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【金相場】週末8日のNY金相場は、堅調な米経済指標などを背景に投資家のリスク選好意欲が続く中、安全資産とされる金には売り圧力がかかり続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1248.40ドル(-4.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米政府閉鎖が回避され、税制改革に向けた議論も前進したことから市場ではこのところ明るい見方が広がっていたが、この日の雇用統計でそうした楽観が強まった。この日、米労働省が発表した11月の雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が季節調整済みで前月比22万8000人増と、市場予想の20万人増を上回った。また、失業率も前月と同じの4.1%となり、2000年12月以来約17年ぶりの低水準となった。この良好な統計結果を受けて、市場では株式などリスク資産への投資意欲が高まり、金需要は減退した。ただ、このところの売り過剰感から安値拾いが入ったほか、中東情勢への警戒もあって、午前中にはプラス圏に浮上する場面もあった。
国内の金相場は、週末のNY相場安を映すも、時間外取引での値動きや為替要因からプラス圏に振れ上昇。買取ベースでは1gあたり4,890円(+20円)と、5営業日ぶりに反発し、最近の調整地合いが一服する展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
12/11 4890円 (+20円)
12/08 4870円 (-18円)
12/07 4898円 (-14円)
12/06 4912円 (-44円)
12/05 4956円 (-5円)
12/04 4961円 (+9円)
12/01 4952円 (-4円)
11/30 4956円 (-23円)
11/29 4979円 (+15円)
11/28 4964円 (+8円)
直近10日間の金相場平均価格:4,934円/g
【パラジウム相場】週末8日のNYパラジウム相場は、このところの急伸に対する利確売りや、ドル高要因から相場を圧迫され3営業日ぶりに反落。中心限月の3月限は1トロイオンス996.40ドル(-6.55ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調に推移した前日相場の流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。その後、発表された11月の米雇用統計が、労働市場の一段の改善を示したと受け止められ外国為替市場ではドル買いが進行。ドル建てのパラジウムは割高感から相場を圧迫されると、プラチナの一段安や、利確売りが進み相場はマイナスサイドに反転した。ただ、米政府閉鎖が回避され、税制改革に向けた議論も前進したことから米国株が上昇。市場がリスクオン地合いになった事で、パラジウムも売り一巡後は小動きな展開となった。
国内のパラジウムは、週末のNY相場を映してマイナス圏で推移。買取では1gあたり3,920円(-11円)と、3営業日ぶりに値を落とし、上値追いが一服する展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/11 3920円 (-11円)
12/08 3931円 (+92円)
12/07 3839円 (+37円)
12/06 3802円 (-54円)
12/05 3856円 (-86円)
12/04 3942円 (+54円)
12/01 3888円 (-5円)
11/30 3893円 (-17円)
11/29 3910円 (+103円)
11/28 3807円 (+16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,879円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:00現在の金相場は1トロイオンス1250.70ドル、パラジウムは999.75ドル、為替は1$113円59銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格41,200円(±0円)、その他の12%金パラの買取り価格は41,000円(±0円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1,280円(±0円)と、本日地金の金はプラスに転じ上昇したものの、パラジウムが3営業日ぶりに反落した事で、12%金パラは横ばい。前日比変わらずの値動きとなりました。
現在、日相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金4.890円(+20円)、パラジウム3,920円(-11円)、銀61.46円(+0.65円)、プラチナ3,489円(-6円)と、国内貴金属はまちまちの展開に。金はNY市場では売りが勝るも時間外取引きでの戻りや、為替要因からプラス圏に転じ5営業日ぶりに上昇。また、銀は14営業日ぶりに反発し連続安が一服。一方、本日白金族のパラジウム・プラチナが共に値を下げ、パラジウムは3営業日ぶりに反落。プラチナは6日続落と軟調地合いが継続する展開となりました。
【8日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1248.40ドル(-4.70ドル)
銀:1582.30セント(+2.10セント)
パラジウム:996.40ドル(-6.55ドル)
プラチナ:ドル883.70ドル(-10.80ドル)
本日は当社定休日の為、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
18:10現在の金相場は1トロイオンス1251.75ドル、パラジウムは1010.25ドル、為替は1$113円49銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため休業となります。また、今夜は米国の11月雇用統計発表が控えており、内容によっては貴金属・為替相場共に大きく値動く場合が御座いますので、週明けの相場動向にご注視下さい。
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