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本日の地金は買取ベースで金5,003円(-5円)、パラジウム3,494円(-65円)、銀66.53円(±0円)、プラチナ3,768円(±0円)と、金は3営業日ぶりに反落したNY相場を映して、国内でも小幅ながらマイナス圏で推移し3日続落したほか、パラジウムも3日続落。急騰した4日相場の上げ幅を消化し、1日相場の水準に値戻す展開となりました。一方、本日は銀・プラチナは前日比変わらずとなり、値動きなしの横ばい。
【6日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1339.00ドル(-5.50ドル)
銀:1791.00セント(-3.10セント)
パラジウム:931.90ドル(-25.10ドル)
プラチナ:1007.10ドル(-1.90ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1342.15ドル、パラジウムは963.50ドル、為替は1$108円72銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け5日のNY金相場は、北朝鮮情勢の緊迫化などを背景に逃避需要から買いが入り3日上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1344.50ドル(+14.10ドル)と、中心終値では2016年9月22日相場以来およそ11ヵ月半ぶりの高値で取引きを終了。トランプ米大統領はこの日、北朝鮮が3日に強行した6度目の核実験を受けて、「日本や韓国が米国から高性能の軍装備品を大量に購入することを認めるつもりだ」とツイッターで表明。これに対し、北朝鮮外務省報道官は「米国の制裁圧迫策動にわれわれ独自の方式で応える」と警告。米国と北朝鮮による威嚇の応酬が続く一方、北朝鮮が9日の建国記念日を控えて新たな挑発行動に出るのではないかとの警戒感が広がったため、株式相場が軟調となる中、安産資産とされる金が買われた。また、外国為替市場では未明からドル売り・ユーロ買いが先行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことも支援材料となった。このほか、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事がこの日朝の講演で、景気が回復する一方でインフレ率が伸び悩んでいることに懸念を表明。利上げに慎重な姿勢を示したことで追加利上げ観測が一段と後退したことも、金利を生まない資産である金には追い風となった。
国内の金相場は、一段高となったNY相場を映すも、円高の進行に上げを消化されマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり5,008円(-21円)と、値を落とし続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/06 5008円 (-21円)
09/05 5029円 (-16円)
09/04 5045円 (+43円)
09/01 5002円 (+40円)
08/31 4854円 (+13円)
08/30 4943円 (+19円)
08/29 4924円 (+65円)
08/28 4859円 (+11円)
08/25 4848円 (+8円)
08/24 4840円 (-11円)
直近10日間の金相場平均価格:4,946円/g
【パラジウム相場】週明け5日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する利益確定売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス957.00ドル(-20.10ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが活発化した前営業日の強地合いや、ドル安を背景とした他貴金属の上昇が意識されて序盤は堅調に推移。一時997.50ドルまで上げ幅を拡大するなど、一代高値を再度上抜く場面もあった。ただ、前営業日の1日には、年初来高値を更新し、終値では2001年以来およそ16年ぶりの高値を記録するなど大幅に価格水準を切り上げていた事から、目先の利益を確定する売りが出て上げ幅を縮小。北朝鮮情勢への警戒感から市場心理が後退し、世界的に株安が進む中、パラジウムの上昇も一服し、マイナスサイドに反転した。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場安や、円高要因から売りが優り続落。買取では1gあたり3,559円(-81円)と、上値追いが一服する展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/06 3559円 (-81円)
09/05 3640円 (-48円)
09/04 3688円 (+194円)
09/01 3494円 (+6円)
08/31 3488円 (-22円)
08/30 3510円 (+54円)
08/29 3456円 (+27円)
08/28 3429円 (-32円)
08/25 3461円 (+16円)
08/24 3445円 (-11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,517円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:35現在の金相場は1トロイオンス1340.15ドル、パラジウムは959.85ドル、為替は1$108円64銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格38,350円(-400円)、その他の12%金パラの買取り価格は38,150円(-400円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,201円(-14円)と、本日地金の金・パラジウムが共にマイナス圏で推移した事から、12%金パラも値を下げ続落となりました。
現在、金やパラジウムの高騰を背景に、12%金パラも価格水準を切り上げ、過去高値圏での相場展開となっております。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
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