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週明け27日のNY金相場は、先週末に大きく値を下げた反動から買い戻され急反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1203.20ドル(+28.20ドル)と、前営業日の下げ幅を値戻し、中心終値では10日相場以来およそ3週間ぶりの高値に回復して取引きを終了。この日の金相場は、先週末24日に大きく売り込まれた反動から買い戻され序盤より堅調に推移。また、依然としてギリシャの債務問題への警戒感が根強く、逃避先としても金は買われたほか、外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事も割安感に繋がり上げ幅を拡大。午前の早い段階で節目の1200ドルを超えた。その後も、28-29日の2日間に渡って開催される米国の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、利上げ時期の後ずれを警戒した買い戻しや、株式相場の下落などが支援材料となり、そのまま高値圏を維持してこの日の取引きを終えた。大きく切り返した金相場は、1日の上げ幅では1月15日相場以来では最大となり、中心終値では10日相場以来およそ3週間ぶりの高値となった。
《4月現在のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/27 1203.2(+28.2)
04/24 1175.0(-19.3) ※最安値
04/23 1194.3(+7.4)
04/22 1186.9(-16.2)
04/21 1203.1(+9.4)
04/20 1193.7 (-9.4)
04/17 1203.1 (+5.1)
04/16 1198.0 (-3.3)
04/15 1201.3 (+8.7)
04/14 1192.6 (-6.7)
04/13 1199.3 (-5.3)
04/10 1204.6 (+11.0)
04/09 1193.6 (-9.5)
04/08 1203.1 (-7.5)
04/07 1210.6 (-8.0)
04/06 1218.6 (+17.7) ※最高値
04/02 1200.9 (-7.3)
04/01 1208.2 (+25.0)
4月現在のNY金相場平均価格:1199.0ドル/toz
国内の金相場はプラスに転じた海外相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,919円(+84円)と、昨日の下げ幅をほぼ値戻し、直近安値圏から切り返しました。
《4月現在の金相場価格推移(買取)》
04/28 4919円 (+84円)
04/27 4835円 (-86円) ※最安値
04/24 4921円 (+2円)
04/23 4919円 (-40円)
04/22 4959円 (+42円)
04/21 4917円 (-24円)
04/20 4941円 (+18円)
04/17 4923円 (-27円)
04/16 4950円 (+31円)
04/15 4919円 (-34円)
04/14 4953円 (-50円)
04/13 5003円 (+40円)
04/10 4963円 (-11円)
04/09 4974円 (-32円)
04/08 5006円 (+9円) ※最高値
04/07 4997円 (+7円)
04/06 4990円 (+34円)
04/03 4869円 (-2円)
04/02 4958円 (+63円)
04/01 4895円 (-9円)
本日までの4月の金相場平均価格:4945円/g
10:30現在の金相場は1トロイオンス1201.30ドル、為替は1$119円07銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格34,900円(+300円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,500円(+300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,085円(+10円)と、本日地金が揃ってプラスに転じ昨日の下げ幅を値戻した事から、12%金パラも反発。直近の安値を付けた昨日の下げ幅を値戻し、先週22日相場以来(1週間ぶり)の高値となりました。
本日の地金は買取ベースで金4,919円(+84円)、パラジウム3,154円+17円)、銀66.64円(+2.59円)、プラチナ4,675円(+79円)と、国内貴金属は週明けの海外相場が大きく反発した事を映して総じて堅調に推移。金は昨日の下げ幅をほぼ値戻し、直近安値圏から切り返し、銀は4営業日ぶりに急反発。また、白金族もそれぞれプラスに転じ、パラジウムは先週22日相場以来およそ1週間ぶりの高値圏へ。本日はプラチナも高く、4営業日ぶりに反発しました。
【27日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1203.20ドル(+28.20ドル)
銀:1639.40セント(+75.80セント)
パラジウム:782.45ドル(+12.20ドル)
プラチナ:1153.40ドル(+32.00ドル)
週末24日のNYパラジウム相場は小幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス770.25ドル(+0.35ドル)と、他貴金属が軟調に推移した中、小幅に値を上げ2日続伸して取引きを終了。序盤のパラジウムは売り買いが交錯した中、前日終値をやや下回り小安く推移。その後、発表された米の3月耐久財受注が、前回値・市場予想を共に大きく上回ったほか、ギリシャ不安の楽観的見方の強まり、米欧の株価上昇を背景に買いが優勢となり上昇した。また、ドイツの4月IFO企業景況感指数も良好な内容となった事も好感され、上げ幅を拡大したパラジウムは一時777ドル超まで急伸する場面もあった。ただ、その後は週末を前にした持ち高調整や、金やプラチナなど他貴金属が軟調に推移しているのを眺めた売り圧力から徐々に上げ幅を縮小。また、原油相場がマイナスに転じたことも材料視され、結局前日終値圏まで軟化。プラス圏は維持したものの上値は重く、この日は小幅高となった。
週間5営業日のパラジウムは、値を上げた日が3日(21日・23日・24日)、下げた日が2日(20日・22日)と、売り買いまちまち。週末終値(24日相場:770.25ドル)では、前週末終値(17日相場:782.95ドル)に対して1トロイオンス-12.70ドル(-1.6%)と、4週ぶりにマイナスで越週。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス768.60ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(4月20日~4月24日)》
04/20 772.40ドル (-10.55ドル)
04/21 774.55ドル (+2.15ドル)
04/22 755.90ドル (-18.65ドル)
04/23 769.90ドル (+14.00ドル)
04/24 770.25ドル (+0.35ドル)
※前週末比:1トロイオンス-12.70ドル(-1.6%)
5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス768.60ドル
国内のパラジウム相場は、先週末の海外相場では小高く推移するも、為替要因から値を下げ小反落。買取では1gあたり3,137円(-6円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を下げマイナスに転じました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/27 3137円 (-6円)
04/24 3143円 (+33円)
04/23 3110円 (-49円)
04/22 3159円 (-5円)
04/21 3164円 (-22円)
04/20 3186円 (+11円)
04/17 3175円 (+38円)
04/16 3137円 (+10円)
04/15 3127円 (-27円)
04/14 3154円 (-37円)
04/13 3191円 (+54円) ※最高値
04/10 3137円 (+32円)
04/09 3105円 (-49円)
04/08 3154円 (+27円)
04/07 3127円 (+33円)
04/06 3094円 (+38円)
04/03 3056円 (+5円)
04/02 3051円 (+43円)
04/01 3008円 (+6円) ※最安値
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:3127円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在のパラジウムは773.45ドル前後の値動きで推移しております。
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