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【金相場】週末15日のNY金相場は、景気低迷の長期化や米中対立激化への懸念を背景に、買い地合いが強まり4日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1756.30ドル(+15.40ドル)と、上げ幅を拡大し、中心終値では2012年10月ぶりの高値を記録した4月14日相場(1768.90ドル)以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日発表された4月の米国小売売上高は前月比-16.4%と、過去最大の減少幅を2カ月連続で更新。また、5月のニューヨーク州製造業景況指数は-48.5と、過去最低だった前月(-78.2)から改善したものの、引き続き厳しい結果となった。これら低調な経済指標を受けて、金商品は逃避需要から買いが強まり急伸。加えて、米商務省が中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化すると発表。トランプ大統領は今週、中国との断交の可能性に言及しており、米中対立激化への懸念も広がっている事が金の買いを後押しし、一段高となった。
国内の金相場は、安全資産として買われ一段高で引けた週末のNY相場を映し7日続伸と上げ幅を拡大。買ベースでは1gあたり6,603円(+88円)と、初の6,600円台に浮上。歴代高値の4月24日相場(6,516円)を大きく上抜き、史上最高値を記録しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/18 6603円 (+88円)
05/15 6516円 (+60円)
05/14 6455円 (+37円)
05/13 6418円 (+7円)
05/12 6411円 (+5円)
05/11 6406円 (+5円)
05/08 6401円 (+101円)
05/07 6300円 (-129円)
04/27 6504円 (-12円)
10日間の金相場平均価格:6,444円/g
【パラジウム相場】週末15日のNYパラジウム相場は、値頃感による安値拾いや、他貴金属の上昇、原油高を背景に買いが強まり急伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1857.90ドル(+59.70ドル)と、月初の1日相場(1887.10ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、このところの調整地合いから値頃感が意識され、時間外取引より買いが先行した。また、原油相場が中国需要の回復を背景に約2ヶ月ぶり(3月半ば)の水準に浮上した事が好感され、パラジウムも連れて急騰。相場は一時1878ドル超まで上昇し一段高となった。途中、発表された米国経済指標(4月小売売上高、5月NY州製造業景況指数)が、低調な内容となった事で下押される場面もあったが、金をはじめ他貴金属の上昇や、週末を控えた持ち高調整、押し目買いが入り、そのまま高値圏で引けた。
国内のパラジウムは、急伸し2週間ぶりの高値圏に浮上したNY相場高を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり7,128円(+121円)と、堅調に推移し、12日相場(1週間)ぶりの高値に値戻しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/18 7128円 (+121円)
05/15 7007円 (+66円)
05/14 6941円 (-110円)
05/13 7051円 (-160円)
05/12 7211円 (+99円)
05/11 7112円 (+50円)
05/08 7062円 (+247円)
05/07 6815円 (-473円)
04/28 7288円 (-385円)
04/27 7673円 (+176円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,129円/g
11:45現在の金相場は1トロイオンス1776.90ドル、パラジウムは1959.45ドル、為替は1$107円11銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格70,000円(+1600円)、その他の12%金パラの買取り価格は69,800円(+1600円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1,580円(+36円)と、本日地金の金が歴代高値を上抜き、史上最高値を記録するなど一段高となったほか、パラジウムも上げ幅を拡大し堅調に推移した事から、金パラも値を上げ急伸。4月27相場以来およそ3週間ぶりの高値となり、キャストウェルでは同日ぶりに70,000円台に値戻しました。
現在、貴金属は世界情勢や為替動向など様々な要因から価格変動が激しくなっており、金パラ相場も値動きが荒く乱高下する場合が御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金6,603円(+88円)、パラジウム7,128円(+121円)、銀62.92円(+4.18円)、プラチナ3,029円(+120円)と、国内貴金属は週末のNY市場を映し総じて一段高に。金は低調な米国経済指標や、リスク回避目的からNY相場がおよそ1ヶ月ぶりの高値を付けた事を受け、国内でも上げ幅を拡大し直近では最長の7日続伸。歴代高値の4月24日相場(6,516円)を大きく上抜き、史上最高値を記録したほか、銀も急伸し3月6日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値に浮上。また、白金族のパラジウム・プラチナも共に急伸し、パラジウムは1週間ぶり、プラチナは3月12日相場(3,172円)以来およそ2ヶ月ぶりの高値を付け、同日ぶりに3,000円台に回復しました。
【15日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1756.30ドル(+15.40ドル)
銀:1707.00セント(+91.40セント)
パラジウム:1857.90ドル(+59.70ドル)
プラチナ:817.10ドル(+42.10ドル)
本日は当社定休日のため通常業務は行なっておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
17:35現在の金相場は1トロイオンス1750.65ドル、パラジウムは1818.90ドル、為替は1$107円06銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため休業となります。週明けの相場動向にご注視下さい。
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