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本日の地金は買取ベースで金4,846円(+16円)、パラジウム3,056円(+37円)、銀65.45円(-0.65円)、プラチナ3,648円(-9円)と、国内貴金属は金・パラジウムが値を上げ引き続き堅調に推移した一方、銀・プラチナは値を下げ軟調に推移。金は前日同様にNY市場ではリスク選好を背景とした売りに押されるも、為替が円安・ドル高に傾斜した事から国内ではプラス圏で推移し3日上伸。月初来高値を抜いて、先月2日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値を付けたほか、パラジウムも堅調となり、上げ幅を拡大。ここ最近の高値を上抜いて、2月16日相場以来およそ2ヵ月半ぶりの高値に値戻しました。一方、銀は続落し、プラチナは3日続落と軟調地合いが継続。
【26日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1264.20ドル(-3.00ドル)
銀:1736.30セント(-22.80セント)
パラジウム:805.15ドル(+8.50ドル)
プラチナ:948.50ドル(-9.10ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1269.35ドル、パラジウムは802.10ドル、為替は1$111円27銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】25日のNY金相場は、投資家のリスク投資意欲が高まる中、安全資産とされる金の需要は後退し続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1267.20ドル(-10.30ドル)と、マイナス圏で推移し、終値では10日相場以来およそ2週間ぶりの安値で取引きを終了。23日のフランス大統領選第1回投票でマクロン前経済相が首位で決選投票進出を決めたことや、朝鮮人民軍創建85周年を迎えた北朝鮮で核実験が実施されなかったことを受け、投資家のリスク選好意欲が回復。欧米株が全面高となる一方、安全資産とされる金には売り圧力がかかり、相場の下押し要因となった。この日午前に発表された米経済指標は強弱まちまち。商務省が発表した3月の新築一戸建て住宅販売件数は前月比で増加し、市場予想も上回るなど堅調となった。これに対し、民間有力調査会社コンファレンス・ボードが公表した4月の消費者景気信頼感指数は前月から低下し、予想も下回るなど冴えない内容だった。
国内の金相場は、NY相場では売りが優ったものの、為替が円安・ドル高に傾斜した事から、国内では小幅に上振れ上伸。買取ベースでは1gあたり4,830円(+2円)と、ほぼ横ばい圏ながらプラス圏で推移し続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
04/26 4830円 (+2円)
04/25 4828円 (+11円)
04/24 4817円 (-10円)
04/21 4827円 (+27円)
04/20 4800円 (-18円)
04/19 4818円 (+2円)
04/18 4816円 (-10円)
04/17 4826円 (-4円)
04/14 4830円 (+8円)
04/13 4822円 (+7円)
直近10日間の金相場平均価格:4,821円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、仏大統領選挙に続き、北朝鮮の軍事行動が挑発的でなかったことに対する過度な警戒感の緩和、株価上昇によるリスク選好の流れが好感され上伸。中心限月の6月限は1トロイオンス796.65ドル(+1.20ドル)と、小幅ながら値を伸ばし続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、北朝鮮で核実験が実施されなかったことを受け過度な警戒感が一服したほか、アジア株の上昇を眺めてパラジウムも買いが継続し序盤より堅調に推移した。また、米国の税制改革に関する先行き期待感に加え、仏大統領選をめぐる安心感から2日連続で世界的な株高となり、投資家のリスク選好意欲が回復した事も買い材料となった。途中、金やプラチナなど他貴金属の下げや、一部で利益確定売りが出た事から売りに反転する場面もあったが、引き続き堅調となった米国株や、原油相場の上昇、ドルが対ユーロで軟化した事を眺めて、再度プラス圏に切り返した。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場や円安要因から上げ幅を拡大。買取では1gあたり3,019円(+44円)と、大きく値を上げ3,000円台に回復。ここ最近のボックス圏から上抜けて、10日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/26 3,019円 (+44円)
04/25 2975円 (±0円)
04/24 2975円 (±0円)
04/21 2975円 (+102円)
04/20 2873円 (+27円)
04/19 2846円 (-65円)
04/18 2911円 (-32円)
04/17 2943円 (-32円)
04/14 2975円 (+5円)
04/13 2970円 (-38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,945円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1268.55ドル、パラジウムは799.65ドル、為替は1$111円24銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,400円(+200円)、その他の12%金パラの買取り価格は34,200円(+200円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,071円(+7円)と、本日地金の金がほぼ横ばいながら小幅続伸した事に加え、パラジウムが上抜けた事から、12%金パラも上伸。ここ最近の高値を抜いて、月初の高値水準まで値戻す展開となりました。
現在、日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
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