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【金相場】25日のNY金相場は、前日までの連騰の後を受けて利益確定の売りが優勢となり、9営業日ぶりに反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1650.00ドル(-26.60ドル)と、前日の上げ幅を戻して取引きを終了。新型コロナウイルスの感染拡大をめぐるリスク回避姿勢の強まりを背景に、金相場は前日までの8営業日で106.50ドル(6.78%)上昇。中心終値では2013年2月6日相場以来およそ7年ぶりの高値を更新するなど急騰していた。この日は急ピッチの上昇の後を受けて、ひとまず利益を確定する動きが優勢となりマイナス圏での値動きとなった。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界各地に拡大し景気下押し懸念が増幅。先行きが見通せない中、「安全資産」としての金需要はなお底堅く、一段の上昇を見込む声も。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が3月の金融会合で政策金利を引き下げるとの観測が浮上しており、市場は利下げを織り込み始めているもよう。
国内の金相場は、利確売りからNY相場の連騰が一服した事を映し9営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,336円(-61円)と、前日までの高値記録更新の流れが一服し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/26 6336円 (-61円)
02/25 6397円 (+42円)
02/21 6355円 (+92円)
02/20 6263円 (+104円)
02/19 6159円 (+59円)
02/18 6100円 (+15円)
02/17 6085円 (+17円)
02/14 6068円 (+21円)
02/13 6047円 (+10円)
02/12 6037円 (-16円)
10日間の金相場平均価格:6,185円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動やテクニカルな買いが膨らみ急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2647.80ドル(+126.50ドル)と、再度2600ドル台に乗せ、中心終値では前週末21日に記録した歴代高値(2605.40ドル)を大きく上抜き、史上最高値を更新して取引きを終了。このところの連騰を受け、前日24日は目先の利益を確定する動きが出た事から売り優勢で推移していた。その反動からこの日は時間外取引きより買い戻しが活発化。安値拾いや押し目を買われ堅調となった。一方、新型コロナによる肺炎の感染者数が中国外でも急増するなか、25日は米疾病対策センター(CDC)は「米国でのまん延に備えるべきだ」と呼びかけると、市場ではリスク回避姿勢が台頭。世界的に供給網の混乱や、企業業績への悪影響が出るとの懸念が強まる中で、米国株が下げ幅を広げるとパラジウムも連られる場面もあった。しかし、供給逼迫への警戒感が依然根強く、加えて外国為替市場ではドル安に振れた事もあり、下げ一巡後は大きく買い戻され、そのまま一代高値を更新して引けた。
供給不足の観点から現在パラジウムは史上最高値を連日で更新するなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+791.60ドル(+29.8%)と、価格水準を一段切り上げて推移している。
国内のパラジウムは、急反発し最高値記録を更新するなど一段高となったNY相場を受け堅調な展開に。買取では1gあたり10,417円(+143円)と、円高に振れるも3営業日ぶりに値を上げ、反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/26 10417円 (+143円)
02/25 10274円 (-358円)
02/21 10632円 (-115円)
02/20 10747円 (+682円)
02/19 10065円 (+412円)
02/18 9653円 (+336円)
02/17 9317円 (+22円)
02/14 9295円 (+176円)
02/13 9119円 (+137円)
02/12 8982円 (+77円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,850円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1647.20ドル、パラジウムは2597.05ドル、為替は1$110円40銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格81,050円(+450円)、その他の12%金パラの買取り価格は80,850(+450円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1913円(+15円)と、本日地金の金は前日までの高値記録更新の流れが一服し9営業日ぶりに反落した一方、パラジウムが大幅高となり3営業日ぶりに反発した事から、金パラもプラス圏に反転し3営業日ぶりに上昇しました。
金やパラジウムの急騰を背景に、昨年末27日から価格水準を切り上げて推移している金パラは、本日までに1個あたり+19,000円(+23.4%)となっております。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金6,336円(-61円)、パラジウム10,417円(+143円)、銀69.19円(-2.42円)、プラチナ3,610円(-121円)と、国内貴金属はパラジウムを除いてマイナス圏へ。金はNY相場が連騰を受けた後の利確売りに押され9営業日ぶりに反落した事を映し、国内でも値を下げ9営業日ぶりに反落。前日までの最高値記録更新の流れが一服したほか、銀はやプラチナもマイナス圏で推移し続落。一方、パラジウムはNY相場が大台の2600ドル台に乗せ、歴代最高値を再更新するなど急騰した事から、国内でも3営業日ぶりにプラス圏に反転し、堅調な展開となりました。
【25日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1650.00ドル(+26.60ドル)
銀:1819.10セント(-68.50セント)
パラジウム:2647.80ドル(+126.50ドル)
プラチナ:932.30ドル(-41.90ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1661.20ドル、パラジウムは2587.35ドル、為替は1$110円48銭前後の値動きで推移しております。
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