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本日地金の金は引き続き軟調に推移したものの、銀の続伸に加え、パラジウムが8営業日ぶりにプラス圏に転じた事から、12%金パラも同様に8営業日ぶりに反発。GC キャストウェル M.C.の買取り価格28,00円(+150円)、その他の12%金パラの買取り価格は27,700円(+150円)
今週5営業日の金パラは、値を上げた本日27日を除いて全日マイナス圏で推移するなど、先週相場の流れを引き継ぎ軟調に推移。先週より再燃した米の早期利上げ観測の高まりを受けて、貴金属相場がここ最近の高値から総じて売りに反転し、金パラも昨日26日には先月8日相場以来およそ1か月半ぶりの安値に値戻すなど調整地合いの展開となりました。先月中旬より貴金属の上昇を受けて一段高となった金パラは、5月現在までに水準を切り下げ、4月初め~中ごろ辺り(キャストウェル:28,000円前後)の価格水準に戻して推移しております。
週間高値は28,700円(23日:キャストウェルベース)、安値は27,850円(26日相場)、平均価格は28,160円/個となっており、平均では前週平均29,230円/個に対して1個あたり-1070円と、3週連続でマイナス推移となりました。5日間の値動きは以下の通り。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
05/27 28000円 (+150円)
05/26 27850円 (-50円)
05/25 27900円 (-450円)
05/24 28350円 (-350円)
05/23 28700円 (-50円)
5営業日の金パラ平均相場:28,160円
昨年末12月~5月現在までの値動きは以下の通り。※キャストウェルベース
(昨年12月)
最高値:29,550円(12/7相場)
最安値:28,400円(12/3相場)
平均価格:28,860円
(1月)
最高値:28,100円(1/5相場)
最安値:26,400円(1/13相場)
平均価格:27,181円
(2月)
最高値:28,300円(2/15相場)
最安値:27,300円(2/25相場)
平均価格:27,888円
(3月)
最高値:30,000円(3/23相場)
最安値:27,700円(3/1相場)
平均価格:29,343円
(4月)
最高値:30,050円(4/28相場)
最安値:27,850円(4/8相場)
平均価格:28,765円
(5月 ※16営業日現在)
最高値:29,600円(5/12相場)
最安値:27,850円(5/26相場)
平均価格:28,934円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】26日のNY金相場は、このところの連続安による売り過剰感から序盤は買い戻しが先行するも、米国住宅指数の上昇や、引き続き同国の早期利上げ観測に相場を圧迫され売りに反転した。中心限月の6月限は1トロイオンス1220.40ドル(-3.40ドル)、7営業日続落し、中心終値では先月4日相場以来の安値に戻して取引きを終了。この日発表の米国の4月耐久財受注で設備投資関連の落ち込みが懸念される中、ドル買い・ユーロ売りが一服し、ユーロが対ドルで若干買い戻されたことを支援材料に金相場はプラス圏に浮上した。加えて、前日まで6営業日続落していたこともあり、ショートカバーや安値拾いの買いも入ったことから序盤は堅調な動きとなった。しかしその後は、4月中古住宅販売成約指数が大きく上昇したほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の早期利上げに関して前向きな発言があったことを受け、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが再燃。相対的に相場を圧迫された金は結局売り優勢で引けた。市場では翌27日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演内容に関心が高まっている。
国内の金相場は、引き続き売りが継続したNY相場の値動きを映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,624円(-16円)と、直近では最長の7営業日続落し、前日相場同様に、先月19日相場以来およそ1ヶ月ぶりの安値継続となりました。
《本日までの5月の金相場価格推移(買取)》
05/27 4624円 (-16円)
05/26 4640円 (-14円)
05/25 4654円 (-52円)
05/24 4706円 (-35円)
05/23 4741円 (-19円)
05/20 4760円 (-13円)
05/19 4773円 (-21円)
05/18 4794円 (+6円)
05/17 4788円 (+14円)
05/16 4774円 (+15円)
05/13 4759円 (-1円)
05/12 4760円 (±0円)
05/11 4760円 (+53円)
05/10 4707円 (-49円)
05/09 4756円 (+39円)
05/06 4717円 (-8円)
05/02 4725円 (-50円)
5月現在の金相場平均価格:4,732円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、このところの売り過剰感や、原油相場の節目超えが支援材料となり買い優勢に。中心限月の6月限は1トロイオンス543.40ドル(+13.00ドル)と、4営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、ここ最近の連続安による売り過剰感から序盤より買い戻しが入り堅調に推移した。また、外為市場ではドル高が一服したことによる割安感や、原油相場が朝方に一時50.21ドルと、昨年10月9日以来およそ7カ月半ぶりの高値を付け節目を超えたことが支援材料となり、パラジウムも上げ幅を拡大した。その後、米国の4月中古住宅販売成約指数が急伸するなど良好な内容となったことや、FRB高官による早期利上げに関するタカ派的な発言が意識され、ドル買いが再燃。ドル高に相場を圧迫されたほか、利益確定売りが出た原油反落を眺めてやや上げ幅を縮小するも、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、NY相場が4営業日ぶりに大幅反発した事を映して上昇。買取では1gあたり2,009円(+43円)と、8営業日ぶりにプラスに転じ、再び2,000円台に値戻す展開となりました。
《本日までの5月のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/27 2009円 (+43円)
05/26 1966円 (±0円)
05/25 1966円 (-48円)
05/24 2014円 (-49円)
05/23 2063円 (±0円)
05/20 2063円 (-65円)
05/19 2128円 (-16円)
05/18 2144円 (-27円)
05/17 2171円 (+6円)
05/16 2165円 (-11円)
05/13 2176円 (-38円)
05/12 2214円 (+38円)
05/11 2176円 (+65円)
05/10 2111円 (-71円)
05/09 2182円 (+27円)
05/06 2155円 (-75円)
05/02 2230円 (-54円)
5月現在のパラジウム相場平均価格:2114円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1218.40ドル、パラジウムは542.05ドル、為替は1$109円87銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格28,000円(+150円)、その他の12%金パラの買取り価格は27,700円(+150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が868円(+15円)と、本日地金の金は引き続き軟調となった一方で、銀の続伸や、パラジウムがプラスに転じた事から、12%金パラも反発。8営業日ぶりにプラスに転じ、ここ最近の連続安が一服する展開となりました。
本日の地金は買取ベースで金4,624円(-16円)、パラジウム2,009円(+43円)、銀61.24円(+0.11円)、プラチナ3,762円(-3円)と、国内貴金属はまちまち。金は引き続き軟調に推移したNY相場を映して、国内でも下げが継続し直近では最長の7日続落。前日相場同様に、先月19日相場以来およそ1ヶ月ぶりの安値継続となった一方で、銀は堅調に推移し続伸。また、白金族はパラジウムが大幅反発したNY相場を受けて、国内でも上昇し8営業日ぶりにプラスに転じ、プラチナは小幅安となり4日続落となりました。
【26日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1220.40ドル(-3.40ドル)
銀:1634.30セント(+0.70セント)
パラジウム:543.40ドル(+8.20ドル)
プラチナ:995.80ドル(+1.00ドル)
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