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本日の地金は買取ベースで金5,796円(+148円)、パラジウム6,221円(+94円)、銀47.41円(-0.88円)、プラチナ2,528円(-7円)と、国内貴金属はまちまちな展開に。金はリスク資産への損失補填が一服しNY相場が値頃感から買い戻された事を映して、国内でも大きく反発し5営業日ぶりに上昇。また、パラジウムも円安要因やNY相場の持ち直しを受け、このところの調整地合いが一服し9営業日ぶりに反発した一方、銀とプラチナはマイナス圏で推移し、それぞれ軟調な動きとなりました。
【17日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1525.80ドル(+39.30ドル)
銀:1249.50セント(-32.10セント)
パラジウム:1509.60ドル(-4.50ドル)
プラチナ:665.30ドル(+7.60ドル)
【金相場】週明け16日のNY金相場は、金融市場の混乱が続く中で換金売りの流れが継続し5営業日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1486.50ドル(-30.20ドル)と、昨年12月20日相場(1480.90ドル)以来およそ3ヶ月ぶりの安値に戻して取引きを終了。新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退懸念が強まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。1%の緊急利下げで実質的なゼロ金利を復活するとともに、量的金融緩和の再開を決めた。これが金利を生まない資産への資金流入を促し、金相場はいったん上昇。一時1574ドル超まで値を伸ばす場面があった。しかし、アジア・欧州の株安に続き、16日の米国株式相場も寄り付きから急落し、下落率が基準値を超えて一時取引停止となるサーキットブレーカーが発動。このため、金など安全とされる資産は損失補填を目的とした換金売りに押され、軟調な地合いに反転した。さらに、外国為替市場ではドル買いが台頭し、ドル建て商品の割高感が強まったことも金への重しとなり、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、引き続き換金売りに押されたANY相場を映して何といy地合いが継続。買取ベースでは1gあたり5,648円(-168円)と、4営業日続落し、昨年12月13日相場(5,624円)以来およそ3ヶ月ぶりの安値水準に値戻す展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/17 5648円 (-168円)
03/16 5816円 (-21円)
03/13 5837円 (-212円)
03/12 6049円 (-53円)
03/11 6102円 (+63円)
03/10 6039円 (-158円)
03/09 6197円 (-46円)
03/06 6243円 (+61円)
03/05 6182円 (-22円)
03/04 6204円 (+129円)
10日間の金相場平均価格:6,032円/g
【パラジウム相場】週明け16日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、小幅高に転じて取引きを終了。中心限月の6月限は1トロイオンス1514.10ドル(+5.00ドル)と、7営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。新型肺炎の影響から世界経済への見通しが一段と下振れる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。1%の緊急利下げで実質的なゼロ金利を復活するとともに、量的金融緩和の再開を決めた。これを受けパラジウムは時間外取引きのアジア時間より買い戻しが活発化し、相場は一時1759.30ドルまで上昇するなど堅調となった。しかし、欧州株安に続いて、米国株もサーキットブレーカーが再発動するなどリスク回避姿勢が強まった事から、パラジウムも売り押され流れは反転。加えて原油が反落した事も意識され、プラス圏は維持するも、結局前日終値近辺の水準に戻して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、円高要因や引け後に売り戻された海外相場を眺めて軟調な展開が継続。買取では1gあたり6,127円(-435円)と、直近では最長の8営業日続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/17 6127円 (-435円)
03/16 6562円 (-214円)
03/13 6776円 (-1601円)
03/12 8377円 (-555円)
03/11 8932円 (-165円)
03/10 9097円 (-88円)
03/09 9185円 (-259円)
03/06 9444円 (-88円)
03/05 9532円 (+110円)
03/04 9422円 (-264円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,345円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1503.75ドル、パラジウムは1467.80ドル、為替は1$106円49銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格59,200円(-3800円)、その他の12%金パラの買取り価格は59,000円(-3800円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1,270円(-110円)と、本日地金が引き続き売り優勢となり軟調地合いが継続した事から、金パラもマイナス圏で推移し直近では最長の8日続落。急速に上げた昨年末からの上げ幅を消化し、昨年11月22日相場(58,850円)〜11月25日相場(59,250円)と、約4ヶ月ぶりの安値水準に値戻す展開となりました。
現在、貴金属は世界情勢や為替動向など様々な要因から価格変動が激しくなっており、金パラ相場も値動きが荒く乱高下する展開が続いております。ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,648円(-168円)、パラジウム6,127円(-435円)、銀48.29円(-6.38円)、プラチナ2,535円(-328円)と、国内貴金属はNY市場の値動きや為替動向を眺めて、総じて軟調な展開が継続。金は引き続きリスク資産への損失補填から利確売りに押されたNY相場を映して、4日続落とマイナス圏での値動きが継続。また、銀も同様に4日続落し下げ幅を拡大したほか、パラジウムは週明けのNY市場が7営業日ぶりに小幅高に振れ売り地合いが一服するも、国内では円高要因や引け後に戻りを売られた海外相場を眺め、国内では8営業日続落し軟調地合いが継続。プラチナは反落となりました。
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