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【金相場】11日のNY金相場は、ドル安や米国長期金利の低下を受けて買われ、3営業日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1818.50ドル(+19.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進み、ドル建ての金商品に割安感が生じたほか、米国長期金利の低下も金の買いを後押しした。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11日、上院銀行委員会での再任承認公聴会で、想定よりインフレが高止まりすれば、「一層多くの利上げを実施する」と明言。一方で、利上げのタイミングについては未定との言及にとどめた事で、早期利上げ観測を強める内容ではないとの見方から、利上げ警戒の売りよりインフレヘッジの買いで反応し、取引き終了間際には一段と上げ幅を拡大する展開となった。
国内の金相場は、NY相場高を映して上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,370円(+79円)と、年初の5日相場以来1週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/12 7,370円 (+79円)
01/11 7,291円 (+11円)
01/07 7,280円 (-82円)
01/06 7,362円 (-26円)
01/05 7,388円 (+129円)
12/24 7,259円 (+35円)
12/23 7,224円 (+49円)
12/22 7,175円 (+16円)
12/21 7,159円 (-32円)
12/20 7,191円 (-1円)
10日間の金相場平均価格:7,270円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、リスク回避姿勢の後退や他貴金属の上昇などを受け反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1922.10ドル(+12.90ドル)と、年初来高値を上抜き、終値では昨年末29日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日はドルがユーロに対して軟調となったほか、米国長期金利が下げた事も材料となり、パラジウムは序盤より買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日の上院公聴会で、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大による経済への影響について、「一時的」との認識を示した事で、投資家のリスク回避姿勢が後退。原油相場が約2ヶ月ぶりの高値となった事や、米国株が買い戻しに反転した事も相場の支援材料となった。
国内のパラジウム相場は、堅調となったNY相場高を映し3日続伸。買取では1gあたり7,788円(+5円)と、連日で年初来高値を上抜き、昨年末24日相場(7,854円)以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/12 7,788円 (+5円)
01/11 7,783円 (+138円)
01/07 7,645円 (+22円)
01/06 7,623円 (-39円)
01/05 7,662円 (-192円)
12/24 7,854円 (+341円)
12/23 7,513円 (+379円)
12/22 7,134円 (+165円)
12/21 6,969円 (+6円)
12/20 6,963円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,493円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1823.60ドル、パラジウムは1921.85ドル、為替は1$115円38銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格75,000円(+250円)、その他の12%金パラの買取価74,600円(+250円)、開封品の金パラジウム買取価格が1,878円(+9円)と、連休明けの本日は、金が大幅続伸したほか、パラジウムも連日で年初来高値を更新するなど堅調地合いを維持した事で、金パラも値を伸ばし続伸。キャストウェルでは節目の75,000円台に乗せ、昨年11月26日相場(キャストウェル75,400円)以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となりました。
現在、貴金属は世界情勢や為替動向など様々な要因から価格変動が激しくなっており、金パラ相場も値動きが荒く乱高下する場合が御座います。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金7,370円(+79円)、パラジウム7,788円(+5円)、銀90.97円(+1.21円)、プラチナ3,924円(+83円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調に推移。金はNY相場が3日続伸するなど堅調となった事を映し、国内でも値を伸ばし7,300円台に乗せるなど上げ幅を拡大。年初の5日相場以来1週間ぶりの高値となったほか、銀も値を伸ばし節目の90円台に再浮上。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれプラス圏で推移し、パラジウムは3日続伸と連日で年初来高値を更新。昨年末24日相場(7,854円)以来およそ3週間ぶりの高値となり、プラチナは3営業日ぶりに反発しました。
【11日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1818.50ドル(+19.70ドル)
銀:2281.20セント(+35.00セント)
パラジウム:1922.10ドル(+12.90ドル)
プラチナ:973.20ドル(+39.60ドル)
【金相場】週明け10日のNY金相場は、米長期金利の上昇を眺めて綱引きとなった後、押し目を買われ小幅続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1798.80ドル(+1.40ドル)と、横ばい圏ながら値を伸ばして取引きを終了。前週末に発表された昨年12月の米雇用統計では、失業率の低下と賃金圧力の高まりが確認された。これを受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が3月にも利上げに動く可能性があるとの見方が台頭。12日発表の米消費者物価指数(CPI)を前に10日も金利高が進み、10年債利回りは一時約1.8%台に上昇するなど約2年ぶりの高水準となった。これを眺め、金相場はインフレヘッジとしての買いと、利回り上昇に伴う売りが交錯し、前週末清算値を挟んでもみ合う展開に。対ユーロでのドル上昇に伴う割高感にも圧迫されたが、終盤には世界的な株安連鎖が安全資産としての金買いを後押しし、結局プラス圏で引けた。
国内の金相場は、堅調となった7日・10日のNY相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり7,291円(+11円)と、3営業日ぶりに値を上げプラス圏に反転しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/11 7,291円 (+11円)
01/07 7,280円 (-82円)
01/06 7,362円 (-26円)
01/05 7,388円 (+129円)
12/24 7,259円 (+35円)
12/23 7,224円 (+49円)
12/22 7,175円 (+16円)
12/21 7,159円 (-32円)
12/20 7,191円 (-1円)
12/17 7,192円 (+44円)
10日間の金相場平均価格:7,388円/g
【パラジウム相場】週明け10日のNYパラジウム相場は、ドル高や株安に押されマイナスサイドに反転。中心限月の3月限は1トロイオンス1909.20ドル(-12.40ドル)と、反落して取引きを終了。前週末7日相場はドル安の流れを受けて買いが強まり、終値では年初来高値となるなど約2週間(12月29日相場以来)ぶりの高値を記録した。その反動もあって、週明けこの日のパラジウム相場は一部で利益を確定する動きが出やすかったほか、米株式相場が下落し、株式と同様にリスク資産とされる原油やパラジウムも軟調となった。ただ、売り一巡後は押し目買いが観測された事や、米国株が終盤にかけて持ち直した事で買い戻しが入り下げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウム相場は、7日のNY相場の上昇分を映して上げ幅を拡大。買取では1gあたり7,783円(+138円)と、大きく値を伸ばし、年初来高値を更新。昨年末12月24日相場(7,854円)以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/11 7,783円 (+138円)
01/07 7,645円 (+22円)
01/06 7,623円 (-39円)
01/05 7,662円 (-192円)
12/24 7,854円 (+341円)
12/23 7,513円 (+379円)
12/22 7,134円 (+165円)
12/21 6,969円 (+6円)
12/20 6,963円 (-22円)
12/17 6,985円 (+467円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,413円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1809.70ドル、パラジウムは1918.85ドル、為替は1$115円37銭前後の値動きで推移しております。
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