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本日の地金は買取ベースで金4,775円(+20円)、パラジウム4,579円(+102円)、銀55.41円(+0.54円)、プラチナ3,234円(-38円)と、国内貴金属はプラチナを除いて堅調に推移。金はFRB議長の発言をキッカケにNY相場が堅調となった事を映して、国内でもプラス圏に転じ反発。前日の下げを戻し9日相場(約3週間)ぶりの高値となったほか、銀もプラス圏に転じ4営業日ぶりに反発。また、本日パラジウムはNY相場が直近高値を抜いて過去最高値を更新した事から、国内でも上げ幅を拡大し急騰。19日に付けた直近高値(4,552円)を更新し、史上最高値を記録しました。
【28日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1223.60ドル(+10.20ドル)
銀:1432.50セント(+24.10セント)
パラジウム:1155.30ドル(+29.90ドル)
プラチナ:826.30ドル(-9.00ドル)
18:30現在の金相場は1トロイオンス1215.90ドル、パラジウムは1134.15ドル、為替は1$113円76銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】27日のNY金相場は、ドルが上昇したことが圧迫材料となり3営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1213.40ドル(-9.00ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長が朝方の講演で、政策金利は景気を過熱も冷やしもしない中立水準に「より近づいている」との認識を示しながらも、緩やかな利上げを継続すべきだとの認識を示したことから、外国為替市場ではドル買いが進行。ドル建ての金商品は相場を圧迫され序盤より軟調に推移した。また、米国株が上昇したほか、引き続きドル堅調地合いを受けて、金は下押されこの日も売り優勢で取引きを終えた。市場の目先の注目材料は、翌28日のパウエルFRB議長による講演、29日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨。また、11月30日~12月1日には20カ国・地域(G20)首脳会議、さらにそれに合わせて中米首脳会談も開かれる見通しで、協議の行方も注視されている。
国内の金相場は、売りが優ったNY市場を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,755円(-19円)と、マイナス圏に転じ反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
11/28 4755円 (-19円)
11/27 4774円 (+13円)
11/26 4761円 (-11円)
11/22 4772円 (+32円)
11/21 4740円 (-3円)
11/20 4743円 (-12円)
11/19 4755円 (-1円)
11/16 4756円 (+16円)
11/15 4740円 (+11円)
11/14 4729円 (+21円)
直近10日間の金相場平均価格:4,753円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、ドル高を背景に圧迫されるも、株価上昇を受けて持ち直し小幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1125.40ドル(+0.70ドル)と、横ばい圏ながら小幅高となり上伸して取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長の発言をキッカケに、外国為替市場ではドル買いが台頭。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に、割高感が意識され序盤は売りが先行した。一方その後は、安値拾いや押し目買いが入り相場は反転。ドル高に上値を抑えられながらも、株式相場が上昇した事が好材料となり、結局プラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、小幅ながら上伸したNY相場を映して続伸。買取では1gあたり4,477円(+33円)と、20日相場と同額まで値戻し、約1週間ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/28 4477円 (+33円)
11/27 4444円 (+92円)
11/26 4352円 (-103円)
11/22 4455円 (+38円)
11/21 4417円 (-60円)
11/20 4477円 (-75円)
11/19 4552円 (+75円)
11/16 4477円 (+108円)
11/15 4369円 (+49円)
11/14 4320円 (+70円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,434円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1216.85ドル、パラジウムは1130.05ドル、為替は1$113円82銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格42,000円(+150円)、その他の12%金パラの買取り価格は41,800円(+150円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1093円(+4円)と、本日地金の金はマイナス圏に転じ反落したものの、パラジウムが上伸し堅調に推移した事から、金パラもプラス圏で推移し続伸。キャストウェルでは再度42,000円台にのせ、直近高値の19日相場水準に値戻す展開となりました。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
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