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本日の地金は買取ベースで金5,058円(-56円)、パラジウム3,181円(+11円)、銀68.04円(-1.3円)、プラチナ4,993円(-44円)と、先週末の海外相場安を映して国内貴金属はパラジウムを除いて軟調に推移。金・銀は2営業日続落し、プラチナは4営業日ぶりにマイナス圏へ。一方、パラジウムは海外相場では値を下げたものの、国内では為替要因から小反発。前営業日の下げ幅を戻し、本日貴金属では唯一値を上げております。
【6日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1234.60ドル(-28.10ドル)
銀:1669.40セント(-50.20セント)
パラジウム:781.30ドル(-14.40ドル)
プラチナ:1221.60ドル(-28.10ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1268.10ドル、パラジウムは794.25ドル、為替は1$117円37銭前後の値動きで推移しております。
今夜は米の主要経済指標の1つ、1月雇用統計発表が控えており内容によっては貴金属・為替相場共に大きく値動く場合が御座います。週明けの相場動向にご注視下さい。
5日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス795.70ドルと、前日比+5.50ドル値を伸ばして2営業日続伸した。この日のパラジウムは前日の買い優勢の流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移。途中、金やプラチナが軟調に推移した事を眺めパラジウムもつられる形で売り圧力が高まったが、その後は株式相場が上昇した事や、プラチナの切り返し、需給逼迫懸念を背景に再び買い戻され相場は急反発。結局プラス圏でこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は小反落。買取ベースでは3,170円(-11円)と、小幅に値を下げマイナスに転じました。
今週5日間の国内パラジウムは、値を上げた日が2日(3日・5日相場)、値を下げた日が3日(2日・4日・6日)となっており週間ではやや上げ幅を伸ばしたもののほぼレンジ内で推移。週明け2日は、前週末の海外相場では小幅に反発するも、国内相場では円高要因から値を下げ続落。翌3日は週明けの海外相場が株高や、ウクライナ情勢の再緊迫化を警戒され大きく反発。海外相場高を映し国内相場も急反発し最近の安値圏から持ち直しました。翌4日は小幅ながら値を下げたものの、昨日は海外相場がおよそ1週間ぶり(先週28日相場)の高値に切り返した事から、国内相場も上昇し先月29日相場以来1週間ぶりの価格水準へ回復。本日は海外相場では上伸したものの、国内では為替が円高に振れた事を映して小安く推移しマイナスに転じました。
今週の国内パラジウム相場は、最高値:3,181円(2/5相場)、最安値:3,089円(2/2相場)、5営業日の平均価格は3,147円/gとなっており、ほぼ前週相場(平均3142.6円/g)と同価格水準での値動きとなっております。
《今週5営業日のパラジウム相場価格推移》
02/06 3170円 (-11円)
02/05 3181円 (+27円) ※最高値
02/04 3154円 (-5円)
02/03 3159円 (+70円)
02/02 3089円 (-32円) ※最安値
5営業日のパラジウム平均価格相場:3,147円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在のパラジウム相場は795.55ドル前後の値動きで推移しております。
5日のNY金相場は小反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1262.70ドル(-1.80ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、米の雇用統計発表を控え様子見姿勢からポジションを取り辛い状況の中、序盤はギリシャ債務問題を背景に逃避買いが進んだ事から上昇。その後は、米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数が前週より増加したものの、事前予想を下回り減少した事を受けて上げ幅を縮小。また、株式相場が大きく上昇した事からも相場を圧迫し、金はマイナス圏に沈んで取引きを終えた。市場では今夜発表される米の1月雇用統計に関心が高まっており、就業伸び率の他に前回統計の際にもインパクトを与えた、平均賃金の伸び率にも注目している。
国内の金相場は海外相場安や為替要因から反落。買取ベースでは1gあたり5,114円(-22円)と、マイナスに転じ反落となりました。
今週5営業日(2月2日~2月6日)の金の値動きは、値を上げた日が2日(2日・5日)、値を下げた日が3日(3日・4日・6日)。週明けの国内相場は、前週末に海外相場が冴えない内容となった米のGDP(国内総生産)を背景に買われ、1日の上げ幅では2週間ぶりの大きさまで上伸した事から、国内相場でもプラスに転じ3営業日ぶりに反発。翌営業日3日は、前日の海外相場安や為替が円高に振れた事を映して国内でも小幅に値を下げ、翌4日もギリシャ不安が緩和された事を受けて、リスク回避姿勢の後退から金は相場を圧迫し続落。昨日5日は、海外相場がプラスに転じた事から、国内でも反発し3営業日ぶりにプラス圏へ。本日は海外相場が雇用統計を見極めたいとした動きから様子見姿勢が強かったものの、株高に押される形で相場を圧迫され小反落。国内でもマイナスに転じた海外相場を映して値を下げました。今週5営業日の金相場は、最高値:5,168円(2/2相場)、最安値:5,105円(2/4相場)、平均価格は5,134円/g。5日間の値動きは以下の通り。
【今週5営業日の金相場価格推移(買取ベース)】
02/06 5114円 (-22円)
02/05 5136円 (+31円)
02/04 5105円 (-42円) ※最安値
02/03 5147円 (-21円)
02/02 5168円 (+42円) ※最高値
今週5営業日の金平均価格:5,134円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1266.90ドル、為替は1$117円39銭前後の値動きで推移しております。
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