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【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の3月限は1トロイオンス772.30ドルと、前日比では+4.05ドルで取引きを終了。この日は欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和を決定した事を背景に貴金属市場は総じて堅調に推移。序盤のパラジウムは、ECBの政策発表を前に様子見から売り買いまちまちの値動きで推移。途中、ドルの上昇や原油安、金の値動きに合わせ売りが優勢となり一時760ドルを下回る場面もあった。その後、ECBが市場予想を上回る規模の量的緩和策を発表し、低迷しているユーロ圏経済が活性化するとの観測が強まった事から買い戻され徐々に下げ幅を縮小。外為市場ではドル高・ユーロ安がが一段と進行したが、強気な金・プラチナの値動きを眺めてパラジウムも買い進められ、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は海外相場がプラスに転じた事や、為替が円安に振れた事を映して反発。買取では1gあたり3,143円(+43円)と、昨日の下げ幅をほぼ値戻しプラスに転じました。
《本日までの1月パラジウム相場価格推移(買取)》
01/23 3143円(+43円)
01/22 3100円(-48円)
01/21 3148円(+65円)
01/20 3083円(+43円)
01/19 3040円(-22円) ※最安値
01/16 3062円 (-70円)
01/15 3132円 (-151円)
01/14 3283円 (+16円) ※最高値
01/13 3267円 (+22円)
01/09 3245円 (+10円)
01/08 3235円 (-16円)
01/07 3251円 (+16円)
01/06 3235円 (-32円)
01/05 3267円 (-76円)
1月現在までのパラジウム平均価格:3,178円/g
11:30現在のパラジウムは770.05ドル、為替は1$118円33銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,550円(+450円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は35,150円(+450円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,109円(+15円)と、本日地金が揃って値を上げ上昇し、中でも金が直近高値を上抜いて過去20年来では最高値を記録した事から、金パラは急反発。年初来高値を上抜き、昨年末12月に付けた過去最高値圏内(キャストウェル:35,650円/個)まで再び上伸しました。
本日の地金は買取ベースで金5,298円(+66円)、パラジウム3,143円(+44円)、銀74.52円(+1.18円)、プラチナ5,193円(+44円)と、国内の貴金属は前日の海外相場高や、為替が円安に振れた事を映して上昇。金は先日21日に付けた直近高値(5,259円/g)を上抜き過去20年来では最高値を記録。銀も一段高く、昨年7月14日相場以来およそ6ヶ月半ぶりの高値へ。白金族も反発し堅調に推移。パラジウムは昨日の下げ幅をほぼ値戻し、プラチナは年初来高値を更新。昨年7月29日以来およそ6ヶ月ぶりの高値となりました。
【22日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1300.70ドル(+7.00ドル)
銀:1836.00セント(+16.70セント)
パラジウム:772.30ドル(+4.05ドル)
プラチナ:1284.80ドル(+8.40ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1290.15ドル、パラジウムは763.90ドル、為替は1$117円79銭前後の値動きで推移。
今夜は欧州中央銀行(ECB)の政策決定発表及び、ドラギ総裁の記者会見が控えており、内容によっては貴金属・為替相場共に値動きが激しくなる場合が御座います。
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