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本日地金の金は小幅高に振れ反発したものの、パラジウムが最近の高値を受けて調整地合いとなった事から、金パラもマイナス圏で推移し続落。GC キャストウェル M.C.の買取り価格40,200円(-400円)、その他の12%金パラの買取り価格は40,000円(-400円)
今週5営業日の金パラは、供給逼迫懸念を背景にパラジウムが過去最高値(2001年1月以来17年9ヵ月ぶり)を記録するなど急騰した事を受けて、金パラも週初より急伸。週半ば24日まで3連騰し、同日にはキャストウェルでは41,000円を付け、2月28日相場来およそ8ヶ月ぶりの高値を更新しました。(急伸した3日間の上げ幅は1個当たり+1500円) その後、パラジウムが利益確定を目的に高値修正となった事を受け、金パラも週末にかけて上値追いが一服する展開となりました。
5日間では値を上げた日が3日(22日・23日・24日)、下げた日が2日(25日・26日)となり、週間高値は41,000円(24日:キャストウェルベース)、安値は40,200円(26日相場)。平均価格では40,430円/個と、前週平均39,560円/個に対して+870円/個と、プラス推移となりました。なお、週間平均では2月26日~3月2日相場(40,980円/個)以来8ヵ月ぶりの高値水準で推移。5日間の値動きは以下の通り。
《今週4営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
10/26 40200円 (-400円)
10/25 40600円 (-400円)
10/24 41000円 (+450円)
10/23 40550円 (+750円)
10/22 39800円 (+300円)
5営業日の金パラ相場(平均):40,430円
前週平均比:+870円/個
2017年8月~2018年10月現在までの値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(2017年 8月)
最高値:37,800円(08/31相場)
最安値:36,250円(08/07相場)
平均価格:36,900円
(2017年 9月)
最高値:39,000円(09/04相場)
最安値:37,700円(09/11相場)
平均価格:38,265円
(2017年 10月)
最高値:39,800円(10/16相場)
最安値:38,050円(10/03相場)
平均価格:39,160円
(2017年 11月)
最高値:41,200円(11/29相場)
最安値:40,000円(11/01相場)
平均価格:40,750円
(2017年 12月)
最高値:42,150円(12/29相場)
最安値:40,600円(12/06相場)
平均価格:41,455円
(2018年 1月)
最高値:43,050円(01/16相場)
最安値:41,200円(01/31相場)
平均価格:42,425円
(2018年 2月)
最高値:41,500円(02/27相場)
最安値:39,650円(02/09相場)
平均価格:40,655円
(2018年 3月)
最高値:40,900円(03/01相場)
最安値:39,350円(03/30相場)
平均価格:40,145円
(2018年 4月)
最高値:40,000円(04/19相場)
最安値:38,400円(04/09相場)
平均価格:39,155円
(2018年 5月)
最高値:39,100円(05/11相場)
最安値:37,900円(05/30相場)
平均価格:38,526円
(2018年 6月)
最高値:39,200円(06/15相場)
最安値:37,000円(06/26相場)
平均価格:38288円
(2018年 7月)
最高値:38,000円(07/13相場)
最安値:36,350円(07/20相場)
平均価格:37238円
(2018年 8月)
最高値:37,400円(08/30相場)
最安値:35,100円(08/16相場)
平均価格:36643円
(2018年 9月)
最高値:39,400円(09/21相場)
最安値:37,300円(09/07相場)
平均価格:37914円
(2018年 10月 ※19営業日現在)
最高値:39,000円(10/11相場)
最安値:41,000円(10/24相場)
平均価格:39761円
【金相場】25日のNY金相場は、米株価が大幅反発したことで上値を抑えられるも小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1232.40ドル(+1.30ドル)と、横ばい圏ながら買い優勢で取引きを終了。外国為替市場では早朝にかけてドルが対ユーロで軟化。ドル建てで取引される金商品に割安感が広がったほか、アジア株の軟調さを受けて安全資産としての観点から、一時まとまった買いが入り1242ドル超まで値を伸ばした。 しかし、新規の手掛かり材料に乏しく、買いの勢いは午前中で失速。米国株が大幅反発する中、投資家のリスク選好意欲が回復したことや、ドルの対ユーロ相場が上昇に転じたことも圧迫要因となり、結局小幅高で取引きを終えた。
国内の金相場は、小幅高に振れたNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり4,763円(+5円)と、横ばいながらプラス圏に転じ小反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
10/26 4763円 (+5円)
10/25 4758円 (-7円)
10/24 4765円 (+20円)
10/23 4745円 (-6円)
10/22 4751円 (+17円)
10/19 4734円 (-2円)
10/18 4736円 (±0円)
10/17 4736円 (+7円)
10/16 4729円 (+15円)
10/15 4714円 (+1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,743円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、利益確定売りからの調整地合いとなり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1087.60ドル(-24.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、利益確定目的から売り優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ、序盤より軟調に推移した。また、前日の欧米株安に続いて、この日のアジア株も安値連鎖となった事も意識され売りが進行した。その後、米国株が堅調に推移し急反発した事で下げも一服するが、このところの急騰に対する利益確定売りも引き続き見られ、結局売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き利確売りに押されたNY相場を映して続落。買取では1gあたり4,212円(-81円)と、高値記録を更新した最近の急騰に対し、やや過熱感が意識されマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/26 4212円 (-81円)
10/25 4293円 (-76円)
10/24 4369円 (+65円)
10/23 4304円 (+162円)
10/22 4142円 (+43円)
10/19 4099円 (-10円)
10/18 4109円 (-17円)
10/17 4126円 (-5円)
10/16 4131円 (+54円)
10/15 4077円 (-38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,186円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。14:10現在の金相場は1トロイオンス1236.75ドル、パラジウムは1089.75ドル、為替は1$112円21銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格40,200円(-400円)、その他の12%金パラの買取り価格は40,000円(-400円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1058円(-17円)と、本日地金の金は横ばい圏ながら小幅高に振れ反発したものの、パラジウムが最近の急騰に対する過熱感から利確売りが出た事で、金パラも前日と同額を値下げ続落。パラジウム同様に上値追いが一服し、調整地合いとなりました。
現在、日相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金4,763円(+5円)、パラジウム4,212円(-81円)、銀55.95円(-0.11円)、プラチナ3,188円(-6円)と、国内貴金属は金を除いて軟調地合いが継続。金は横ばい圏ながら小幅高に振れたNY相場を映して、国内でも小幅に値を上げ小反発。一方、本日は銀・パラジウム・プラチナがそれぞれマイナス圏で推移し続落。パラジウムは高値記録を更新した最近の急騰に対し、やや過熱感が意識され、調整地合いとなりました。
【25日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1232.40ドル(+1.30ドル)
銀:1463.00セント(-4.60セント)
パラジウム:1087.60ドル(-24.70ドル)
プラチナ:831.90ドル(+0.40ドル)
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