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月末31日のNYパラジウム相場は反落。中心の9月物は1トロイオンス873.70ドル(-6.45ドル)で取引きを終了。アルゼンチンが再びデフォルトに陥った事を受け、欧米をはじめ世界的に株価が下落。貴金属市場も全般的に売りが進み、パラジウムも値を下げた形に。また、月末から持ち高を調整する売りが出た事も値を下げた要因となり、マイナス圏でこの日の取引きを終了した。
国内のパラジウムは海外相場を映し6営業日ぶりにマイナスに転じ反落。買取では3,067円(-33円)と、週初め28日相場来の価格水準に値戻しました。
今週5日間の国内パラジウムは、値を上げた日が4日(7月28・29日・30日・31日)、値を下げた日が1日(8月1日)となっており、週明け28日は、前週末25日の海外パラジウム相場が反発した事を受け、国内でも値を伸ばし続伸。買取では3,062円(+27円)と、今月18日につけた過去13年4カ月来の高値(3,067円)圏内まで再び上昇。翌29日も前日の海外相場が880ドルを超えるなど堅調に推移した事を受け、国内でも値を伸ばし3営業日続伸。買取では1gあたり3,073円(+11円)と、18日につけた直近の高値(3,067円/g)を上抜き、およそ13年4か月ぶりの高値を記録。その後30日と、昨日31日ともに堅調に推移し5営業日続伸。連日で高値を上抜いて31日には買取相場で3,100円を記録。本日は、前日の海外貴金属相場が全般的に売られ軟化した事を映し、国内パラジウム相場も6営業日ぶりにマイナス圏へ反落。買取では3,067円(-33円)と、週初めの28日相場に値戻しました。
今週5営業日のパラジウムは前3週間同様、全日3,000円台で推移。先週軟調に推移した値幅を戻し、連日で直近高値を更新するなど一段高へ。5日間の平均では3,077円と、先週4営業日平均(3033.5円)に対し+43.5円(+1.4%)と、前週平均比プラスとなりました。
【今週5営業日 パラジウムの値動き(買取ベース)】
08/01 3,067円 (-33円)
07/31 3,100円 (+17円)
07/30 3,083円 (+10円)
07/29 3,073円 (+11円)
07/28 3,062円 (+27円)
今週5日間のパラジウム平均相場:3,077円(買取)
10:50現在のパラジウムは873.90ドル前後で推移しております。
本日地金が揃って値を下げた事を受け、歯科用金パラも5営業日ぶりに反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は33,450円/個、その他の12%金パラの買取り価格は33,050円/個(共に前日比-250円)。
7月の金パラの値動きは、6月末からの上昇が継続し上旬から連日で過去最高値を更新するなど価格水準を切り上げ一段高へ。月初の1日より直近の高値を上抜いて、5連日で高値を更新し、3日にはキャストウェルで33,050円と、大台の33,000円台へ上伸。8日は一旦小幅(-50円)に値を下げるも、翌9日から再びプラスに転じ4営業日続伸するなど高騰。14日にはキャストウェルで33,400円まで値を伸ばし一段高へ。18日はウクライナでマレーシア機が親ロシア派に撃墜されたと伝わり、地政学リスクから金・パラジウム地金が上昇。歯科用金パラも値を上げキャストウェルでは33,500円と、再び高値を更新。その後、地金が最近の急伸を受けた反動から軟調に推移した事で、金パラも4営業日続落と軟化。7月最終週の28日?31日は軟化した前週の下げ幅を値戻し、4連日プラスで推移するなど堅調に推移。30日には18日につけた金パラの高値を更新し、再び過去最高値を記録。昨日31日も地金が上昇し、パラジウムが2001年3月28日相場来の高値を記録するなど高騰した事を受け、金パラも上伸。前日に続き過去最高値をつけ7月を終了しました。
7月ではキャストウェルで33,000円を超えた日は22営業日中、20日となり月間最高値は33,700円(7月31日)、最安値32,750円(7月1日)、平均では33,248円。先月6月の金パラ(キャストウェル)価格は最高値32,600円(6月20日・27日・30日)、最安値31,800円(6月2日・3日・17日)、平均では32,202円と、6月に対し7月では平均で+1,046円(+3.1%)値を上げるなど一段高となり、年初来より7ヶ月連続で前月平均を上回り、過去最高値圏の価格水準となりました。 (7月は全日で6月の最高値を上回って推移。)
【7月の金パラ価格推移】※キャストウェルベース
07/31 33,700円(+150円) ※7月最高値
07/30 33,550円(+50円)
07/29 33,500円(+50円)
07/28 33,450円(+300円)
07/25 33,150円(-50円)
07/24 33,200円(-50円)
07/23 33,250円(-50円)
07/22 33,300円(-200円)
