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【金相場】連休明け6日のNY金相場は、予想を大幅に下回った3月の米雇用統計を受け急反発。中心限月の6月限では1トロイオンス1218.60ドル(+17.70ドル)と、中心終値では2月13日相場以来およそ7週間ぶりの高値で取引きを終了。祝日のため商品市場が休場だった先週末3日に発表された米の3月雇用統計数は、12万6000人増と、市場予想の24万5000人増を大幅に下回り、2013年12月以来の低調な内容となった。これを受けて外為市場ではドルが全面安の様相となったと同時に、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始時期を遅らせる可能性が再燃した事を背景に、時間外取引きのNY金相場は急反発していた。また、この日6日に発表された3月のISM非製造業総合指数は56.5と、市場予想と一致したものの、前月値を下回り昨年12月以来3カ月ぶりの低水準となったためドルの軟調地合いが継続。ドル安を背景に金は買い進められたほか、原油相場が堅調に推移した事を眺めて上げ幅を拡大し、一時1220ドル超まで上伸する場面もあった。その後は、米株価指数が上昇した事や、ドルが切り返した事から金は上値を抑えられるも買い優勢の流れは変わらず、終値では2月13日相場以来およそ7週間ぶりの高値で取引きを終えた。
国内の金相場は引き続き堅調に推移した海外相場を映して続伸。買取ベースでは1gあたり4,997円(+7円)と、米の雇用統計悪化に伴い上げ幅を拡大した前日相場に続き、小幅ながら値を伸ばし2日続伸。先月3日相場と同額まで値戻し、およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
《直近10営業日の金相場価格推移(買取)》
04/07 4997円 (+7円) ※最高値
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (+17円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円) ※最安値
03/31 4904円 (-9円)
03/30 4913円 (-24円)
03/27 4937円 (+25円)
03/26 4912円 (+1円)
03/25 4911円 (+4円)
直近10日間の金相場平均価格:4,937円/g
【パラジウム相場】連休明け6日のNYパラジウム相場は大幅反発。中心限月の6月限は1トロイオンス768.80ドル(+22.50ドル)と、先月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値に回復して取引きを終了。祝日のため商品市場が休場の中、先週末3日に発表された米の3月雇用統計が大幅に悪化した事を背景に、外為市場ではドル売りが加速。ドル建てのパラジウムは割安感から時間外取引きで急伸し、大きく値を伸ばした。また、この日も買い優勢の流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移した中、発表された米の経済指標(ISM非製造業景況指数)が、冴えない内容となった事を受け、外為市場ではドル売り・ユーロ買いが継続。ドル建てのパラジウムは割安感から買われた事や、原油相場が上昇したほか、金やプラチナなど他貴金属が堅調に推移したのを眺めて、パラジウムも上げ幅を拡大し一時770ドル超まで上昇する場面もあった。その後は、ドルがやや切り返した事から上げ幅を縮小するも買い優勢の流れは変わらず、中心終値では先月26日相場以来およそ2週間ぶりの価格水準に値戻して取引きを終えた。中心6月限月の値動きは、高値778.00ドル、安値746.75ドル、終値768.80ドル。
国内のパラジウム相場は、引き続き堅調に推移した海外相場を映して5営業日続伸。買取では1gあたり3,127円(+33円)と、先月27日相場と同額まで値戻し、同日ぶりに3,100円台へ。4月に入っては全日プラス圏で推移するなど最近の安値圏から持ち直し、直近では最長(2月24日〜3月3日以来)の5営業日続伸となりました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/07 3127円 (+33円) ※最高値(25日・27日同額)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円)
03/31 3002円 (-6円) ※最安値
03/30 3008円 (-119円)
03/27 3127円 (+6円)
03/26 3121円 (-6円)
03/25 3127円 (-48円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,072円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1213.85ドル、パラジウムは768.90ドル、為替は1$119円57銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,100円(+150円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,700円(+150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,091円(+5円)と、本日地金の金・パラジウムが共に値を上げ価格水準を切り上げた事から、12%金パラも上値追いの展開となり上伸。先月11日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値まで値戻し、キャストウェルでは再び35,000円台に価格をのせました。
本日の地金は買取ベースで金4,997円(+7円)、パラジウム3,127円(+33円)、銀69.34円(-0.32円)、プラチナ4,823円(-2円)と、金は小幅ながら値を伸ばし2営業日続伸。先月3日相場と同額まで値戻し、昨日同様およそ1か月ぶりの高値となりました。銀は小安く推移し反落し、パラジウムは直近では最長の5営業日続伸。先月27日相場と同額まで値戻し、買取では同日ぶりに3,100円台へ。一方、プラチナはほぼ横ばいながら小幅に値を下げ、本日はマイナスに転じました。
【6日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1218.60ドル(+17.70ドル)
銀:1711.00セント(+40.90セント)
パラジウム:768.80ドル(+22.50ドル)
プラチナ:1180.40ドル(+25.90ドル)
18:30現在の金相場は1トロイオンス1219.80ドル、パラジウムは761.75ドル、為替は1$118円07銭前後の値動きで推移しております。
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