
07/17 2689円 (-49円)
07/16 2765円 (-27円)
07/15 2765円 (-27円)
07/14 2792円 (+65円)
07/13 2727円 (+65円)
07/10 2662円 (-16円)
07/09 2678円 (-38円)
07/08 2716円 (-151円)
07/07 2867円 (+16円)
07/06 2851円 (-65円)
07/02 2943円 (+119円) ※最高値
07/01 2824円 (+32円)
7月のパラジウム相場平均価格:2721円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1086.10ドル、パラジウムは618.55ドル、為替は1$124円03銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格31,650円(-100円)、その他の12%金パラの買取り価格は31,250円(-100円)、開封品の金パラジウム買取り価格が977円(-4円)と、本日地金が揃って値を下げた事から、12%金パラもマイナスに転じ3営業日ぶりに反落となりました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,653円(-38円)、パラジウム2,635円(-11円)、銀62.54円(-0.43円)、プラチナ4,235円(-3円)と、国内貴金属は総じて軟調に推移しそれぞれ3営業日ぶりに反落。金はNY市場の続落を映して、国内でもマイナスに転じ、銀も同様に軟調に推移。また、本日は白金族もそれぞれ値を下げ、パラジウム・プラチナ共に3営業日ぶりに反落し、マイナスに転じました。
【30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1088.70ドル(-4.60ドル)
銀:1469.60セント(-4.70セント)
パラジウム:620.55ドル(+4.95ドル)
プラチナ:989.90ドル(+5.00ドル)
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