07/18 33,500円(+300円)
07/17 33,200円(+150円)
07/16 33,050円(-100円)
07/15 33,150円(-250円)
07/14 33,400円(+50円)
07/11 33,350円(+50円)
07/10 33,300円(+100円)
07/09 33,200円(+50円)
07/08 33,150円(-50円)
07/07 33,200円(+100円)
07/04 33,100円(+50円)
07/03 33,050円(+100円)
07/02 32,950円(+200円)
07/01 32,750円(+150円) ※7月最安値
7月の金パラ(キャストウェル)平均価格:33,248円/個
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
31日のNY金相場は続落。中心限月の12月物は1トロイオンス1282.80ドル(-14.10ドル)と、6月18日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの安値で取引きを終了。最近の強い米の経済指標を受け、早期利上げ観測が意識された事や、月末の持ち高調整から売りが優勢となり値を下げた。また、アルゼンチンが再びデフォルトに陥った事から、欧米をはじめ世界的に株安となり、VIX(恐怖指数)が直近では高水準まで上昇。金や他貴金属も動向を伺いながらこの日は軟調に推移し、マイナス圏で取引きを終了した。
国内の金は本日値を下げ反落。買取ベースでは1gあたり4,536円(-46円)と、先週25日相場以来およそ1週間ぶりの安値となりました。
今週5営業日(7月28日~8月1日)の金の値動きは、値を上げた日が2日(28日・31日)、値を下げた日が3日(29日・30日・8月1日)。週明け28日の国内相場は、前週末に海外相場が反発した事を受け、5営業日ぶりに反発。買取ベースでは1gあたり4,570円(+44円)と、22日相場以来およそ1週間ぶりの高値まで上昇。翌営業日29日は、前日比ほぼ横ばいながら-1円と小幅に値を下げ反落し、30日も-3円と小幅に値を下げ2日続落。(買取では1gあたり4,568円)。昨日31日は、4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回る伸びとなった事で、外国為替市場でドルが対主要通貨に対し上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫され下落。一方、国内相場は為替がドル高・円安に振れた事で3営業日ぶりにプラスに転じ、買取では4,582円(+16円)と、18日相場以来およそ2週間ぶりの高値へ上伸。本日は海外相場が最近の強い米の経済指標を受け、早期利上げ観測が意識された事や、月末の持ち高調整から売りが優勢となり下落。また、アルゼンチンが再びデフォルトに陥った事から、欧米をはじめ世界的に株安となり金や他貴金属にも波及し総じて軟調に推移。国内でも海外相場の下落を映して反落。買取では1gあたり4,536円(-46円)と、先週25日相場以来およそ1週間ぶりの安値へ値戻しました。
今週5営業日の金平均は4564.6円と、先週の5営業日平均(4558.5円)に対し1g+6.1円(+0.1%)と、ほぼ横ばいながら3週間ぶりに前週平均比プラスとなりました。
【今週5営業日 金の値動き(買取ベース)】
08/01 4,536円 (-46円)
07/31 4,582円 (+16円)
07/30 4,566円 (-3円)
07/29 4,569円 (-1円)
07/28 4,570円 (+44円)
今週5日間の金平均相場:4,564.6円(買取)
10:50現在の金は1トロイオンス1283.25ドル前後の値動きで推移しております。
本日の地金は買取ベースで金4,536円(-46円)、パラジウム3,067円(-33円)、銀71.72円(-0.86円)、プラチナ5,160円(-58円)と、国内の貴金属は全般的に値を下げ下落。金は先週25日相場以来およそ1週間ぶりの安値となり、銀も3営業日ぶりに反落。白金族も軟調に推移し、パラジウムは先月24日相場以来6営業日ぶりに値を下げ、プラチナも反落しました。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格33,450円(-250円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は33,050円(-250円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,034円(-9円)と、本日国内の地金は揃って値を下げ反落した事で、歯科用金パラも5営業日ぶりに値を下げ反落。週初めの28日相場と並び、週間では初めてマイナスに転じました。
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