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【金相場】週明け11日のNY金相場は、米株式相場の先高観が根強く、リスク回避目的で買われやすい金は相場を圧迫され3営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1457.10ドル(-5.80ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米ベテランズデー(退役軍人の日)で薄商いとなる中、早朝の金相場は小幅高で推移した。トランプ米大統領が米中貿易協議について、米国にとって適切な内容でなければ合意しないと発言したことから、貿易摩擦緩和への期待がしぼみ、安全資産とされる金に買いが入ったもよう。ただ、その後はチャート絡みの売りなどに圧迫され、マイナス圏に沈んだ。反落して始まった米株相場が下げ幅を一掃したことなども金相場の圧迫材料となった。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映してマイナス圏で推移。買取ベースでは1gあたり5,584円(-19円)と、3日続落し軟調地合いが継続する展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/12 5584円 (-19円)
11/11 5603円 (-23円)
11/08 5626円 (-64円)
11/07 5690円 (+10円)
11/06 5680円 (-61円)
11/05 5741円 (+21円)
11/01 5720円 (+24円)
10/31 5696円 (+27円)
10/30 5669円 (-24円)
10日間の金相場平均価格:5,670円/g
【パラジウム相場】週明け11日のNYパラジウム相場は、米中通商協議への先行き不透明感から売りが出て軟調地合いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス1656.00ドル(-52.60ドル)と、大幅続落して取引きを終了。トランプ米大統領が米中貿易協議について、米国にとって適切な内容でなければ合意しないと発言したことから貿易摩擦緩和への期待がしぼみ、投資家のリスク選好意欲が後退。パラジウムも序盤から売りが先行し軟調な展開となった。また、午前中は株式相場が反落して始まった事も売り材料となったほか、テクニカル要因からも相場を圧迫され、この日も売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、調整地合いとなったNY相場を映して軟調地合いが継続。買取では1gあたり6,479円(-259円)と、前日に続いて調整地合いとなり、約1ヶ月ぶり(10月11日相場来)の安値に値戻す展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/12 6479円 (-259円)
11/11 6738円 (-176円)
11/08 6914円 (+66円)
11/07 6848円 (+44円)
11/06 6804円 (±0円)
11/05 6804円 (-5円)
11/01 6809円 (-138円)
10/31 6947円 (+121円)
10/30 6826円 (-77円)
10/29 6903円 (+138円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,836円/g
11:55現在の金相場は1トロイオンス1458.90ドル、パラジウムは1662.65ドル、為替は1$109円17銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格57,650円(-1450円)、その他の12%金パラの買取り価格は57,450円(-1450円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1283円(-54円)と、本日地金が総じて値を下げ、中でもパラジウムが調整地合いとなった事から、金パラも大きく値を下げ続落。このところの高値圏から調整し、約1ヶ月(10月15日相場)ぶりの安値に値戻す展開となりました。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,584円(-19円)、パラジウム6,479円(-259円)、銀63.69円(-0.11円)、プラチナ3,357円(-51円)と、週明けのNY相場を映して国内貴金属は総じてマイナス圏へ。金は売り優勢となったNY相場を映して、国内でもマイナス圏で推移し3日続落。また、銀やプラチナもそれぞれ値を下げ軟調地合いを継続したほか、パラジウムはNY相場が調整地合いとなった事から、国内でも軟調地合いが継続し約1ヶ月ぶり(10月11日相場来)の安値に値戻す展開となりました。
【11日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1457.10ドル(-5.80ドル)
銀:1680.20セント(-2.10セント)
パラジウム:1656.00ドル(-52.60ドル)
プラチナ:880.60ドル(-12.50ドル)
【金相場】週末8日のNY金相場は、米中貿易協議の行方に不透明感が漂う中、ドル上昇に伴う割高感などに押されて小幅続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1462.90ドル(-3.50ドル)と、マイナス圏で推移して取引きを終了。米国トランプ大統領はこの日午前、ホワイトハウスで記者団に対し、発動済みの対中追加関税の撤回には「合意していない」と発言。米中両国が「協議の進み具合に合わせ、追加関税を段階的に撤廃することに同意した」とする中国政府の見解を否定した。 トランプ氏はまた、中国側が取引を望んでいるとし、「第1段階」合意文書への署名を米国内で行う意向を改めて強調。これを受け、両国が12月にも首脳会談を開催し、署名にこぎつけられるとの期待が後退、安全資産とされる金は買われ午前にいったんプラス圏に浮上した。しかし、外国為替市場でドルがユーロに対して強含んだことが、ドル建てで取引される金商品に割高感を与え、相場は次第にマイナス圏に沈下した。
国内の金相場は、小幅安となった週末のNY相場を映して続落。買取ベースでは1gあたり5,603円(-23円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/11 5603円 (-23円)
11/08 5626円 (-64円)
11/07 5690円 (+10円)
11/06 5680円 (-61円)
11/05 5741円 (+21円)
11/01 5720円 (+24円)
10/31 5696円 (+27円)
10/30 5669円 (-24円)
10/29 5693円 (-30円)
10日間の金相場平均価格:5,684円/g
【パラジウム相場】週末8日のNYパラジウム相場は、このところの高値推移に対する利益確定売りや、米中貿易協議の先行き不安が意識され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1708.60ドル(-69.20ドル)と、3週間ぶりの安値に戻して取引きを終了。前2営業日では大幅上昇するなど最高値水準まで再浮上していた事から、この日は序盤より利益確定を目的とした売りが先行した。また、軟調な他貴金属の値動きや、ドル高などが重しとなったほか、トランプ米大統領が「米国は中国と関税撤回で合意していない」と述べたことから、米中通商協議への先行きに懐疑的な見方が広がった事も圧迫材料となり、軟調な展開となった。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して反落。買取では1gあたり6,738円(-176円)と、3営業日ぶりに値を下げ、高値圏から一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/11 6738円 (-176円)
11/08 6914円 (+66円)
11/07 6848円 (+44円)
11/06 6804円 (±0円)
11/05 6804円 (-5円)
11/01 6809円 (-138円)
10/31 6947円 (+121円)
10/30 6826円 (-77円)
10/29 6903円 (+138円)
10/28 6765円 (-17円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,836円/g
15:55現在の金相場は1トロイオンス1467.05ドル、パラジウムは1722.85ドル、為替は1$108円97銭前後の値動きで推移しております。
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