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本日の地金は買取ベースで金4,869円(-97円)、パラジウム3,380円(±0円)、銀65.45円(-1.19円)、プラチナ4,790円(-89円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて反落。金は前週末の海外相場安を映して年初来安値を付け、昨年12月25日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの安値へ。銀・プラチナもマイナスに転じ軟調に推移しました。一方、パラジウムは海外相場では値を下げたものの、為替がドル高に振れた事から相殺され、3日連続で前日比変わらずの横ばい。現在方向感がないまま高止まりしております。
【6日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1164.30ドル(-31.90ドル)
銀:1580.70セント(-35.10セント)
パラジウム:818.15ドル(-6.90ドル)
プラチナ:1158.80ドル(-21.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1195.10ドル、パラジウムは825.50ドル、為替は1$120円11銭前後の値動きで推移しております。
今夜は米の2月雇用統計発表が控えており、内容によっては貴金属・為替相場共に大きく値動く場合が御座います。週明けの相場動向にご注視下さい。
本日パラジウムに値動きは無かったものの、金・銀が円安要因から小幅に値を上げた事を受け、歯科用金パラも3営業日ぶりに反発。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は35,750円/個、その他の12%金パラの買取り価格は35,350円/個(共に前日比+50円)。
前日の海外相場ではドル高に押される形で貴金属は軟調に推移したものの、国内では為替が円安・ドル高に振れた事を映してパラジウムを除いて小反発。金パラも昨日の下げ幅を値戻し、小幅ながら3営業日ぶりにプラスに転じました。
今週5営業日の金パラの値動きは、値を上げた日が3日(2日・3日・6日)、下げた日が2日(4日・5日)と、レンジ相場ながらもパラジウムの高騰に伴い、過去最高値圏で推移し堅調地合い。週初め2日は金・パラジウムが共に続伸し、中でもパラジウムが上伸した事から、金パラも過去最高値を更新するなど価格水準を切り上げ一段高へ。翌日もパラジウムが昨年8月以降では最長の6営業日続伸し、およそ14年ぶり(2001年2月23日相場以来)の高値を付けた事から、金パラも連日で過去最高値を更新。キャストウェルでは35,850円と高騰しました。4日、5日は金が値を下げたほか、パラジウムの上伸が一服した事を受け、金パラも2営業日続落。本日はパラジウムは前日比変わらずの横ばいとなりましたが、金・銀が円安要因から小幅に値戻した事で、金パラも3営業日ぶりにプラスに転じました。
5営業日の最高値は35,850円(3日相場:キャストウェルベース)、最安値は35,700円(5日相場)。5日間の平均価格は35,750円/個となっており、前週5日間の平均比(2月23日~27日:35,040円/個)では1個あたり+710円と、率では+1.9%。また、週間では3週連続プラスで越週となり、過去最高値水準で推移しました。
《今週5営業日の12%金パラ価格推移(キャストウェルベース)》
03/06 35750円 (+50円)
03/05 35700円 (-50円)
03/04 35750円 (-100円)
03/03 35850円 (+150円) ※最高値
03/02 35700円 (+250円) ※最安値
5営業日の金パラ平均相場:35,750円/個
※前週平均比+710円/個(+1.9%)
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
【金相場】5日のNY金相場は、ドル高を背景に相場を圧迫され4営業日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1196.20ドル(-4.70ドル)と、米の雇用統計を控えた様子見から全体的に小動きとなった中、およそ1週間振り(2月24日相場)に1200ドルを割り込んで取引きを終了。朝方発表された米の経済指標(四半期非農業部門労働生産性-改定値・新規失業保険申請件数 )が、下振れた事から弱含んでいた金はマイナス圏から切り返し、序盤はやや買いが優勢で推移。その後、欧州中央銀行(ECB)の理事会で量的緩和策に関する具体的内容が示された事から、外為市場ではユーロ安・ドル高が一段と加速し、ユーロは対ドルでおよそ11年半振りの安値へ軟化。ドル高に押された金の上値は重かったものの、一方で大規模な金融緩和を背景に市場の余剰資金が金市場にも流入しやくなるとの思惑もあり、前日終値を挟むなど売り買いまちまちの小動きで推移した。その後、米の1月製造業新規受注が予想に反して低調となった事で、金は上昇しプラス圏に浮上するも、米の雇用統計を明日に控えた様子見から、引けにかけて手仕舞い売りに相場を圧迫され、結局マイナス圏に沈んでこの日の取引きを終えた。
欧州中央銀行(ECB)は5日の理事会で、「量的緩和策」に関して国債などの買い入れを9日から始めることを決定。また、期間は少なくとも2016年9月まで継続する見通しを示した。主要政策金利は従来通り過去最低の0.05%に据え置くとした。ECBは前回(1月22日)の理事会で国債などのユーロ建て資産を月600億ユーロ買い取る「量的緩和策」の導入を決めたが、今回は「いつ」、「どのような形」で実施するのかが、理事会の課題だった。今回の理事会では3月中に域内の19中銀に加えてECBも買い取りを始め、どの債券を購入したかを定期的に公表する段取りなどを協議したとみられる。公表を受けて外為市場ではユーロが主要通貨に対して一段と下落し、対ドルではおよそ11年半ぶりの安値水準まで下落した。
国内の金相場は、前日の海外相場では値を下げたものの、為替が円安・ドル高に振れた事を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,966円(+5円)と昨日の下げ幅を値戻し、4営業日ぶりにプラスに転じました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
03/06 4966円 (+5円)
03/05 4961円 (-4円)
03/04 4965円 (-32円)
03/03 4997円 (-21円)
03/02 5018円 (+42円)※最高値
02/27 4976円 (+39円)
02/26 4937円 (-1円)
02/25 4938円 (+4円)
02/24 4934円 (-9円) ※最安値
02/23 4943円 (-18円)
直近10日間の金相場平均価格:4,964円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス825.05ドル(-5.60ドル)と、ドル高を背景に相場を圧迫され、2営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、方向感に乏しく全体的に薄商いとなった中、序盤は中国経済の成長率鈍化観測を受けて売りが先行。また、この日発表された米の経済指標(四半期非農業部門労働生産性-改定値・新規失業保険申請件数・製造業新規受注)が、それぞれ低調な内容となった事も売り材料視となった。このほか、欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会で、1月に決定した量的緩和策について9日から資産購入を開始すると発表。これを受けて、ユーロ安・ドル高が一段と加速し、ドル建てのパラジウムは相場を圧迫された。ただ、大規模な金融緩和を背景に、伸び悩んでいる欧州経済を活性化するとの思惑や、金をはじめプラチナが一時的に切り返した動きを眺めて、パラジウムも買い戻される場面もあり下値は限定的だった。
国内のパラジウム相場は前日の海外相場では軟調に推移したものの、為替要因から相殺され横ばい。買取では1gあたり3,380円(±0円)と、2日連続で前日比変わらずとなり、現在買取では3,300円台後半と高止まりしております。
《直近10日間のパラジウ相場価格推移(買取)》
03/06 3380円 (±0円)
03/05 3380円 (±0円)
03/04 3380円 (-6円)
03/03 3386円 (+49円) ※最高値
03/02 3337円 (+38円)
02/27 3299円 (+27円)
02/26 3272円 (+43円)
02/25 3229円 (+32円)
02/24 3197円 (+16円)
02/23 3181円 (-16円) ※最安値
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,304円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1199.80ドル、パラジウムは828.90ドル、為替は1$120円0銭前後の値動きで推移しております。
総数11012件 9556~9560件目を表示