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本日の地金は買取ベースで金4,852円(+36円)、パラジウム3,224円(+60円)、銀65.67円(+1.08円)、プラチナ4,675円(+99円)と、国内貴金属は時間外取引で急伸した海外相場を映して急反発。金・銀はそれぞれ直近安値圏から切り返し反発。白金族もそれぞれ高く、パラジウムは前日の下げた反動から値戻され、4営業日ぶりにプラスへ転じ、買取では再び3,200円台へ。プラチナは昨日、およそ5ヶ月半ぶりの安値を付けましたが、本日は大きく上昇し7営業日ぶりに反発し、最近の安値地合いから持ち直しました。
【18日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1151.30ドル(+3.10ドル)
銀:1554.10セント(-3.70セント)
パラジウム:764.65ドル(+2.50ドル)
プラチナ:1092.60ドル(-1.10ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1147.90ドル、パラジウムは763.75ドル、為替は1$121円29銭前後の値動きで推移しております。
本日地金がそれぞれ軟調に推移した中、パラジウムがおよそ1か月ぶりの安値に沈んだ事から、歯科用金パラは続落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は34,550円/個、その他の12%金パラの買取り価格は34,150円/個(共に前日比-300円)。
FOMCの声明発表を前に、前日の海外相場が軟調に推移した事から国内相場も総じて下落。金はおよそ3ヵ月半ぶり(昨年12月1日相場来)の安値に調整され、パラジウムも先月19日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値水準に値戻した事から、金パラも弱地合いとなり下げ幅を拡大。本日はキャストウェルでは1個あたり34,550円(前日比300円安) と、年初来安値を付けた1月16日相場(約2ヵ月ぶり)まで値戻し、価格水準を切り下げました。
現在地金相場が総じて調整地合いとなっており、本日発表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の内容によっては、ドル高進行から貴金属はもう一段下押される可能性もあり、値動きが荒くなる場合も。また、一方で米国内からドル高批判も出やすくなっており、これまで静観していたFOMCが今回の会合で懸念を示すようなら、ドルは一旦調整され金は短期的には買われ易くなる模様。ただ、今回発表される声明文で金融政策の正常化に「忍耐強い」アプローチが必要とする文言が変更ないしは削除されれば、早期に利上げ開始との思惑に傾きやすくなりドル買い圧力が高まる中、金は一段と下押される可能性もある為、動向に注視が必要となっております。
【本日までの3月の金パラ相場価格推移】※キャストウェルベース
03/18 34550円 (-300円) ※最安値
03/17 34850円 (-50円)
03/16 34900円 (-100円)
03/13 35000円 (±0円)
03/12 35000円 (-250円)
03/11 35250円 (-350円)
03/10 35600円 (+150円)
03/09 35450円 (-300円)
03/06 35750円 (+50円)
03/05 35700円 (-50円)
03/04 35750円 (-100円)
03/03 35850円 (+150円) ※最高値
03/02 35700円 (+250円)
3月現在(12営業日)の金パラ平均価格:35,400円
また、昨年末12月~2015年3月現在までの各月の値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:35,650円(12/8・10相場)
最安値:34,350円(12/17相場)
平均価格:35,134円 ※前月比:1個+1,101円(+3.1%)
(1月)
最高値:35,550円(1/23・29相場)
最安値:34,550円(1/16相場)
平均価格:35,132円 ※前月比:1個-2円(-)
(2月)
最高値:35,450円(2/27相場)
最安値:34,750円(2/19・23相場)
平均価格:35,003円 ※前月比:1個-129円(-0.3%)
(3月現在:13営業日)
最高値:35,850円(3/3相場)
最安値:34,550円(3/18日相場)
本日までの平均価格:35,335円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】17日のNY金相場は反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1148.20ドル(-5.00ドル)と、FOMC声明を翌日に控え内容を見極めたいとした動きの中、持ち高調整から売りが優勢となり4営業日ぶりに反落して取引きを終了。序盤はこの日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)が意識され、翌18日の声明発表ではフォワードガイダンスの文言から「忍耐強く」が削除・変更され、利上げ開始に近づくとの警戒感から金相場はまず売りが先行した。その後、米商務省が発表した2月の住宅着工件数は前回値・事前予想を共に下回り、1年1カ月ぶりの低水準に落ち込んだ事や、米の株式相場が大きく下落している事を眺めて、弱地合いで推移していた金は急ピッチで切り返すなどプラス圏に浮上。一時1160ドル圏内まで値を伸ばす場面もあった。しかしその後は、原油相場が需給の緩みから、およそ6年ぶりの安値圏まで下押された事や、FOMCの声明を前に警戒感が広がった事から徐々に上げ幅を縮小。再びマイナス圏に沈み、この日は4営業日ぶりに反落して取引きを終えた。
国内の金相場は前日の海外相場安を映して続落。買取ベースでは1gあたり4,816円(-27円)と、直近安値を更新し昨年12月1日相場以来およそ3ヵ月半ぶりの安値へ調整されました。
《3月現在の金相場価格推移(買取)》
03/18 4816円 (+4円) ※最安値
03/17 4843円 (+4円)
03/16 4839円 (±0円)
03/13 4839円 (-4円)
03/12 4843円 (-22円)
03/11 4865円 (-29円)
03/10 4894円 (+25円)
03/09 4869円 (-97円)
03/06 4966円 (+5円)
03/05 4961円 (-4円)
03/04 4965円 (-32円)
03/03 4997円 (-21円)
03/02 5018円 (+42円) ※最高値
本日までの3月金相場平均価格:4,901円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス762.15ドル(-17.95ドル)と2日続落し、中心終値では1月16日相場以来およそ2ヶ月ぶりの安値で取引きを終了。この日のパラジウムは時間外取引きから売りが出た事で、序盤より弱基調で推移。また、この日発表された米の経済指標(2月住宅着工件数)が大きく下振れ低調な内容となったほか、ギリシャ問題の先行き懸念や、米の株価下落、原油相場の一段安を眺め相場を圧迫された。途中、金相場が急反発した事から追随買いが入る場面もあったが、プラチナが1100ドルを割り込み一段安(2009年3月以来およそ6年ぶり)まで値を下げた事を眺めて売りが加速し、結局2日続落してこの日の取引きを終えた。
一代安値を更新したNYプラチナ相場の中心4月物は1トロイオンス1093.70ドルと、前日比14.20ドル安で取引きを終了し、中心終値では2009年3月相場以来ほぼ6年ぶりの安値で引けた。
国内のパラジウム相場は軟調に推移した海外相場を映して3営業日続落。買取では1gあたり3,164円(-76円)と、直近安値を更新し、先月19日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値に値戻しました。
《3月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/18 3164円 (-76円) ※最安値
03/17 3240円 (-27円)
03/16 3267円 (-27円)
03/13 3294円 (+5円)
03/12 3289円 (-48円)
03/11 3337円 (-60円)
03/10 3397円 (+17円) ※最高値
03/09 3380円 (±0円)
03/06 3380円 (±0円)
03/05 3380円 (±0円)
03/04 3380円 (-6円)
03/03 3386円 (+49円)
03/02 3337円 (+38円)
本日までの3月パラジウム相場平均価格:3,325円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1152.05ドル、パラジウムは762.90ドル、為替は1$121円34銭前後の値動きで推移しております。
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