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【金相場】9日のNY金相場は、米国の週間新規失業保険申請件数が3週連続で桁外れの高水準となった事を受け買いが殺到。中心限月の6月限は1トロイオンス1752.80ドル(+68.50ドル)と、節目の1700ドルを超え、中心終値では2012年10月以来(およそ7年6ヶ月ぶり)の高値で取引きを終了。米労働省が朝方発表した4日までの1週間の失業保険申請件数は660万6000件と、過去最多だった前週(686万7000件)に次ぐ高水準となった事を受け、金は逃避目的から買いが入り上昇した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、中小企業や自治体の資金繰り支援として最大2兆3000億ドルの大規模な資金供給を行うと発表。世界各国の中央銀行の緩和的な金融政策を背景に、金市場に資金が流入するとの見方も買いを誘い上げ幅を拡大。相場は一時1754.50ドルを付けるなど急騰した。途中、株高を受け上値追い一服となるも、引き続き買い優勢の流れは変わらず、この日は2012年10月ぶりの高値で引けた。
国内の金相場は、一段高となったNY相場を映し急伸。買取ベースでは1gあたり6,361円(+98円)と、直近高値を上抜いて、史上最高値を記録した2月25日相場(6,397円)以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/10 6361円 (+98円)
04/09 6263円 (+19円)
04/08 6244円 (-85円)
04/07 6329円 (+164円)
04/04 6165円 (+91円)
04/03 6074円 (+109円)
04/02 5965円 (+53円)
04/01 5912円 (-174円)
03/31 6086円 (-12円)
03/28 6098円 (-91円)
10日間の金相場平均価格:6,150円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、米連邦準備制度理事会(FRB)の資金供給や、株高が好感され3日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス2110.00ドル(+14.80ドル)と、先週2日相場以来(1週間ぶり)の高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場の流れを継続し、序盤より買いが先行した。しかし、全体的に値動きは荒く売り買いが交錯。朝方発表された米国の週間新規失業保険申請件数が661万件と、3週連続(3週間の合計は約1680万件)で桁外れの増加を示し、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停止の影響が、あらためて浮き彫りとなると、相場は売り優勢に反転した。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が、中小企業や自治体の資金繰り支援として最大2兆3000億ドルの大規模な資金供給を行うと発表されると、相場はプラス圏に再浮上。株高や押し目買いから上げ幅を拡大し、結局この日も買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場を映すも、引け後の戻りや為替動向を受けマイナス圏に反転。買取では1gあたり8,327円(-72円)と、値を下げ続落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/10 8327円 (-72円)
04/09 8399円 (-27円)
04/08 8426円 (+60円)
04/07 8366円 (±0円)
04/06 8366円 (-55円)
04/03 8421円 (-192円)
04/02 8613円 (-259円)
04/01 8872円 (-49円)
03/31 8921円 (+203円)
03/30 8718円 (-220円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,543円/g
12:45現在の金相場は1トロイオンス1745.20ドル、パラジウムは2094.30ドル、為替は1$108円43銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格73,000円(±0円)、その他の12%金パラの買取り価格は72,800円(±0円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1,751円(±0円)と、本日地金のパラジウムは値を下げマイナス圏で推移したものの、金が約1ヶ月半ぶりの高値を更新し歴代高値水準に再浮上した事から、金パラは横ばい推移。3連日で前日比変わらずの値動きとなりました。
現在、貴金属は世界情勢や為替動向など様々な要因から価格変動が激しくなっており、金パラ相場も値動きが荒い展開が続いております。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金6,361円(+98円)、パラジウム8,327円(-72円)、銀57.64円(+1.21円)、プラチナ2,813円(+2円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて堅調に推移。金はNY相場が大幅高となり約7年6ヶ月ぶり(2012年10月来)の高値を記録するなど一段高となった事を映し、国内でも価格水準を切り上げ急騰。直近高値を上抜いて、史上最高値を記録した2月25日相場(6,397円)以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となったほか、銀やプラチナもそれぞれ上昇し堅調に推移。一方、パラジウムはNY相場では買いが優り3日続伸するも、引け後の売り戻しや為替要因から上げを消化し、マイナス圏での値動きとなりました。
【9日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1752.80ドル(+68.50ドル)
銀:1605.30セント(+84.80セント)
パラジウム:2110.00ドル(+14.80ドル)
プラチナ:748.60ドル(+15.00ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1665.80ドル、パラジウムは2118.45ドル、為替は1$108円95銭前後の値動きで推移しております。
総数11012件 3416~3420件目を表示