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本日の地金は買取ベースで金7,048円(+9円)、パラジウム10,588円(-258円)、銀100.76円(+0.44円)、プラチナ4,385円(+25円)と、国内貴金属はNY相場の値動きを映し、前日同様にパラジウムを除いて堅調地合いが継続。金はNY相場が小幅ながら上伸し約1ヵ月ぶりの高値を更新した事を受け、国内でも堅調地合いを維持し5日続伸。連日で直近高値を上抜いて、6月17日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となったほか、銀も値を伸ばし上昇。また、プラチナも上げ幅を拡大し6月16日相場(4,437円)以来およそ1ヵ月ぶりの高値となった一方、パラジウムは前日同様にマイナス圏での値動きとなり続落しました。
【15日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1829.00ドル(+4.00ドル)
銀:2639.40セント(+12.30セント)
パラジウム:2729.30ドル(-97.00ドル)
プラチナ:1137.70ドル(+9.60ドル)
16:05現在の金相場は1トロイオンス1838.55ドル、パラジウムは2836.05ドル、為替は1$109円80銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】14日のNY金相場は、ハト派寄りなパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、ドル安が進んだほか、長期金利の低下も支援材料となり続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1825.00ドル(+15.10ドル)と、上げ幅を拡大し、終値では6月16日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。朝方発表された6月の卸売物価指数(PPI)は前月比1.0%上昇と、市場を上回った。ただ、パウエル議長はこの日の議会証言で、インフレ率の上昇は「一時的」と従来の見解を繰り返し、緩和策縮小の条件とする雇用と物価の目標到達には「依然として遠い」と述べた。これを受けて早期の緩和縮小への警戒感が和らぎ、長期金利が低下。加えて外国為替市場ではドル安が進行し、ドル建て商品である金商品に割安感が生じた事も支援材料となり、堅調地合いとなった。
国内の金相場は、約1ヵ月ぶりの高値を更新するなど堅調となったNY相場を映し4連騰。買取ベースでは1gあたり7,039円(+25円)と、連日で直近高値を上抜いて、前日に続き6月17日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/15 7,039円 (+25円)
07/14 7,014円 (+7円)
07/13 7,007円 (+7円)
07/12 7,001円 (+40円)
07/09 6,961円 (-46円)
07/08 7,007円 (+35円)
07/07 6,972円 (-5円)
07/06 6,977円 (+12円)
07/05 6,965円 (+11円)
07/02 6,954円 (+60円)
10日間の金相場平均価格:6,990円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、ドル安や長期金利の低下を背景に支えられるも、株安などが重しとなり続落。中心限月の9月限は1トロイオンス2826.30ドル(-6.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引きより売りが先行し安寄りした。一方、ニュージーランド中銀が債券買い入れ停止を発表し、ドル安に振れたことを受けて堅調となり売り買いが交錯。その後、日中取引に入ると、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受けて、金融緩和策の早期縮小観測が後退。為替市場ではドル安に振れたことや、長期金利の低下を受けて下支えられるも、株価が下げる場面では売り押され、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、軟調となったNY相場を映し続落。買取では1gあたり10,846円(-110円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/15 10,846円 (-110円)
07/14 10,956円 (-39円)
07/13 10,995円 (+171円)
07/12 10,824円 (-11円)
07/09 10,835円 (-187円)
07/08 11,022円 (+247円)
07/07 10,775円 (-165円)
07/06 10,940円 (+83円)
07/05 10,857円 (+82円)
07/02 10,775円 (-5円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,883円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1830.50ドル、パラジウムは2822.75ドル、為替は1$109円89銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格95,350円(-450円)、その他の12%金パラの買取価格95,150円(-450円)、開封品の金パラジウム買取価格が2,542円(-15円)と、本日金は4日続伸するなど堅調地合いを維持し約1ヵ月ぶりの高値となった一方、パラジウムが軟調に推移した事から、金パラもマイナス圏での値動きとなり続落となりました。
現在、パラジウムの高騰を含め貴金属が高値推移している事から、金パラも記録的高値水準で推移するなど高騰中。年初来では本日までに+14,900円(+15.6%)と価格水準を大幅に切り上げて推移中。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
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