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【9日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1166.50ドル(+2.20ドル)
銀:1577.60セント(-3.10セント)
パラジウム:822.95ドル(+4.80ドル)
プラチナ:1148.60ドル(-10.20ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1174.45ドル、パラジウムは823.15ドル、為替は1$120円76銭前後の値動きで推移しております。
6日のNYパラジウム相場は、一段と加速したドル高を背景に割高感から売られ続落。中心限月の6月限は1トロイオンス818.15ドル(-6.90ドル)と、貴金属市場全般が売られる中、パラジウムも売りが優勢となり3営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、早朝に発表された米の2月雇用統計が前回値・市場予想を共に大きく上回り良好な内容となった事や、失業率も減少するなど労働市場に改善傾向が見られた事から、外為市場ではドルが主要通貨に対して大きく上昇。ドル建てのパラジウムは割高感から相場を圧迫され売りが先行した。また、同時にFRBが想定よりも早く利上げを実施するのではとの観測から、金が売り込まれたほか、他貴金属もドル高を背景に値を下げているのを眺め、パラジウムも売りが加速し一時810ドル圏内まで下押される場面もあった。ただ売り一巡後は、ドイツの1月鉱工業生産が5ヶ月連続で増加するなど良好な内容となった事や、ユーロ圏の2014年10-12月(第4四半期)GDP改定値が、速報値と一致し景気の改善傾向が示されたほか、米の力強い経済成長を背景に、自動車など各分野での需要増加が観測された事から再び買い戻される動きもあり、下げ幅は限定的となった。
週間5営業日のパラジウムは、値を上げた日が2日(2日・3日)、下げた日が3日(4日・5日・6日)と、週序盤は前週からの買い優勢の流れを継いで堅調に推移し、3日までに直近では最長の7日連続高を記録。中心終値では831.65ドルと、昨年9月18日相場と同額まで値を伸ばし、およそ5ヶ月半ぶりの高値を更新。 中盤の4日以降は最近の上昇した高値反動から利益確定売りに押された事や、ドル高に相場を圧迫され、本日を含め3日続落と軟調に推移した。週末終値(6日:818.15ドル)では、前週末終値(2月27日:819.50ドル)に対して1トロイオンス-1.35ドル(-0.1%)と、ほぼ横ばい圏ながらマイナスで越週。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス827.32ドルと、前週平均比(2月23日~27日:802.91ドル)では+24.41ドルと、率では+2.9%となった。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(3月2日~6日)》
03/02 831.10ドル (+11.60ドル)
03/03 831.65ドル (+0.55ドル)
03/04 830.65ドル (-1.00ドル)
03/05 825.05ドル (-5.60ドル)
03/06 818.15ドル (-6.90ドル)
※前週末比:1トロイオンス-1.35ドル(-0.1%)
5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス827.32ドル
(前週平均比:+24.41ドル/+2.9%)
国内のパラジウム相場は、先週末の海外相場では軟調に推移したものの、為替がドル高に振れた事から相殺され前日比変わらず。買取では1gあたり3,380円(±0円)と、3連日で横ばいとなり、現在方向感のないまま高止まりしております。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在のパラジウム相場は824.85ドル、為替は1$120円76銭前後の値動きで推移しております。
先週末6日のNY金相場は、米雇用統計の改善を受けた売りが加速し、大幅続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1164.30ドル(-31.90ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。朝方発表された2月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の伸びが前月比29万5000人となり市場予想(同24万人程度の増加)を大きく上回った。また、失業率も市場予想(5.6%)を下回る5.5%に低下するなど、労働市場の改善傾向が確認された事で、外為市場ではドルが主要通貨に対して大きく上昇。ドル建ての金は相対的に売り込まれたほか、改めて米の利上げ時期が意識された事も、金相場には圧迫要因となり相場は一段安へ。終始売りが優勢となったこの日の金相場は、終値では昨年11月13日相場以来およそ3ヶ月半振りの安値で取引きを終えた。
米労働省が6日発表した2月の雇用統計(速報値)によると、非農業部門の雇用者数は前月に比べ29.5万人増加し、市場予想の24万人増を大幅に上回った。また、2月の失業率は5.5%と、前月(5.7%)や、市場予想(5.6%)から減少し2008年5月以来の低水準となり、労働市場の改善が示された。米連邦準備理事会(FRB)は、次回のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、焦点である利上げ時期を巡り協議する予定となっており、今回堅調な雇用情勢が裏付けられたことで、市場ではFRBが想定よりも早く利上げに踏み切るとの観測が強まる見通しとなった。
今週5営業日の金相場は、ドル高に相場を圧迫されたほか、改めて米の早期利上げ観測が意識された事から、全日マイナス圏で推移するなど売りが優勢となった。また、週末6日に発表された米の雇用統計や、失業率が改善された事を背景に、一段と売りが加速し週末終値(1164.30ドル)では前週末(27日相場:1213.10ドル)に対して、1トロイオンス-48.80ドル(-4.1%)と、マイナスで越週。5営業日(3月2日~3日) の金平均価格は1トロイオンス1194.80ドルと、前週平均(2月23日〜27日:1204.50ドル)に対して-9.70ドル(-0.8%)となり、週間5営業日の値動きは以下の通り。
《NY金相場 先週の値動き(3月2日~6日)
03/02 1208.20ドル (-4.90ドル)
03/03 1204.40ドル (-3.80ドル)
03/04 1200.90ドル (-3.50ドル)
03/05 1196.20ドル (-4.70ドル)
03/06 1164.30ドル (-31.90ドル)
※前週末比:1トロイオンス-48.80ドル(-4.1%)
5営業日の金平均価格:1トロイオンス1194.80ドル
(前週平均比:-9.70ドル/-0.8%)
国内の金相場は先週末の海外相場が大きく値を下げた事を映し反落。買取ベースでは1gあたり4,869円(-97円)と、大きく値を下げ昨年12月25日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの安値へ調整されました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1171.80ドル、為替は1$120円76銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,450円(-300円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は35,050円(-300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,102円(-10円)と、本日パラジウムは横ばいとなったものの、金・銀が大きく値を下げた事で12%金パラも反落し、およそ1週間ぶり(27日相場)の安値となりました。
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