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先週末19日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1196.0ドル(+1.20ドル)と、小幅ながら3営業日続伸して取引きを終了。この日の金相場は、方向感に乏しく全体的に薄商いの相場展開の中、最近の安値反動による買い戻しや、FOMC通過後の相場の安定を支持された事を背景に序盤より前日終値を上回って推移。また、原油相場が持ち直された事を好感され金相場は一時1200ドルを越える場面もあったが、外為市場ではドルが各主要通貨に対し上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫された事や、米株式相場が上値追いの展開となった事から、安全資産としての金は相対的に売られ上げ幅を縮小し、一時マイナス圏に沈下した。しかし、その後は原油価格が上伸し堅調に推移した事や、週末を前にした持ち高調整から再び金は買い戻され、結局終値では前日比1.20ドル高(+0.1%)と、 小幅ながらプラス圏を維持して週末の取引きを終えた。
先週末(19日)のNY金相場は、前週末(12日)終値比 1トロイオンス-26.50ドル(-2.1%)と、米のFOMCによる早期利上げ観測が意識された事や、原油相場安が主要因となり、3週ぶりにマイナスで越週となりました。
5営業日(15日~19日) の金平均価格は1トロイオンス1197.46ドルと、前週平均比(8日~12日 :1220.88ドル)では、-23.42ドル(-1.9%)。 5営業日の値動きは以下の通り。
《NY金相場 先週の値動き(15日~19日)》
12/15 1207.70ドル (-14.80ドル)
12/16 1194.30ドル (-13.40ドル)
12/17 1194.50ドル (+0.20ドル)
12/18 1194.80ドル (+0.30ドル)
12/19 1196.00ドル (+1.20ドル)
※前週末比:1トロイオンス-26.50ドル(-2.1%)
(5営業日の金平均価格:1トロイオンス1197.46ドル)
国内金相場は前週末の海外相場高を映して続伸。買取ベースでは1gあたり4,913円(+9円)と、小幅ながら値を上げ3営業日続伸となりました。
11:10現在の金相場は1トロイオンス1197.85ドル前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格35,100円(+300円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は34,700円(+300円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,095円(+10円)と、本日地金が揃って続伸した事から、歯科用金パラも3営業日続伸。先週15日相場以来1週間ぶりの高値に値戻し、キャストウェルでは再び35,000円越えとなりました
本日の地金は買取ベースで金4,913円(+9円)、パラジウム3,278円(+70円)、銀65.78円(+1.19円)、プラチナ4,900円(+3円)と、国内貴金属は先週末の海外相場高や、為替が円安に振れた事から総じて続伸。金・銀は共に小高く推移し3連日高と堅調に推移。白金族のパラジウムは週末の海外相場が大きく続伸した事もあって、国内相場も急伸。12日相場以来およそ10営業日ぶりの高値圏へ回復しました。プラチナも小幅ながら値を伸ばし、4,900円台へ価格をのせております。
【19日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1196.0ドル(+1.20ドル)
銀:1603.0セント(+9.60セント)
パラジウム:805.10ドル(+12.95ドル)
プラチナ:1197.0ドル(-0.10ドル)
※本日は当社定休日の為、通常業務は行なっておりません。
各お問い合わせは、週明け月曜日にご対応させて頂きます。
18日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1194.80ドル(+0.30ドル)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を上げて取引きを終了。この日は、前日取引き後に発表された米のFOMC声明や、FRBイエレン議長の会見を受け金は一時的に売り込まれたが、その後徐々に買い戻され下げ幅を縮小。途中、スイス国立銀行(中央銀行)が、同国通貨フランの上昇阻止を狙い、マイナス金利の導入を発表した事をきっかけに買いが加速。寄り付き前の電子取引では一時1213.90ドルまで上昇するなど直近高値を付けた。しかし、その後は米株式相場が上昇した事や、外為市場ではドル買いが進んだ事から相対的に金は相場を圧迫。また、原油相場が下げに転じた事も材料視され上げ幅を消化し、結局この日も前日同様に小幅高で取引きを終えた。
国内の金相場は小高く推移した海外相場や、為替が円安に振れた事を映して続伸。買取ベースでは1gあたり4,904円(+34円)と堅調に値を伸ばし、週初め15日相場ぶりに4,900円台へ回復しました。
今週5営業日の金相場は、値を上げた日が2日(18日・19日)、下げた日は3日(15日・16日・17日)となっており、売り買いまちまちの値動きで推移。週前半は原油相場の一段安への警戒や、米のFOMCを前に早期利上げ観測が強まった事を受けて海外相場が軟調に推移。また、外為市場では為替が円高に振れた事もあり、国内相場は3連日安で推移し、最近の上昇相場が一服。17日には1日相場以来およそ2週間ぶりの安値へ値戻すなど調整されましたが、昨日18日は海外相場が小幅ながらプラスに転じた事や、為替が円安に振れた事もあり国内相場は反発。本日も海外相場高や、円安要因から国内相場は続伸し、買取では4,900円台へ価格をのせるなど最近の安値から持ち直しました。
週間では最高値:4,962円(15日相場)、最安値:4,826円(17日相場)、平均価格は4881.4円/gとなっており、前週5営業日平均(8日~12日:4993.2円)に対し1gあたり-111.8円と、6週ぶりに前週平均比マイナスとなりました。
≪今週5営業日の金相場価格推移(買取ベース)≫
12/19 4904円 (+34円)
12/18 4870円 (+44円)
12/17 4826円 (-19円) ※最安値
12/16 4845円 (-117円)
12/15 4962円 (-45円) ※最高値
5営業日の金平均価格:4881.4円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1199.05ドル、為替は1$118円99銭前後の値動きで推移しております。
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