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【1日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1128.00ドル(+11.60ドル)
銀:1434.30ント(+9.00セント)
パラジウム:502.35ドル(+3.85ドル)
プラチナ:870.10ドル(-4.20ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1123.30ドル、パラジウムは500.05ドル、為替は1$121円27銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末29日のNY金相場は、日銀のマイナス金利導入を受け市場の動揺が広る中、冴えない内容となった米の経済指標を背景に買い戻され小反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1116.40ドル(+0.30ドル)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げ、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、全体的に小動きな展開となった中、序盤は前日までの売り優勢地合いを引き継ぎ小安く推移した。また、日銀の当座預金マイナス金利導入決定を受けて、外為市場ではドル買いが進行、米欧株価が急伸したほか、原油の供給過剰が解消に向かうとの期待感から、過度なリスク回避姿勢が後退した事も相場の下押し要因となった。しかし、売り一巡後は、発表された米の経済指標が低調な内容となった事から相場は再び上昇基調に反転。この日発表された、2015年10-12月の米実質GDP(国内総生産)が前期比0.7%増と前期から減速したことや、米ミシガン大消費者景況感指数が悪化したことが支援材料となったほか、米連邦準備理事会(FRB)の今年の利上げペースが緩やかになるとの観測も買いを促し、結局プラス圏でこの日の取引きを終えた。
中国金融市場の混乱をきっかけとした世界同時株安や原油価格の下落、米国成長鈍化の兆しを背景に、今月は年初よりリスク回避姿勢が台頭。安全資産に逃避する動きが強まった事から金は買いが進み、月間ベースでは5.3%高と、1年ぶりの大幅上昇となった。
国内金相場は、週末の海外相場の値動きや、為替が円安に傾斜した事をうけて大幅反発。買取ベースでは1gあたり4,663円(+108円)と、先日28日につけた直近高値を再び更新し、昨年11月4日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
02/01 4663円 (+108円) ※最高値
01/29 4555円 (-24円)
01/28 4579円 (+22円)
01/27 4557円 (+58円)
01/26 4499円 (+26円)
01/25 4473円 (+19円)
01/22 4454円 (+27円)
01/21 4427円 (+24円)
01/20 4403円 (-2円) ※最安値
01/19 4405円 (+13円)
直近10日間の金相場平均価格:4,502円/g
【パラジウム相場】週末29日のNYパラジウム相場は、ドル高に上値を抑えられるも、日銀のマイナス金利政策の導入を好感して世界的に株価が上昇したほか、引き続き原油が上伸したことが材料視され反発。中心限月の3月限は1トロイオンス498.50ドル(+6.50ドル)と、プラスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日に値を下げた反動から序盤より買い戻しが先行した。その後、日銀のマイナス金利導入決定を受けて、外為市場ではドル買いが進行。ドル建てのパラジウムは相場を圧迫され売りが優勢に反転するも、日銀の決定を好感してアジアや、米欧など世界的に株価が上昇したほか、需給の締まりを意識され原油相場が堅調地合いとなったことも投資家心理を改善させ、パラジウムは再度プラス圏に浮上した。その後、500ドルにのせた後は発表された米の経済指標を受けて売り買いが交錯。2015年10-12月の米実質GDP(国内総生産)が前期比で減速し、景気に陰りが出ていることが示されたほか、米ミシガン大消費者景況感指数が悪化したことも相場の重しとなったが、週末を前にした持ち高調整や、ドル買いの一服、1月シカゴ購買部協会景気指数が大きく上振れたことも支えとなり、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、堅調に推移した週末の海外相場高や、円安進行を背景に大きく反発。買取では1gあたり2,057円(+64円)と、1月7日相場と同額まで戻し、およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/01 2057円 (+64円) ※最高値
01/29 1993円 (-16円)
01/28 2009円 (+11円)
01/27 1998円 (+43円)
01/26 1955円 (-59円) ※最安値
01/25 2014円 (+16円)
01/22 1998円 (+11円)
01/21 1987円 (+11円)
01/20 1976円 (+10円)
01/19 1966円 (+11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:1995円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金相場は1トロイオンス1121.10ドル、パラジウムは502.45ドル、為替は1$121円29銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格28,100円(+600円)、その他の12%金パラの買取り価格は27,800円(+600円)、開封品の金パラジウム買取り価格が864円(+20円)と、本日地金が揃って値を上げ一段高となったことから、金パラも大幅反発。年初来高値の1月5日相場と同額まで値戻し、およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
本日の地金は買取ベースで金4,663円(+108円)、パラジウム2,057円(+64円)、銀59.08円(+1.19円)、プラチナ3,640円(+93円)と、国内貴金属は堅調に推移した週末の海外相場高や、為替の円安進行を受けて軒並み上昇。金は前日比+108円/gと大きく反発し、先日28日につけた直近高値を再び更新。昨年11月4日以来およそ3ヶ月ぶりの高値に値戻し一段高となったほか、銀も堅調に推移し年初来高値を付けました。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を上げ高値圏で推移。パラジウムは1月7日相場と同額まで戻したほか、プラチナも上げ幅を拡大し、1月6日相場以来の高値となるなど、共におよそ1ヶ月ぶりの高値となっております。
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