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【金相場】27日のNY金相場は新規材料に乏しい中、ドル高基調の継続や、米の年内利上げ観測を背景に売りが優勢となり続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1185.60ドル(-1.30ドル)と、小幅ながら値を下げ4営業日続落して取引きを終了。この日は主要な米経済指標の発表もない中、序盤は前日の下げに対する反動から買いが優勢となった。ただ、前日同様にドル高に相場を圧迫されたほか、先日の講演でFRBイエレン議長が年内の利上げ実施に前向きな姿勢を示す発言をしていた事から、早期利上げが意識された事も金にとっては売り材料となり軟調に推移した。途中、ドルの上昇が一服した事から再び買い戻される場面もあったが、米の株価上昇が重しとなり、結局小幅安でこの日の取引きを終えた。
国内の金相場は海外相場では引き続き軟調に推移したものの、為替が円安・ドル高に振れた事を映して反発。買取ベースでは1gあたり5,053円(+21円)と、再び直近の高値を上抜いて、2月12日相場以来およそ3ヵ月半ぶりの高値を付けました。
《5月現在の金相場価格推移(買取)》
05/28 5053円 (+21円) ※最高値
05/27 5032円 (-15円)
05/26 5047円 (+10円)
05/25 5037円 (+18円)
05/22 5019円 (-14円)
05/21 5033円 (+22円)
05/20 5011円 (-28円)
05/19 5039円 (+24円)
05/18 5015円 (+9円)
05/15 5006円 (+29円)
05/14 4977円 (+55円)
05/13 4922円 (+23円)
05/12 4899円 (-10円)
05/11 4909円 (+30円)
05/08 4879円 (-20円)
05/07 4899円 (+24円)
05/01 4875円 (-57円) ※最安値
本日まで5月の金相場平均価格:4980円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の6月限は1トロイオンス785.00ドル(+4.60ドル)と、他貴金属が軟調に推移した中、唯一プラスに転じて取引きを終了。序盤のパラジウムは、前日の下げに対する反動から買い戻され小高く推移。途中、ドル高に相場を圧迫された事や、金をはじめ他貴金属が値を下げた事を眺めパラジウムもつられる形で売りが優勢となる場面もあったが、ギリシャ問題の楽観的見方の広がりや、米の株式相場の上昇が好感され相場を切り返した。また、このところの良好な内容を示した米経済指標から、同国の景気拡大観測の高まりを意識した買いも入り、この日は先週18日相場ぶりの高値で引けた。
国内のパラジウム相場はプラスに転じた海外相場や、為替が円安・ドル高に振れた事から5営業日続伸。買取ではgあたり3,326円(+32円)と堅調に推移し、3月11日相場来およそ2か月半ぶりの高値を更新。上値追いとなった5日間の上げ幅は1gあたり+108円と、率では+3.2%上昇し、買取では同日ぶりに3,300円台へ上伸するなど、価格水準を一段切り上げて推移しております。
《5月現在のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/28 3326円 (+32円) ※最高値
05/27 3294円 (+22円)
05/26 3272円 (+16円)
05/25 3256円 (+27円)
05/22 3229円 (+11円)
05/21 3218円 (-6円)
05/20 3224円 (+11円)
05/19 3213円 (-11円)
05/18 3224円 (+38円)
05/15 3186円 (-22円)
05/14 3208円 (-10円)
05/13 3218円 (+5円)
05/12 3213円 (-59円)
05/11 3272円 (+75円)
05/08 3197円 (-38円)
05/07 3235円 (+54円)
05/01 3181円 (±0円) ※最安値
本日までの5月のパラジウム相場平均価格:3233円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1188.55ドル、パラジウムは786.10ドル、為替は1$124円12銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取り価格36,050円(+150円)、その他の歯科用12%金パラの買取り価格は35,650円(+150円)、開封品の金パラジウム買取り価格が1,124円(+5円)と、本日地金の金・パラジウムが共に値を上げ、ここ最近の高値を付けた事から12%金パラは上伸。先日付けた高値を上抜き、連日で過去最高値を記録しました。為替要因に伴う地金の高騰から12日以降、上値追いの展開が続いている金パラは、価格水準を急速に切り上げ、現在一段高で推移しております。
本日の地金は買取ベースで金5,053円(+21円)、パラジウム3,326円(+32円)、銀70.64円(-0.10円)、プラチナ4,776円(-8円)と、国内貴金属は金・パラジウムが値を上げ、銀・パラジウムが下げるなど売り買いまちまち。金は海外相場では小安く推移したものの為替が円安に振れた事からプラス圏に浮上し反発。直近高値を再び上抜き、2月12日相場以来およそ3ヵ月半ぶりの高値を更新しました。銀・プラチナは昨日に続き軟調に推移した一方、パラジウムは海外相場でプラスに転じたほか、ドル高・円安要因から国内相場は一段高へ。本日を含め5日連続高と堅調に推移し、3月11日相場来およそ2か月半ぶりの高値を更新。また、買取では同日ぶりに3,300円台へ上伸するなど、価格水準を切り上げております。
【27日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1185.60ドル(-1.30ドル)
銀:1664.70セント(-9.90セント)
パラジウム:785.00ドル(+4.60ドル)
プラチナ:1119.00ドル(-5.10ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1189.45ドル、パラジウムは785.90ドル、為替は1$123円05銭前後の値動きで推移しております。
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