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2014年04月17日昨日値を下げた反動から、金・パラジウムは本日反発。

《金相場》NY金相場は、前日の下落を受けた反動から、ショートカバーや、安値拾いの買いが入り反発。中心月の6限月1トロイオンス1303.50ドル(+3.20ドル)で取引を終了。方向感は乏しかったものの、前日に大きく値を下げた反動で、安値感から買いが入りやすかった事や、依然としてウクライナ情勢の先行き不安が高まっている事で、金への資金流入を促した形に。

国内の金も本日小幅ながら反発し、買取ベースでは4,578円(+3円)。今年に入り値を上げている金は、本日までに+331円(+7.2%)上伸。平均価格でみると1月4,331円、2月4,438円、3月4,585円、4月(現在)4,597円と推移しております。

《パラジウム相場》NYパラジウムは前日の下落を受けた反動から、買い戻され反発。中心の6月物は1トロイオンス802.30ドル(+6.40ドル)と、800ドルにのせて取引を終了。昨日は最近の急騰による高値警戒感から、一時調整売りが出た事で大きく値を下げたパラジウムは、依然としてウクライナ情勢の緊迫化を背景に高値圏で推移。長期化するウクライナ情勢を背景に、ロシアによる供給懸念が強まっている事で、パラジウムは当面乱高下を繰り返し、不安定な値動きで推移する模様。 

国内パラジウムは本日反発し、買取では1gあたり2,792円(+27円)。昨日値を下げた反動から、海外相場が反発した事で国内のパラジウムも本日値を上げております。

需・供バランスの問題から、昨年に続き年初来より高値圏で推移しているパラジウムは、本日までに+377円と、率では+13.5%値を伸ばしており、2月末~3月に入ってはウクライナ情勢の緊迫化から、ロシアによる供給懸念を背景に価格水準を切り上げ一段高。先日国内では2001年5月以来およそ13年ぶりに高値を更新するなど高騰しております。

過去5年間(2009年~現在)までの年間平均相場でみると、2009年:761円、2010年:1,493円、2011年:1,928円、2012年:1,679円、2013年:2,340円、2014年現在:2,580円。

現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。

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2014年04月17日地金流通協会発表-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は買取ベースで金4,578円(+3円)、パラジウム2,792円(+27円)、銀68.69円 (+0.21円)、プラチナ5,032円(-10円)と、本日国内の地金は金・銀・パラジウムが反発。プラチナのみ値を下げ続落となりました。

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2014年04月17日本日の金パラ価格相場

GC キャストウェル M.C.の買取り価格31,700円(+150円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は31,300円(+150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が972円(+5円)と、本日金・銀・パラジウムが揃って反発し値を上げた事で、歯科用金パラも1個+150円と反発しました。

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2014年04月16日18:00 現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1303.45ドル(+3.15ドル)、パラジウムは802.25ドル(+6.35ドル)、為替は1$102円33銭前後の値動き。パラジウムは800ドルを挟んだ展開で推移しております。

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2014年04月16日最近の高値反動から、金・パラジウム共に値を下げ下落。

《金相場》15日のNY金相場は、最近の高騰による高値警戒から、利益確定を目的とする売りが優勢となり大幅に反落し、中心月の6月物は1トロイオンス1300.30ドル(前日比-27.20ドル安の)で取引を終了。ウクライナ情勢の緊迫などを背景に、直近の6月物は3週ぶりの高値圏で推移していた事もあり、目先の利益を確定する動きや、米のグッドフライデーを控えて、持ち高調整目的からも売られた形に。また、中国の3月の通貨供給量(マネーサプライ)が前年同月比で市場予想を下回り、中国の景気減速が改めて意識される中、金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシルが15日発表した報告で、中国の2014年の金需要の増加は、大幅な伸びを記録した昨年に比べ鈍化する見通しを示した事で、中国での金需要が伸び悩むとの警戒感が強まった事も売られた要因に。

国内の金価格は本日反落。買取ベースでは4,575円(-66円)と、3営業日ぶりに値を下げ、4,500円台へ。昨日国内の金はおよそ1ヶ月(3月18日相場)ぶりの高値を記録するなど上伸し、一段高で推移していた金は、本日海外相場の売りを受けて値を下げました。

《パラジウム相場》NYパラジウムは、6営業日ぶりに反落し中心の6月物は795.90ドルと、前日比-15.60ドルで取引を終了。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に2年8ヶ月ぶりの高値をつけるなど、高騰していたパラジウムは一時調整の売りが入った事で値を下げた形に。依然として混迷しているウクライナ情勢を背景に、ロシアによる供給懸念が強まっている事で、パラジウムは当面乱高下を繰り返し、不安定な値動きで推移する模様。

国内のパラジウムは昨日に続き値を下げ、買取では2,765円(-43円)と、3営業日ぶりに2,800円を割って推移。値を下げた2日間の下げ幅は1gあたり-48円と、率では-1.7%となりました。

現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:35現在の金は1トロイオンス1296.85ドル、パラジウムは794.05ドル、為替は1$102円21銭前後の値動きとなっております。

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